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IELTS対策で本当に効果的であった勉強法と具体的な問題解答法 -英語が苦手な僕がIELTS:Overall7.5、4技能7以上を取得した経験から-

 初めまして。私は消化器内科を専門としている医師です。2020年に海外学会に初めて参加したことをきっかけに、海外で臨床をしたいと思い立ち、英語の勉強を始めました。そこから現在に至るまで(現在2024年7月)約3年半英語の勉強を行ってきました。途中、臨床の忙しさを理由に、やったりやらなかったりという時期が交互にありつつ、本腰を入れて対策を始めたのは、昨年の11月からでした。結果的に2024年7月のIELTSでOverall7.5、4技能7以上というイギリスで医師として働く基準を超えることが出来ました(Overall7.5、Listening7.5 Reading8.0, Writing7.0, Speaking7.0) 。その道のりは決して平たんなものではなく、辛いことも数多くありました。イギリスの病院からオファーを頂いてから1年以内に合格しなければならないデッドラインが決まってからは、特に辛かったです(泣)。OETに変更しようか悩んだ時期もありました。驚くべきことに、8カ月でなんとIELTSを10回も受けております。
 2020年の時点で、僕は本当に英語が全くしゃべれず、同僚から笑われるくらいのレベルでした。しかし、遠回りしながらもどうにかゴールまでたどり着けたこの経験を是非IELTSで苦労している方々と共有したいと考え、この文章を書いています。読者層は医療者に限らず、IELTSの勉強を行っている全ての方を対象としているつもりです。私は決して英語教師ではありませんので、あまり英語の専門的な点に関しては触れていませんが、3年合計すると20回は受けたその実践に基づく対策の方法をこの記事では知ることが出来ます。Reading、Listeninng、Writing、Speakingの4つの項目に分けて、それぞれscore7を取るためにどのように問題を解くべきかという方法論とテスト対策の具体的な方法を共有しております。特に読者の方に是非読んで頂きたいのが、WritingとSpeakingのパートです。自分自身本当に苦労しましたので、是非この2つのパートで悩んでいる方には御一読頂けると嬉しいです。


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