「それじゃまた明日」
ゆずの岩沢厚治が書いた「また明日」が好きだ。
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初めて自分のお小遣いで買ったシングルが「また明日」
CDがそんなに売れてしまうことを知らず、呑気に発売日を迎え、CDショップに行った。
売っていない。通常盤ではなく初回限定が欲しかったが、売っていない。
どこ行っても売っていない。半泣き状態だった。
まあ、結局買えたんですけどね。
ドラマの途中で流れる、あの青春っぽいメロディー、少し小走りをしたくなるあのメロディーが好き。
何より、ゆずがドラマのなかで歌っている!!みたいな感覚になってました。
前置きが長くなってしまったけど、思い出の曲なんですよねって話です。
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前奏が好き
前奏からこの曲の意味が伝わるんですよ。
明日が楽しみで足が軽くなるような、あの感覚がメロディーから伝わるんですよ。ちょっと駆け出したくなるようなあの感覚がメロディーから伝わるんですよ。
疾走感とは違う、身軽さで、自分が走っていることに気づいていないようなあの感覚。
伝わる。すごい好き。
そして、綺麗。綺麗な色を空に塗っているような、自分の色に染まっていくような、そんな感じ。
夕暮れの帰り道 君はうつむいたまま
まるで何かを隠す様に 僕に手をふった
駆け出したメロディーに背中を押される様に、歌い出しが高音。綺麗に夕暮れ色に染まる景色が私には、見えた。
「隠す様に」の「様に」が、とても発音が良くて好きなところ
大事な事 今は全部 言い足りない時間と
オレンジに染まる雲の向こう 君と見つめていた
うーーーーん。好きですね(唐突)
自分にとって大切な人といる時って、時間が足りないですよね。
インタビューでも言っているけれど、この歌はラブソングではないってところが、自分の中で大事なところだったりしてる
バイバイする直前って、なんとなくセンチメンタルになる時がたまにあったなーなんて、でも悲しいとかではなくて、今日が終わるな〜みたいな感じ
そんな風景がいつも見える。
そして、君と僕が同じ世界線にいる。
前にも言ったけれど、岩沢厚治の書く「君と僕の話」の”君”は僕が思い出している”君”という印象が強いんですよ。
でも、この歌はちゃんとそこに君がいる
友達っていいね
ちょっと飛ばす
明日になればまた君に 逢える喜び噛みしめてた
「それじゃまたね」 夕日と君に 大きく手を振った
「大きく手を振った」「僕に手をふった」同じ所作なのに、漢字と平仮名で分けているのは何か意味があるのか、ないのか。
前者の方が身振りが大きいのかな、なんだろうね。って疑問なんだよね
そして、喜び噛み締めるってすごい表現が好き。
くしゃくしゃな笑顔で「それじゃまたね」って言っているのが伝わりすぎて照れる。
大きく手を振ったって、多分相当ブンブンしている。そんな僕が見える。照れる
電車から見える景色 変わり続ける景色
変わらないさと握りしめた その手には何がある?
諸行無常ですね。
子どもの頃って、変わらないものはないって言い切れていたし、変わらないことも、変わっていくことも怖くなかった。
でも、漠然とそれが怖くなる瞬間ってあったりして。
今は、希望みたいなものがその手にはなかったとしても、未来のその手にはきっと何かがある。みたいなメッセージに聞こえるんですよね。
きっと、マイナスに見えてプラスなことなのかな〜なんてね、思ったりします。
今君の事を(確かに) 思い出したのはなぜ?
あの時と同じ(君と見た) 夕焼けのせいにして
()内を書いている時、ちょっとなんか恥ずかしかったな。心の中で歌っちゃったもんね。
岩沢厚治は「何かのせい」にするのが好きだよね。
しかも、何かのせいに”ちゃんと”しているんですよね。
今君の事を思い出したのは、あの時と同じ夕焼けを見たからで、別に感傷に浸ったわけではない
って感じですかね。岩沢厚治らしいというかなんというか。素敵だ。
好きだ!!!(大声)
大人になる意味 幸せの意味
わかった様なふりしていたけど
「いたーーけーーどーーーーー」が最高にいいんですよね、声が。
とりあえず、
GO LAND見てください
ここ、すごいセンチメンタルな気分になりません?
進んでいる様で進んでいなくて、でも進んでいて。
そして、進んでいてもいなくても、帰る場所があったりして。
僕らが旅に出たあの日 君も君を探していたんだろう?
あれからの日々 今までの事 話してくれないか?
ちょっと、好きすぎて、書いてて鳥肌立った。
この、急に少年が青年になった感。ビール飲める様になったのかな、って感じがしなくもない。
君も君を探していたんだろう?の、『君”も”』って、良いな。
裏を返せば、僕も君と同じだったよ。どうしてた?
っていう感じですよね。
めっちゃ良いじゃないか。(白目)
大人になる直前に自分探し?みたいな事をしてしまうのは分かる気がする。だから、こんな事を言ってくれる友だちはすごい、好きですね。
好きです。
明日になればまた君と
「逢おうね」って約束したいから
今この時を さよならするよ 「それじゃまた明日」
はい、きました。大好きです。本当に好きです。この表現、本当に好きです。大好きです。愛してます。胸に刻んでます。
え、こんな人いる??冷静だったとしても好きが溢れるんだが。
さよならをこんなにもポジティブに言ってくれる友だち最高じゃん。
「(逢おうねって約束したいから)また明日」って感じでしょ。友だちに限らずそんな事思えたら、人生勝ち。
なので、私人生勝ち。
勝たせてくれてありがとうございます。
この表現って本当に素敵だし、そんな考えを持った岩沢厚治に乾杯。
祝杯だよ祝杯。大好き、何それ、大好き。本当に大好き、その表現。
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また明日って、全てが綺麗に纏まっている感じがあって、すごい好きなんですよね。綺麗という表現がこんなにも似合うなんて。
何気ない言葉なのに、すごい素敵な言葉だったんだな〜って、思えました。
ジャケ写がめちゃくちゃ良い。。
CDジャケ写とちょっと違うけど、なんかエモいって感じ。
はい、ドロン(死語?)
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