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クラス替えの日

小さいころ、よく親に言っていた
「大人はずるいなぁー」
「早く大人になりたいなぁー」と。

そんな僕らももうとっくに成人
いろんなことを一人でできるようになった

家や教室といった小さな世界で一年が巡る年代は終わった

あの時に比べて、はるかに多くの人と関わりを持つようになった

サークルやバイト先を始めいろいろなコミュニティがある

プライベートな仲が減った

サークルや部活でできた友達
仕事や、事業やプロジェクトでともに活動する仲間
切磋琢磨するライバルや協力してくれる人
どの人ともいい関係は気づけているはず

一見楽しそう。てか、普通に楽しいんだけど…

でもなんか違う
この中にはプライベートでは全然会わない人が結構混ざってる
無理して休日に会うことはしなくていいんだけど
特に大学生になってから
プライベートで会う友達が全然増えない

このままだときっと社会にでたら
卒業と同時にやり取りも減って疎遠になっちゃうんだろうな
よくても、たまに飲み会するだけになっちゃうんだろうなって

もう大人数でテーマパークにいくこともなくなって
目的地のないドライブもしなくなっちゃうんだろう

大人にはなりたかったけど、そこまで進んでしまうのなら
もう少しだけ子どもで、学生のままでいたかった

もう戻れない

最近、塾とかでバイトをしていて思うことがある
「高校生のときもっと遊んでおけばよかったな」と。

高校時代の3年間を二度と繰り返せないように
その時代にできた友達との関係って、大学で同じように作るのって難しい

やっぱり高校の友達と会えば、高校生に戻ったような気持ちになれる
中学の友達となら、中学のときのテンションで遊べる

成人を迎えた今、あの頃のような関係は自然発生しなかったりする
だから後輩たちが羨ましく見えてしまう

もう既に眩しすぎて直視できない

そんなことを言っていても仕方ないので前を向くとする
じゃあ、大学生の時にしか作れない関係っていま存在しているっけ
そう思ったときにさっきのことを思い出していしまった

今周りにいる人とこれからも仲良くいられる自信がちょっと足りない

多様性が故の悩み

「どんな方も大歓迎!」のスローガンが溢れかえる
そんな多様性スタンダード時代だから
新しい出会いがある多くのイベントやプログラムでは
初めて出会う人とは適切な距離感を保ってしまう
相手の立場や地位を知らないから
「初めまして!どんな事されているんですか?」から始まり、
「またお話ししましょう!」で終わる
残るのはわずかにSNSアカウントの繋がりのみ
その後のやり取りが一度もないなんてこともざら
そんな迷える子羊を見透かしたように主催は宣言する
「年齢、立場に関係なくフラットに交流しましょう!」と。

初対面だと、1人ずつちゃんとターンがあるから
何となく会話が混ざらないんだよ

あの頃を思い出して

でもよく思い出して欲しい
例えばクラス替えの日、初めて話す子に敬語を使っただろうか
友達の友達と遊ぶことになったとき、気を使っただろうか
多くの人はそんなこと考えもしなかったに違いない
だって同級生だし、立場の違いもないんだから当たり前
だから今でも同じ中学や高校の友達と仲が良い

出会ったときの距離感はその後の関係に大きく影響する

大事にしたい空気感

それは大人になった今でもできるんじゃないだろうか
たった一つ、「学年」という制限を設けることで
出会った瞬間から友達のような距離感でいられる
クラス替えの日みたいな空間を

目標とか将来とかを気にしすぎることなく
もっと緩く、今この一瞬を楽しみたい

理想のコミュニティ

思い描くのは

居酒屋に行って、カラオケして終わりじゃなくて
旅行したり、キャンプしたり、パーティーしたり
そんなワクワクする計画を立てたくなるようなコミュニティ

きっとこんな瞬間が人生でいちばん素敵

いつだって帰ってきたいと思える場所にしたいし、
会いたいと思える仲間でありたい

久しぶりに会って近況報告だけで半日潰れちゃうような
深夜まで昔の思い出話に花を咲かせたくなるような
実家のような地元のようなみんなの第二のふるさとに

03STORY開演

そんな素敵な仲間と出会えるところをつくる
「03STORY」というプロジェクトが立ち上がりました。

初回の泊りイベントは、
真夏の淡路島をフィールドに

定番のBBQをはじめ🍖、 海に飛び込んだり🌊、
         
 びしょ濡れになるまで水鉄砲を打ち合ったり🔫、

料理対決をしたり🥘、  Barを開いてみたり🍷、

本格的な音響でライブを作って盛り上がったり🎤、

焚火を囲んで語ったり🔥、夜空を眺めてみたり🌌


そんな非日常をぎゅっと詰め込んだ3日間のストーリーが始まります!

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