【初見感想】ファイアーエムブレム無双風花雪月(黄燎の章)
ファイアーエムブレム風花雪月にハマって約1年。引き継ぎなしルナティックもクリアできるようになったので風花雪月は一旦やめ、新しいゲームを始めることにした。そう、ファイアーエムブレム無双風花雪月だ。
先生が先生にならなかった世界線。名前だけ出ていた親世代のキャラクターたち。全く知らないフォドラの様相。
軽く耳にしたことはあり気になっていたので、自分でプレイすることにした。
以下、ネタバレ注意。
プレイしたルート
難易度:ノーマル
モード:クラシック
無双系ゲームは仮面ライダーバトライド・ウォーしかやったことがないのでノーマルで。でもせっかくのファイアーエムブレムなのでクラシックで。
主人公の性別:男
風花雪月(以降「原作」とする)の1周目が女主人公だったので、その逆を選んだ。名前はデフォルトのシェズ。
灰色の悪魔の性別:女
原作で直近のプレイデータが女主人公、名前ベレスだったので、そのまま使った。
灰色の悪魔の加入or敵対:加入
ストーリー感想で後述するが、敵対ルートが辛過ぎたのでその戦闘をやり直して加入ルートに入り直した。
クラス:金鹿の学級(ヒルシュクラッセ)
まさかまた学級選びに迷うことになるとは。
どの学級にもメリットはあった。
黒鷲は本物のモニカがいること、直前にプレイしていた銀雪で離れていったエーデルガルトをまた使えること。
青獅子は3周くらいご無沙汰だったディミトリを使えること、ディミトリに敬語を使うフェリクスが見られるらしいこと。
金鹿は生徒たちが総合的に一番好きなのと、賛否両論らしいクロードを真っ先に確認できること。
そして金鹿は、自分が原作で一番最後に選んだ学級である。そのせいか、金鹿をプレイしていてもクロードやヒルダが自分の生徒だという実感をいまいち持てなくなっていた。
だからそのイメージを払拭するため、金鹿を一番に選んだ。
ストーリー感想(序章)
主人公に取り憑いたラルヴァ。前作のソティス的立ち位置のようだ。優しいけど、でもどこか怪しい…。
ナレーションが「一人の傭兵の姿があった。その名は…」で終わったり(ベレトスじゃないことの示唆)、序章のタイトルが「偶然の出会い」だったりで寂しい。あの出会いは必然ではなかったのかと…。
士官学校でやったことといえばイエリッツァ先生指導のもと(イエリッツァが金鹿に来たの、エーデルガルトにとってこれは都合悪そう)モニカの救出、シャハド率いるパルミラの侵攻食い止め。
士官学校編、一瞬で終わってしまった。今作は士官学校を重視せず戦争を中心とした構成のよう。「士官学校でいずれ敵対する生徒のことも知っていく」という原作の良さはここにはなかった。生徒のことは原作プレイしてれば大体知っているだろうという信頼のもと成り立っているゲームなのかもしれない。
ストーリー感想(第一部)
舞台は2年後に。忙しそうなクロードに集められ生徒…いや仲間たちと再会。「5年の時を経て成長した生徒と劇的に再会する」原作とは違うあっさりとした再会。
帝国の侵略に抵抗すべく戦うも、ミルディン大橋は落とされてグロスタール伯は寝返ってしまう。原作も帝国一強で旗色は悪かったけどここまでピンチだとは。
クロードもピンチの連続で明確に余裕がなく、弱気な面が見られた。原作ではあまりなかった一面で新鮮だった。
帝国の将が一気に出てくるのではなく、小出しで出てくるのが良かった。
そして撤退する時と死ぬ時との区別がしづらく、いつ殺してしまうのかとずっとハラハラしていた。結果的にはフェルディナントもカスパルもモニカも殺さずに済み、説得できるキャラは全力で説得したので黒鷲生徒は被害ゼロ(ラディスラヴァ死の運命は避けられなかったが…)。
パルミラとの戦いではクロードの口から再び「きょうだい」という言葉を聞くことができた。
ただし、実の兄を殺す際の別れの言葉として。
確かに「きょうだい」の使い所としては一番有効な場面だ…。
ナデルのパルミラ離反、ホルストの仲間入り、ようやくのレスター優勢と良いことはたくさんあるもののクロードの心を開き切ることはできないまま第一部は終了。
他国に脅かされているレスター諸侯同盟のピンチ、盟主の苦労、そこからの反撃と面白かった。
ストーリー感想(第二部)
クロードがあえてランドルフを見殺しにした件。確かにこれはひどいや。原作ではあらゆることがクロードに都合良く噛み合ってそういう面が見られなかっただけで、クロードは元々そういう奴…ってこと…?
けどこの行動はクロードらしくない、よくないこととはっきり言われている点は安心した。
クロードは完全にこういう奴です、と言い切られた訳ではなく失策として描かれていたから。
その報いとなる、物語が大きく変化する戦い。
ベレスから逃げ切れず戦闘になり、ジェラルトを殺してしまいジュディットも死んでしまう。
ベレスとジェラルトが仲間になるルートがあることは知っていた。このルートに良いことなんてないと感じ、リセットを敢行。ベレスからガン逃げして2人を仲間にし、ジュディットが助かるルートに入った。
敵対ルートがどうなるかはよく知らないが、仲間にしたことでレオニーとの支援解放、外伝の発生、本編で成し得なかったジェラルトの生存、ジュディットの生存と良いことづくめだったと思う。
その後は帝国と協力しながら中央教会、教会を匿う王国との戦いに。
原作では偶発的に起こったグロンダーズの会戦以外になかった、本格的な王国との戦いは、三国が争うという自分が原作プレイ前に想像していた風花雪月のストーリーに近く、個人的には面白かった。
そしてラルヴァが本性を表し、ベレスに襲いかかる。ラルヴァはやはり、闇に蠢く者だった。ラルヴァが発動したザラスの禁呪でシェズと級長3人が闇の中へ(ちなみにこれなんで対象ベレスじゃなかったんですかね…)。
闇の中で級長3人は話し合いをでき、一時的な共闘までできる。これは嬉しかった。副官とか連携奥義とかできるか試せば良かったなぁ。
最後はラルヴァの意識がまた出てきたけど、ラルヴァにとってシェズは利用する相手じゃなくて友人だったのかな。
(ラルヴァ倒しても出られないとのことだったけど倒したら出られたのはなぜなんですかね…。)
最後の戦いは、レア様と教団(+メルセデス)。白きものになってからがかなり強く、気付けば非操作の仲間たちは何度も死にかけていた。頻繁に特効薬を与えないとロスト連発だったと思う。
今思うと今回、他学級生徒は誰も殺さずに済んでる…?アッシュは説得、最終戦のメルセデスも友軍になった、あとのメンバーは全員撤退だし。ツィリルやシルヴァン父は殺してしまったが、生徒は守られている気がする。
レアを倒したが、エーデルガルトとディミトリが戦争をやめるかは不明のまま、まさかのエンディング。
これで終わり!?
原作以上のハッピーエンドにすることができないっていうのは分かるよ。じゃなきゃ、「原作とはなんだったのか」になってしまうから。でもそれにしたって投げっぱなしが過ぎる気がする。
原作以上のハッピーエンドにしないという前提があったからそうしたのであって、エーデルガルトとディミトリは戦争をやめてくれたけどあえてそこを描かなかったと解釈してもいいのだろうか。
話し合い、できてるし。
賛否両論と言われていたクロードの行動は、個人的には受け入れられるものだと思った。
原作のクロードは想像以上に先生に支えられ、状況も味方していたのだろう。本人の野望も、レアに直接手を下すことなく達成できていたし。
そういう、原作で表面化しなかった部分を描いたのが無双のクロードなんじゃないかなと。
でも終わり方は正直微妙。原作の紅花やった時もエンディングは微妙に感じたけど、キャラごとのエピローグで闇うごは倒したことが示唆されたから安心できた。黄燎はその後の示唆が一切ないからスッキリしなかった。
呼び笛はクロードに贈りました。他ルートも級長に贈る予定。
システム感想
・拠点
意外と色々やれる拠点。施設拡張が一番楽しかった。戦闘で得た資材を使って、何から拡張するか考え、足りない分を錬成石交換で補い、無事に全部の施設を拡張できた。超頑張ったから2周目でも引き継がれていてほしい。
メニューがXじゃないのはなかなか慣れなかった。セーブがシステムにしまわれていてすぐにできないのもやりづらい。セーブスロットの数も原作の約3分の1だし、セーブに重きを置いていないゲームなのか。
・育成
最初は得意な兵種ややらせたい兵種ばかり育てていたけど、スキルの入手には他兵種も必要ということで訓練で頑張ってもらった。
原作は鬼神と命中20が強いのは分かっていたけど今作は何が強いか分からなかったので手探りで強そうなものを選んだ。
捨て身とか一切使わなかったけど強いのかな。
・支援会話
支援会話を見るのはやはり楽しい。(カプ厨)
ヒルダとドロテア、マリアンヌとベルナデッタ、ローレンツとコンスタンツェなど趣味や性質に共通点があるキャラの新しい絡みが見られたのがとても嬉しかった。原作でもっと見たかったベレスとジェラルトの会話もあり、かなり満足。
今作は説得に技能や能力値が必要ないため、説得できるキャラを全員説得していけば1周で自然と埋められるのがありがたい。
ただ、原作でAまであった組み合わせの会話がなかったり、CやBで止まってしまったりするのは少し寂しかった。
噂だと一番好きなフェリアネはBまでしかないらしいねんな…。
・戦闘
目まぐるしく変わる戦況とメインミッション、敵将登場、増援、サブミッション追加、その度の指示出しと慌ただしく、慣れるまで時間がかかったが戦争している感じが原作以上にあって面白い。砦を制圧していくのも楽しかった。
好きなキャラのヒルダは攻撃が遅く、リシテア(というか魔法キャラ)は攻撃範囲がよく分からないなどあまり活躍させられなかったのが悔しい。
出撃可能人数が8人で、操作可能なのは4人というのはどうも寂しい。シェズは大体出撃だから生徒8人のうち1人は絶対留守番になるし、ホルストさんやシャミアさんを入れようと思うとさらに出番は減る。指示の負担が増えてもいいから、もう少し増やしてほしかった。
覚醒があまり使えなかったのは自分のプレイに問題があるからだろうか。2周目は意識して使いたい。あとガード!ガードよりも回避ばかり使ってしまったので、ガードと使い分けたい。
・外伝
ゴネリル家とバルタザールや傭兵組など納得感のある組み合わせで挑む外伝、面白かった。
外伝名が「不穏な死の真相」で出撃キャラがローレンツ、イグナーツ、ラファエルという、原作プレイ済みなら何の話をするか一発で分かるものもあった。ローレンツ、この世界線では知るんだな。でもグロスタール伯が指示したわけじゃないらしく、グロスタール伯の印象は今作でだいぶ良くなった。
一番驚いたのが、ヒルダとマリアンヌの外伝。
戦闘会話が一生ヒルマリのイチャイチャで、それに付き合わされるという最高の外伝だった。
・BGM
序章からフォドラの暁風、天裂く流星など原作のアレンジBGMが多くテンションが上がった。遠き道、嵐は巡る、野望の地平、覇の轟きまでもあって通常戦闘BGMはだいたいあったかな?
印象に残ったのは、出撃準備のBGM。緊迫感があり、他国に侵攻されている状況と合っていて身が引き締まった。
・遠乗り
本編のお茶会以上にデート感があってドキドキする。
3択のうち2択が正解の場合もあった本編に対し(自分がやった限り)正解が1択しかないうえ、シェズが先生よりも感情表現できる人間なことが相まって出てくる選択肢が少し難しく、なかなかPPTにならなかった。
原作のお茶会もそうだったが、ずっと一人称視点で、シェズのボイスもないなど徹底してプレイヤーと相手の二人きりにしているのが良い。
キャラクター感想
・シェズ
好感度が高く、癖もない良い主人公だと思う。
先生と違い級長3人の初対面で彼らの隠す闇までは見抜けていないが、その楽観がクロードには求められている(楽観的な選択肢で好感度が上がりやすかった)のでクロードとの相性は良いように思える。
会談の際エーデルガルトに見向きもされなかったり、クロードに2年間放置されていたりと微妙に足りない人望や、戦争を終結に導いたり戦局を一瞬で有利に変えたりといった主人公力は先生には及ばない面もある。これはベレトス先生という人気の前作主人公がいる以上、先生を立てつつ魅力的な新主人公を作らなければいけないので、めちゃくちゃ気を遣って考えられたバランスなのだろう。
でも、シェズは強いし性格も良い人物なのに先生には敵わないということをあらゆるところから突きつけられた気がする。
しかし。戦闘面ではめちゃくちゃ使いやすくて強い。先生以上に強いと思う。フリューゲル/アスラの攻撃範囲が広く、高速移動もできて万能。あと攻撃のスピードが速い。
フリューゲルが強すぎて上級職ソードマスター期間が渋く感じた。
絶対出撃で絶対活躍してくれる最強のエースユニットだった。
・ラルヴァ
シェズに取り憑いた謎の存在。頭脳明晰なわけではないシェズのサポートをしてくれる相棒。やたらと灰色の悪魔を倒させたがる以外シェズに優しく情が湧いてしまったので、正体が闇に蠢く者と確定しても仲間でいてほしかった。
シェズは利用されてただけだったのは悲しかった。でも最期エピメニデスでなくラルヴァの人格になるのは良かったな。
…灰色の悪魔と敵対したなら、ラルヴァは仲間のままでいてくれたのだろうか?
・クロード
黄燎の章の主人公なので、彼についての感想は大体ストーリー感想で書いてしまった。
ランドルフ見殺しは酷かったけど、もっとひどいのを想像してたから思ったより大丈夫だった。迷いなく見殺しとかではなかったので。
原作の時からクロードの印象は、「先生がいなくても生きていけるけど先生がいないと何も成せない男」。今作でその印象が補強された。
弱音多めで弱気が目立ったのも、先生がいないからなんじゃないかと。戦争の終結までいかなかったのも、先生がいないからではないかと。
結局3人の級長全員に先生が必要だったんじゃないかと。
でも他ルートの結末知らないままこんなこと言うのは良くないか。先生のいないエーデルガルト、ディミトリを見届けなければ。
あと感じたことは、今作のクロードはレスターを大事にしているということ。原作クロードはレスターかパルミラかと言われたら4.7:5.3くらいでパルミラ寄りな気がしていたが、今作のクロードは7:3くらいでレスター寄りに感じた。
戦闘面、初めて使った時に弓の難しさを思い知った。遠距離攻撃主体なのかと思ったらドラゴンロード/バルバロッサは突進していくので、結局近距離攻撃メインになるので更に難しくなった。
しかし最終的に習得した戦技、風神がとても強く感じた。多段ヒット強い!!
・ヒルダ
変わらずクロードの補佐役。とはいえ今回はホルストがいるので戦略的な話はあまりしなかった気がする。
戦闘面では、斧担当。攻撃が遅く使いづらく感じたが、溜め攻撃で敵を引き寄せてから一網打尽にする動きが楽しかった。
・ローレンツ
同盟貴族の中枢たるグロスタール家を継いだこともあり、かなり目立っていた印象。支援では原作と変わらず仲間を気遣う一面を見せてくれたのが嬉しかった。
戦闘面、とても強く感じた。被ダメージがやたらと少ないと思ったら、あの薔薇がバリアの役割を果たしていたようだ。これがルナティックとかでも通用するようなら最強になりそう。
・ラファエル
無双と原作で一番変わってないと思ったのがラファエルだった。ローレンツ本人がいる今回の外伝でもそれは変わらない。ラファエルの一番良いところはこのおおらかさだ。
戦闘面。ウォーマスターとして活躍。武器をずっとウルフファングにしていたので、騎馬敵をボコボコに殴り倒してくれた。
・イグナーツ
騎士に"なってしまった"世界線。支援会話では案の定、画家への未練に関わるものばかり。なのに本人はそれを指摘されると否定しようとする。
自分の望みに無意識なのだろうか?
戦闘面では、初期に弓の難しさを知ったためアサシン系統へ転向。力は低いものの、素早い動きで戦場を彩った。
・リシテア
コーデリア家の爵位返上を原作より具体的に考え、常に終わりを意識している印象を受けた。
あとは子供扱いのくだり。同じ主人公との支援会話でも、子供扱いしなかった先生と子供扱いしたシェズの対比例になっていたと思う。
相変わらず魔力がえらい伸びる。
戦闘面。たくさん使いたかったが、魔道士はどうも自分には使いづらく活躍させきれなかった。火力の高さとZRの引き寄せに気付いてから多少使えるようにはなった。
・マリアンヌ
士官学校が短いからか、2年後でも暗めで隈もなくなっていない。先生がいない+仲間との交流が少なかったからでしょうね…。
戦闘面、敵を氷状態にするのが強い。しかし、魔道士の役割はリシテアと被るため留守番が多くなってしまった。もう少し氷を活かしたかったと反省している。
・レオニー
最初敵対しているジェラルトとの絡みが多いのでストーリーで結構使った。支援A見るのにもジェラルトと先生が必要という、徹底した師匠愛。
今回は師匠と共闘させてあげられたので良かった。
戦闘面では、原作の癖で飛行兵が欲しくなったのでファルコンナイト。
・ホルスト
武勇だけは無限に聞かされてきたヒルダの兄、遂に登場。同じく武勇が語られていたベルグリーズ伯との夢の対決ムービーは熱かった(中断されてしまったが)。
そしてめちゃくちゃ好青年。強くて明るい。
ヒルダを溺愛するところ、バルタザールとの友情、これらを実際に見られて良かった。
戦闘面では剣担当。一定時間超早くなるのは楽しいが、剣兵種だとシェズの使いやすさに慣れてソードマスターを遅く感じてしまった。
・シャミア
なぜか無条件加入してくれた。
しかし自分の弓への苦手意識が使うことを遠ざけたためほぼ留守番だった。すみませんでした…。
外伝によると女性にもおモテになるそうで。流石すぎる。
・ベレス
敵対は嫌だったけど、原作以上にちゃんと喋ってくれるし仲間になれば遠乗りも行けるし一人称が「自分」なのが確定したし、嬉しいことばかり。
悲しいのは、ソティスとの仲が良くなさそうなことと「先生」と呼んでもらえないこと。今回のソティスは幼さをあまり感じない。これこそがレアの求めた神祖だったのだろうか。
仲間から完全に呼び捨てタメ口使われるのは寂しい。けど。
「お前が力になってくれることを、俺はずっと望んでいたのかもしれないな……。」
クロードのこの言葉はとても嬉しかった。
戦闘面、天刻の拍動を巻き戻しではなく時間停止として使えるのが強かった。剣に属性を纏わせて攻撃するのも好き。
・ジェラルト
やっと救えたよ、パパ…。正直、先生敵対ルートをやめたのは先生が仲間になるからというよりジェラルトを死なせずに済むからという理由の方が大きかった。戦闘ではちょこちょこ出したがほぼ非プレイアブルだったためあまり使えてはいない。
・その他説得したユニット
リンハルト、ベルナデッタ、ドロテア、ペトラ、アッシュ、ユーリス、バルタザール、コンスタンツェ、ハピ
灰狼の4人は外伝で出撃したが、それ以外ほぼ出番なし。戦闘会話のために育てて連れて行っても良かったかもしれない。
余談
・これは完全に好みの問題だが、2年後のビジュが好きなキャラあまりいない。5年後という完成系があり、その幼虫みたいなのが多い。
好きなのはクロード、ローレンツ、ラファエルあたり。他学級だとエーデルガルト、リンハルトなど。
ヒルダ、他学級だけどベルナデッタ、フェリクス、カスパル、ペトラ、シルヴァンあたりの髪型は5年後の方が断然好き。
・士官学校が短い弊害は大きく、寂しくなる。特に寂しかったのがこれ。
原作では支援Aまであったカスパルの名前を覚えていないヒルダ。
原作からしても、支援Aがある組み合わせでもスカウトしなかったらバチバチに敵対して専用会話もない、そんな組合せはごまんとあった。
関わりが深ければ結婚までするキャラクターとも、関わりが薄ければ何も起こらない。こういった人間関係の儚さ、巡り合わせの大切さは、原作から引き継がれている要素と言えるだろう。
でも!カスパルを忘れてるヒルダを見るのは!ちょっと嫌だった!
・グロンダーズの戦い、マップがグロンダーズ平原って感じが全くしなかった。細道がいっぱいだったからだろうか。残念。
・ジュディットが敬虔な信徒なのは原作無双どちらも間違いないが、中央教会を漠然と敬っていたというのはあまり納得していない。
「私だってレア様のために戦いたいんだよ」って原作で言ってたと思うんだけどな。
まとめ
ストーリーは、ラストが微妙だが途中は面白かったと思う。
プレイ自体はとても楽しくできた。アクション操作をすることでよりキャラクターのことを好きになれた気がする。
しかし、細かい不満がどうしても出てきてしまう。少し粗が目立つ作品というのは間違いないと思う。
2周目の学級はずっと迷っている。原作1周目と逆順で行くなら次は青獅子になる。久々にディミトリと会いたいし教団とも仲良くしたいから青獅子にしようかなぁ。
引き継ぎでレベルを引き継ぐかも悩む。
でも………嫌だ!!クロードやヒルダと一緒にいたい!!金鹿から離れるのが寂しい!!
原作で得られなかった、クロードやヒルダが仲間という実感は無事に得ることができましたとさ。
というわけで、以上です。長いことお付き合いいただきありがとうございました!
おわり
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