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【8月5日・試合結果】カープ vs. ヤクルト|今季初の3連勝!長野久義が勝ち越し打!野村祐輔が7回1失点で2勝目
8月5日(水)/広島 vs. ヤクルト(神宮)
広|100 010 101|4
ヤ|010 000 000|1
■試合時間:3時間13分
■神宮
責任投手・本塁打
勝:野村(2勝0敗)
負:大西(0勝1敗)
S: フランスア (0勝1敗3S)
<本塁打>
広/堂林8号(7回表ソロ)、 會澤3号(9回表ソロ)
ヤ/宮本2号(2回裏ソロ)
スターティングメンバー
1番:(中)西川
2番:(三)堂林
3番:(左)長野
4番:(右)鈴木
5番:(一)松山
6番:(捕)磯村
7番:(二)菊池
8番:(遊)田中
9番:(投)野村
☆バッテリー
野村、一岡、塹江、フランスア ー 磯村
戦評
今季3試合目の先発マウンドとなる野村選手とプロ初先発のルーキー・大西選手。投手戦の均衡を破ったのは、“夏に強い”長野選手でした。
5回表、1死二塁の場面で、ストライクを取りにきた大西選手の初球のストレートを振り抜き、左中間にタイムリー。4回表に三者連続三振を奪われるなど、大西選手が尻上がりに調子を上げていただけに、試合の流れを変える価値ある一打となりました。
7回表には、今季初めて2番に入った堂林選手が右中間スタンドへ8号ソロを放ち追加点。9回表には會澤選手がダメ押しの3号ソロ。終盤は2本のホームランで、粘るヤクルトをつき放しました。
今日が3試合目の先発マウンドとなった野村選手。2回裏に宮本選手に本塁打を打たれますが、それ以外は危なげないピッチング。大西選手が尻上がりに調子を上げるなかでも冷静にアウトを積み重ね、勝ち越したあとの5回裏もわずか11球でリズムよく三者凡退に。
4回と5回以外は毎回ランナーを許しますが、先頭打者はすべてアウトにとりヤクルトに流れを与えず。7回120球を投げて1失点。3安打6奪三振のナイスピッチングで2勝目をあげました。
野村選手は7月22日の復帰登板以降、3試合で失点はわずかに2。防御率は0点台と抜群の安定感をみせています。
投手陣でいくと、8回裏、1死満塁を連続三振で切り抜けた塹江選手の存在も大きかったですね。ピンチの場面でもどんどんストライク先行で攻める姿は本当に頼もしい。フランスア選手同様、後ろの投手が決まっていると、ファンとしても勝利の段取りがしやすくなります。
真夏の9連戦を連勝スタート。今季初の3連勝となりました。明日はまだ勝ち星がないK.ジョンソン選手。この勢いに乗って今季初勝利を飾ってほしいですね。