デジタル辞書~新設されたPC係活動の自走~
昨年度、3年生では1学期の隙間時間を活用してホームポジションによるタイピング練習を徹底しました。その成果が実り、2学期にはタブレットを普段使いできるようになりました。すると、PC活用時に困ることが出始めました。
「ブックマークってどうするの?」
「保存したはずの画像がどこにあるのかわからない。」
「かたまっちゃった。」
そんな時に、少しPCの扱いが得意な子が教え始めました。その姿を見て、
この姿って本当に素敵だな!新しい時代を感じる。
と思い、「PC係が勝手に新設されてるやん。めちゃめちゃステキやん。」と話すと、どんどんPC係が意欲的に活動するようになりました。
クラスで困ったことは学校や市内全域の小学校でもきっと困ってるはず。自分たちのためにやる活動が教室を超えて誰かの役に立つとこんなに嬉しいことはないよね!と話し合っているうちに、Q&A集のようなものを作りたいというアイデアが子供たちから出てきました。
そこで、TeamsのクラウドでのExcelでシートを増やしていこうか!という具体を私が話し、PC係が「デジタル辞書」という名のQ&Aをまとめるようになっていきました。無限に広がっていく、役に立つデータの更新が開始され始めました。
一般児童はPCで困ったことはPC係に聞いてみる、デジタル辞書を見て対応してみる。PC係に感謝する。
PC係は、他の友達の困りごとを解決するために、自分で調べたり担任・親に相談したりして、解決策を知る。自分たちのPCスキルが飛躍的に🆙する。一般児童にとてつもなく感謝される。
こんな好循環が爆速していきました。
このデータを市内にTeamsでシェアし、他校教員のコメントや感想を紹介することで、PC係のモチベーション向上にもつながりました
子供たちと日々過ごし、子供たちの様子から自然発生したことを承認し、全面サポートし、皆がwin-win-winになるような活動は本当に豊かでした。
こんなアイデアをシェアします☻
子供たちの力って本当に素敵です👏