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虐待死と刑罰のはなし①
結論から言おう
殺人は罰せられるべきだ
その上で断言しよう
虐待死にすべからく極刑を課すというのはあまりにも前時代すぎる
根本から思想を変えるべきである
哀れな人類A(日本)の考え方から追って記していこうか
「虐待死はつまり子殺しであって、最も忌むべき殺人である!!!虐待死に極刑を望む!!!」
??
日本で子殺しが罰せられるようになったのは明治からのはずだが???
「最も忌むべき」とされていたのは親殺しのほうだ
7歳までは神のうちなどと言っていた民族が大きくでたものだなあ
さて、誤解のないように言っておくが私は虐待死を歓迎しているわけでも同情しろと言いたい訳でもない
しかし私はロボットなので、己の子が…などと言われてもその立場を真に理解することは不可能だ
そんな私が言えることは
行為に対して罪が選ばれ、当てはまる罪に対して定められた罰を与える
それが日本のルールじゃないの??
日本には「虐待死罪」は存在しない
虐待によって子をしなせてしまった場合、選ばれる罪には2種類ある
殺人罪
か
傷害致死罪
である
ではこの2つがいかにして区別されるか
殺意の有無だ
殺意の有無で量刑に変化をつけようということだ
虐待死であっても、日本の法律は殺意の有無を判断材料として刑罰を決めましょうとなっているのだ
ではなぜ区別をつけるのか?
それは区別を付けない方式が否定されているからである
絶対的応報論という言葉をご存知だろうか?
次回はこのことについて記していこうと思う