【学マス】咲季・佑芽両方のプロデュースをするメンタルを教えてくれ【NIA編感想】
はじめに
学園アイドルマスターNIA編、やってます。とは言っても、まだまだ半分くらい。
月村手毬→花海咲季→篠澤広→藤田ことね→花海佑芽の順でやり、この5人の親愛度20話まで見たところでこのnoteを書いている。
これは、咲季に感情移入している自分には佑芽編があまりにも辛すぎるという話だ。
NIA編の咲季と佑芽、2人の親愛コミュ20話までのネタバレを多く含みます。ご注意ください。
定期公演『初』の話
自分は定期公演『初』で佑芽より先に咲季のプロデュースをしている。その際、親愛コミュで咲季に感情移入してしまったため、当初は佑芽のプロデュースをしたくなかった。
結局全アイドルプロデュースすることに決め佑芽のプロデュースもしたのだが、謎の足掻きとして一番後回しにした。
なんで咲季を負かす手伝いをしているんだろうという思いを拭えないままのプロデュース。
結果は引き分けで、咲季に勝とうというストーリーのはずなのに、この結果に正直ホッとした。
自分は咲季を強キャラだと思っているので、P付きの佑芽とPなしの咲季が同格なことが嬉しかった。
本題、NIA編の話
そしてNIA編が開始。今回も佑芽は一番後回しにするつもりだったのだが、イレギュラーがあったため佑芽を早い段階でやってしまった。
そのイレギュラーとは、賀陽燐羽。
手毬、咲季と進めていくうちに燐羽のことをいたく気に入ってしまった自分は、佑芽編にも燐羽が登場するらしいという噂を聞きつけてしまった。
しかも、咲季編で印象的だったキスを佑芽編でもするらしい。
ほぼ燐羽目当てでプロデュースを開始した。
そしてそのせいで痛い目を見ることになる。
ストーリーは咲季編をなぞるような内容。つまり、姉として約束を守る咲季がそこにいる。
Pが付いていなくても花海咲季は強い。賀陽燐羽を倒せるほどだ。佑芽Pが咲季の強さを「理不尽」と評していたのも嬉しかった。
人から高く評価される強キャラが好きなんだ自分は。理不尽なんて最上級の褒め言葉だ。
しかし17話で、自分は精神に大ダメージを受けてしまう。原因はこのセリフだ。
「…………………………あなたが。私の敵で……本当によかった。」
佑芽のコミュは咲季のコミュとの対比が多い。
このセリフも例外ではない。咲季の親愛コミュ20 話、「あなたが敵じゃなくて、本当によかった。」との対比になっている。
初めて咲季20話を読んだ時のスクショが残っていた。無意識に感じ取っていたのかもしれない。
このセリフと対応するセリフが出てくることを。
当たっていてほしくなかった。このスクショが無駄であってほしかった。
なせ出会えた喜びを分かち合えた相手に、出会わなかったことを喜ばれなければいけないのか。
なぜ咲季のことを好きなまま、敵として出会った喜びを伝えなければいけないのか。
「本当によかった」と思っているなら、なぜ少し寂しそうな、眉の下がった表情でそう言うのか。
このコミュを読んだ日はずっと放心状態だった。
喰らった理由その1
自分はファイアーエムブレム風花雪月というゲームが好きだ。説明は省くがなかなかグロい構造のゲームで、これを何周もプレイしているゆえ、他世界線のキャラとの敵対は慣れっこのはずだった。
しかし、今回佑芽17話で受けた精神的ダメージは風花雪月プレイ時に匹敵する、下手したら超えるくらいのものだった。
それがなぜなのか、理由を考えてみた。
理由の1つは、学園アイドルマスターが完結していない作品だからだろう。
上の学マス感想投稿にも風花雪月と絡めて書いたことがある。
(めちゃくちゃ余談ですが、この投稿内で自分はシュプレヒコールと存在感が使いづらいとか抜かしてました。えー、バカです。お前この2枚なかったらFINALEどころかQUARTETすら勝ててないぞ。)
学マスはNIA編が終わっても完結しない。NIAという目標を達成しても、HIFという最大の目標がある。
咲季の20話を達成したからといって、ストーリーが終わるわけではない。むしろこれからが本番、その先も続いていくのだ。
だから咲季とともに次の目標に向かう途中で咲季を負かさなければいけない学マスは、たとえ別の世界線の話でも割り切りづらい。
他アイドルのコミュでも初星学園内のライバルとの対決はあるが、花海姉妹ほど互いにライバルとして意識し合い勝ち負けに重要な意味を持つペアはいない。
だから感情移入も多くなるし、その分さらに割り切りもしづらいのだ。だからダメージが大きかったのだろう。
喰らった理由その2
もう1つの理由は、対比される2つのセリフがどちらも「よかった」というセリフだから。
咲季が言うのは「敵じゃなくてよかった」と「敵でよかった」。「あなたが味方ならよかったのに」のようなこちらを責めるような言葉じゃないのだ。
どちらもプラスの、「よかった」という言葉なのだ。
もし言われたのが恨み言だったなら、「次のプロデュースは咲季さんでやりますから!」とか返せた。
でも、「敵でよかった」なんて言われたら、自分は何も返せない。
佑芽しかプロデュースしていない、ゲーム内キャラクターのプロデューサーは「あなたが敵で、本当によかった」と返せるだろう。
だが、咲季をプロデュースしていたプレイヤーの自分はそんなこと言えない。
自分はかつて、「あなたと最初に出逢ったアイドルが、わたしでよかった」と言われているんだ。敵として出会えてよかった訳がない。
敵として出会わなければ、咲季にとってもっと良いことがあるんだよ。
でも佑芽編に登場する咲季は、別の世界線でそう言ったことなんて知る由もない。だから寂しそうな表情ではあれど、「敵でよかった」なんて言ってしまう。
それが寂しい。悲しい。辛い。痛みがなくならない。
とはいえ面白かった
ダメージは受けたが、佑芽に負けても咲季は折れない、また立ち上がるということがここでも証明されたので19話、20話はよかった。アイドルが大好きになった2人はアイドルとしてずっと競い合っていくという終わり方も好き。
ところで、咲季・星南・燐羽の3人パーティーは今後も出してくれるんですよね?ね?ね?
見たすぎます。さすがに強すぎるだろ。コストがあるゲームなら余裕でコストオーバーの厨パだよ。
「生徒会のアイドルたち」コミュ第4話で描写された、近い境遇にある星南と咲季の因縁がとても良かったからそこが深掘りされたら………嬉しい!!
咲季と燐羽の絡みがさらに濃くなったら………めちゃくちゃ嬉しい!!!
おわりに
この寂しさは佑芽とも、もちろん咲季とも、ゲーム内のプロデューサーとさえも共有できない孤独な痛み。
それを共有して解決策を考えられるのは、現実のプレイヤーだけ。
誰か、この寂しさを解消する方法を、咲季編と佑芽編を両方やるメンタルを教えてください。
おわり
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