見出し画像

邦楽と洋楽のリズムの雰囲気の違い〜超絶自己流〜

先日またまた嬉しいことがあった。嬉しすぎて10日続いた禁酒を解いてしまった。もはや解酒(禁酒を解くこと)するために禁酒してるまである。今回もまったくもってとても良い解酒である。

先日の演奏にてリハの時に何気なくChicのGood Timesのベースラインを弾いていたら2人の外国の方がすぐに気づいてカホンやボンゴを叩いて反応してくれた。リハだったので長くはできなかったが今まで洋楽の雰囲気を求めて研究してきた自分にとって夢のような時間だった。俺がGood Timesを弾いてることに気付いた時の2人のキラキラした顔をはっきりと覚えている。音楽って共通言語なんだと実感できた貴重な時間だった。多分一生忘れない。色々話とかしたかったけど持ち前のシャイボーイが出てしまいそそくさと帰ってきてしまった。今喜びがジワジワと来ている。酒がうまい。

今回のリズム研究報告はズバリ邦楽と洋楽のリズムの感じ方の違い〜超絶自己流一平式〜である。前回のブログに少し書いたヤツ。

邦楽は「トット・エンヤー」に聞こえて洋楽は「エンヤー・トット」と聞こえるなと自分は感じる。リズムトレーニング歩きをしながら色々な曲を聴いてたらそう感じていることに気がついた。無意識の感覚に気付くことはなかなか難しいため気付いた時はオレグッジョブ!と喜んだ。

この2曲を聴き比べてみた。

聴き比べる時はスピーカーで聴くと一番聴き分けしやすいと思う。やむなくスマホの場合はイヤホンかヘッドホンで聴くとスマホスピーカーよりは分かりやすいと思う。やり方はドツタツという8ビートをドツとタツのところをエンヤーとトットを心の中で唱えながら聴く、という感じ。カーティスの方とヒゲダンの方、それぞれエンヤー・トットとトット・エンヤーで4種類試してみて欲しい。

自分の感覚だと
カーティスをエンヤー・トット
←しっくりくる

カーティスをトット・エンヤー
←違和感ある

ヒゲダンをエンヤー・トット
←違和感ある

ヒゲダンをトット・エンヤー
←しっくりくる

このような感覚だ。この2曲を例に使わせてもらったのは比較としてとても分かりやすいかなと思ったから。どっちが良い悪いとかではなくどちらも違ってどちらも素晴らしいなという気持ちである。

今のところ戦後の邦楽(洋楽の影響を受けてる邦楽)はどれもトット・エンヤーがしっくりくるかなと感じている。ただ、坂本九さんの曲はエンヤー・トットが合う気がする。

完全に感覚の話だし人によって感じ方は違うと思うけど今のところ自分はこの感覚になっている。それが分かっても演奏に反映させるのが難しくて苦労していたけど、最近ようやく少し良いかなと思えるようになった。この感覚に気づいてから、初めて自分で大満足できるドラムトラックを打ち込むことができた。これを用いて曲を作っている。完成したらすぐYouTubeにのっける予定。

今回の報告はこんな感じ。自分が一番可能性を感じるのは、エンヤー・トットとトット・エンヤーを感じ分けられるようになったらどんな音楽にもフィットするミュージシャンになれるのではないか、ということ。巷ではたびたび何かの音楽について良し悪し議論が起こったりするが自分は良い音楽も悪い音楽も無いと思っている(明確に悪意があったり多くの人が不快感を抱く歌詞の曲は除く)。結局は好き嫌いだよなぁといつも思う。嫌いな音楽があって当たり前だし人によって好みがあるのも当然。だから俺は自分の直感に従って音楽をやっていくつもり。まあ今まで通りということですな。リズムを研究してどんな音楽にもフィットするフィットマンになりたい。

伊藤一平 X
https://twitter.com/ippeiongaku
伊藤一平
Facebook
https://www.facebook.com/ippei.ongaku

伊藤一平ファースト2枚組ミニアルバム「人生の中の一日」発売中。歌もの7曲入りの1枚目と、You Tubeや各種動画などに使えるBGM(著作権フリー)30曲入りの2枚目。2枚組で¥2,000。トゥイッターやフェイスブクへお気軽にメッセージどうぞ。YouTubeで試聴でき〼。

#一平リズム田んぼー その21平
※リズム田んぼーとは、字の通り田んぼを耕すかのようにリズムへの考えを深めていく(探訪)事なのだ

いいなと思ったら応援しよう!