【学マス】「学Pなしアイドル」が強くて嬉しい【NIA編感想】
個人の感想です。
学園アイドルマスターNIA編のネタバレ注意!!
全員の親愛コミュ20話まで読んだ後に読むのを推奨します!!
はじめに
学園アイドルマスターNIA編、全員分終了!!
個人的に麻央、咲季、佑芽、手毬、ことね、星南が特に面白かった。次点で千奈、広。
極月学園が大きく絡まず、アイドル本人に向き合った話が好みだった。(燐羽を極月学園にカウントしていない)
唯一の例外は有村麻央。
麻央のみ極月学園が大きく絡むが、無敵の王子様になった麻央には白草四音の精神攻撃が全く効かないので、極月と向き合うというより無敵の王子様である自分自身と向き合う話だったのが良かった。文字通り無敵の麻央、かっこよかった。
それはさておき。
このNIA編、特に麻央以外の面白かったコミュを通じて思ったことがある。
「オーディションの相手として出てくる初星のアイドルたち、プロデューサーが付いてなくても強くね…?」
今回はそれについての話。
最初に自分の立ち位置を明確にしておくと、自分はこれには賛成派だ。
強くて嬉しい。そう思った話をする。
自分は元々、味方キャラが敵に回ったら強くなることに抵抗があるタイプだ。「イナズマイレブン」のアメリカ代表一之瀬や、「イナズマイレブンGOギャラクシー」のファラム・ディーテ剣城、「新テニスの王子様」のドイツ代表手塚などにムカつく方。(伝わる?)
でも学マスに関してはその限りではなかった。
とはいえ、最初からそうだったわけではない。他アイドルが強いことには、違和感やモヤモヤの感情が先に湧いた。
なぜモヤモヤしたのか
自分が学マスNIA編で最初にプロデュースしたのは月村手毬。
そこに登場する倉本千奈が、プロデューサー──つまり、「先生」がいなくても躍進しているのを見た時の感情は、寂しさを中心としたモヤモヤだった。
揺らぐプロデューサー(以下、学Pと表記)の存在意義。彼女に付いているのは学Pでなくても良かったのではないか、そう思ってしまった。
学Pが付いていない他の世界線での活躍はすなわち、そのアイドルにとって一番重要であるはずの親愛コミュの否定に繋がりかねない。落ちこぼれだった千奈や広の場合は特に。
ならば、なぜ自分はこれについて賛成派なのか。
それは、自分にとってはそのモヤモヤ以上に良い面がいくつもあり、嬉しい気持ちの方が勝ったからだ。
なぜ嬉しかったのか
・星南のプロデューサーとしての手腕の証明
自分にとって一番の理由はこれ、十王星南にある。
十王星南のプロデュース力は、初編の咲季コミュに登場する佑芽で既に示唆されていた。
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そしてNIA編では佑芽に加え、
手毬・ことね・広・星南コミュで千奈を、
星南コミュでことねを、
千奈コミュで広を、
FINALEで通用するラインまで育て上げてプロデュース力を証明した。
星南のプロデューサーとしての手腕は、本業であるプロデューサー科の学Pと渡り合えるレベルなのだ。
※ただしスカウト能力を除く
また、星南のプロデュース方針は、各アイドルの親愛コミュで学Pが選んだものと同じになることが多い。
そしてその方針は大抵、成功を収めているものだ。
千奈を積極的にテレビ出演させたり、初星コミュの話にはなるが佑芽のブレイクスルーに触れたりなど。
(星南コミュでプロデュース方針について、学Pは「あまり意見は合いませんが」と発言しているが、そうは見えないね。)
十王星南は本当に凄い、そう分かったから嬉しくなった。
・強キャラの納得感が出る
そもそも、「トップアイドルを育てること」が夢の学Pが選んだアイドルなんだから、みんな元々素質はあるに決まっている。彼女たちは強くて当たり前なのかもしれない。(篠澤広以外)
そしてこれは特に花海咲季と秦谷美鈴についての話。
自分は花海咲季を強キャラだと思っている。
学Pの付いていない佑芽コミュにて、初編では学Pなしで引き分けに持ち込む。NIA編では学Pなしで燐羽に勝つ。
「理不尽なアイドル」と形容される強さ。
学Pがいなくても強いことによって、強キャラとしての箔がついてもっと好きになる。
佑芽編の咲季もめっちゃいいんだよな…。
あと、手毬編の秦谷美鈴。
以前から言われていた、「中等部ナンバーワンユニットSyngUp!は手毬より遥かに凄い2人が手毬に合わせていた」という背景を、美鈴は学Pなしの星南プロデュースでFINALE暫定1位になっていることで証明した。
「いまのランキング1位はわたしです。」とサラッと言って、「しますか?直接対決──初星潰しを。」なんて不敵に笑って。
こんなバチクソかっこいい強キャラ描写を見せられたら、5月を待ち焦がれるほかなくなってしまう。
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今出ている描写だけで十分すぎるほどの強キャラなのに、学Pが付いたら一体どこまで行けるのか。
それと、学Pがついておらず星南との接点もないはずの手毬がどう描写されるのかも気になるところ。
実装が楽しみ。(そしてホーム画面で言われる「美鈴のプロデュース、しないでよね…」にいつまでも苦しめられるのです。)
美鈴実装への期待を高める点においても、学Pなしでの強さを示しておくのは効果的だった。
・問題が解決する世界線が増えるのが嬉しい
学マスは世界線がたくさんあるゲームだ。その中で抱えていた問題を解決して成功できる世界線が親愛コミュの1つだけだなんて、悲しい。
幸せな世界線なんていくつあってもいいんだから。
自分がそれを強く感じたのは、NIAことね編における星南との絡みだった。
それについて語るために、一旦話が逸れる。
自分が初編で一番面白いと感じたのは星南コミュだった。一度諦めた星南が再びトップアイドルを目指し、花開くのに感動した。
つまり、ここまでプロデューサーとしての星南を評価してきたが、自分はアイドルとしての星南も大好きなのだ。
星南がアイドルであり続ける覚悟を決める道は、今までは学Pが付く親愛コミュにしかなかった。
だから、イベントコミュなどでプロデューサー路線に進もうとする星南を見るたびにもったいないと思い続けていた。
ことね編の話に戻る。第17話で藤田ことねは、自分が輝くことを諦めて一番星をトップアイドルにしてくれる後継者を探す星南に「自分でやれ!!そんなの!!」と、後継者じゃなくライバルになりたいと言ってくれた。そしてことねのパフォーマンスは星南を動かし、星南をアイドルの道へ引き戻してくれた。
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感謝の念に堪えない。
学P以外にも、星南の輝きを信じてくれる人がいる。もったいない世界線が一つ消える。
それがとても嬉しかったのだ。
問題が解決する世界線が増えるのは良いことだが、逆に言うと、コミュで結果を出せていないリーリヤ清夏、莉波麻央は解決する世界線が減っているので心配になる。
特に入学したてかつ星南のプロデュースも受けていないリーリヤ・清夏はNIA編で他のアイドルよりも低い位置にいる印象が付いてしまった(個人の感想ですが)。
NIA編で千奈と広のライバル関係が強調されたことで、この2組もライバルとして戦う可能性が高まっている。
しかし、他のアイドルを抑えてリーリヤと清夏がHIFで決戦の相手になるには、NIA以上の説得力が必要になる。
星南がプロデュースするか、はたまた学Pがライバルを育てるか。それくらいしないと説得力がない。
どうなるかな、HIF。
・結局勝つのは学Pの担当アイドル
学Pなしのアイドルたちが躍進するとは言っても、FINALE2位止まり。
たとえ8万点近くの点数が出せようと、彼女たちはシュプレヒコール存在感ループはできない。
アイドルを一番勝たせられるのは、そして一番幸せにできるのは、学Pなのだ。
これが一番わかりやすいのは、ことねと星南のコミュの対比だろう。
星南がことねにできたことは、疲労回復と金銭面の解決。星南本人も言っていた、「ベストコンディションの一歩手前」まで。
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対して学Pはことねの父を探して呼び戻し、ことねをベストコンディションにまで導いた。
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隣り合う世界線で似たような結果に収束したとしても、担当アイドルの力を最大限引き出し、トップアイドルへ導けるのは学Pだけ。
Pなしアイドルが強いからといって、決して学Pの存在意義がなくなるわけではないと自分は思う。
まとめ
・NIA編で学Pが付いていないアイドルが強いのが嬉しい。
・星南のプロデューサーとしての手腕が確かなことが証明されたから。
・強キャラの強キャラたる描写に納得感が出るから。
・問題が解決される世界線が増えるから。
・結局1位にはなれておらず、学Pがいた方が強いことには変わりがないから。
という話をした。
そして整理した結果、自分が十王星南の信者であることが判明した。
星南がプロデューサーとして優秀なことが嬉しいなんて、アイドルであり続ける世界線が増えるのが嬉しいなんて、これを書いていて初めて気づく無自覚のものだった。
学Pも好きだけど、それ以上に星南が好きという点が自分の中でのNIA編の評価を押し上げた気がする。
とにかく、NIA編も面白かったです。
次のストーリーや美鈴実装も楽しみ!!!
今後自分が学マスのことを少しでも話題に出した投稿は下のマガジンに追加していきます。
普段の投稿に興味ない方でも、このマガジンだけフォローすれば学マスの投稿だけ見ることができます。マガジンだけでもフォローしていただけるととても嬉しいです。
よろしくお願いします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!!
おわり
星南信者だと自認したのでハッピーミルフィーユのガシャをぶん回しましたが出ませんでした。
でもガシャ終了までにあと10連は回せそう&アナザー天井にいけそうなので、もう少しだけ回します。
書けば出るという言葉があるらしいのでね。
このnote書いたから、きっと出る。
絵じゃないけど。字だけど。