危機に備える動き
世界各国で秋冬のエネルギー価格高騰やエネルギー不足に備える動きが活発です。
「エネルギー危機が深刻化している欧州連合(EU)では、急騰する電力・天然ガス価格の抑制を目指し、ガス価格への上限設定や電力デリバティブ取引の一時停止といった異例の措置が、閣僚レベルで検討される見通しだ。」
続いてドイツ
「ショルツ首相率いる連立政権は、電力価格の高騰に苦しむ家計を支援するため約650億ユーロ(約9兆円)規模の救済計画で合意した。欧州はこの数十年間で最も厳しいエネルギー不足に見舞われている。」
G7
「主要7カ国(G7)は2日、ロシアのエネルギー収入を制限するため、同国産石油の取引価格に上限を設定することで合意した。」
G7とは
Group of Seven(グループ・オブ・セブン)の略で、日本、アメリカ、カナダ、フランス、イギリス、ドイツ、イタリア及びEUで構成される政府間の政治フォーラムである。(wikiより)
日本
「首相は、輸入小麦の政府売り渡し価格を10月以降も据え置くとし、「麺やパンの値上がりを抑えていく」と強調。また、畜産農家が支払う飼料代負担が増加しないよう、支援を拡充するとした。 地方自治体の生活困窮者支援策などに活用されている1兆円の地方創生臨時交付金についても増額を改めて表明。「物価高騰対応により重点的、効果的に活用される仕組みへ見直す」と語った。」
北半球はこれから寒くなる季節なので、各国で支援策が出てきています。
また、同時に起こっている物価高騰をどこまで抑えきれるか、引き続き資金を注入しながら乗り越えようとしています。
この動きの結果がどう出るのかは判りませんが、今のところ過度な悲観や不安煽りは精神的にも不健康なので止めておきましょう。
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