5/10 クソ広告の話
・ピッコマでイナズマイレブンのスピンオフ漫画、「ほのスト!〜豪炎寺のひとりごと〜」を読んでいる。ずっと自分の中で、豪炎寺は「かっこいい」ものだった。だからほのストを読んで、豪炎寺を「かわいい」と思う自分にとても驚いている。
中学生という年代、もう幼く感じるなあ。楽しく読んでます。
・ピッコマなど漫画アプリで漫画を読む時に、広告を見ることがある。そこで流れる広告は、クソ広告が多い。実は自分は、このクソ広告が結構好きだ。最近はあまり見ないけど特に好きだったのは「おねがい社長!」というゲームの広告。2年前別の漫画アプリで漫画を読んでいた時この広告ばかり出てきて、最初はイライラしていたのに、ツッコミどころの多さがいつの間にか癖になってしまいわざわざ広告を検索して見るようになってしまった。恐るべし。
今日はおねがい社長の面白いポイントを2つ語る。
ポイント1:バリエーションの多さ
大まかに分けて「ガチャで大当たりして大富豪になりバカにした奴を見返す」パターンか「富豪になったけど経営に失敗して転落」パターンの2つしかないのに、バリエーションが非常に豊富。YouTubeには5〜6分のまとめ動画が18本も投稿されていた。多過ぎだろ!
「サーバー1位になるのは簡単だ!」の広告と「このゲーム難しすぎるだろう」の広告の両方があるの、おかしいと思わないのかな。
バリエーションは多いけど大体ガチャで出るのは「星5秘書 ◯億資金 星5スーパーカー」ばかり。起業するのはゴミ処理会社率が高い。こんなワンパターンなのに、バリエーションがとんでもなく多いからなかなか飽きない。
ポイント2:カタコトの不自然な日本語
中国人と思われる人がナレーションを担当しているが、日本語がカタコトで耳に残ってしまう。そしてそのナレーションの内容も不自然な言い回しが多く、字幕も時々おかしい。そんなちぐはぐな点も面白い。
個人的迷言集
「働きすぎて、人生を疑う」
「秘書のバフで社員たちは全部筋肉マンになった」
「俺に裏切ることは絶対にない」
「俺を振る気になってきたの」
「ゴミ大王の称号をゲットなり」
「財産がツンツン上がっていく」
「運が止まらない」
「10連ガチャチッケト」
「過去の俺を見捨てたあんたは今の俺と付き合うなど失格なんだ」
「明日お前は来なくてください」
同じような中国製ゲームに「魔剣伝説」というものがあり、それもおかしな日本語がツボに入る。「神装(かみよそおい)」や「暴炎神龍(ばくえんしんりゅう)セット」など。
・広告は(ある意味で)面白いけど、見たところで別にやりたくはならないのがおねがい社長クソ広告の良いところ。これだけ語っておきながらダウンロードしていないしこの先もしないと思う。
・だけど、世の中にはやりたくなるクソ広告もあるのが厄介。数字の大きさで戦うタワーとか、ピン抜きパズルとか、棒人間が走るやつみたいな、簡単過ぎるのにわざと間違えるやつ。イライラして「自分ならこうはならないのに!」と思わせてダウンロードさせようとしてくる。
見え見えの魂胆に引っかかりたくないのと、どうせ詐欺広告で広告のゲームはプレイできないのを知っているからダウンロードはしたことはない。
・というわけで、好きなクソ広告の話でした。広告を不快に思う人もたくさんいると思うけど、クソ広告を楽しめるようになると待ち時間も有意義なものになるかもしれないよ(適当)
だけど「深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いている」という言葉もある。いつかクソ広告に魅入られてアプリダウンロードをしてしまわないように最大限の注意を払わなければいけない。だって、自分は既にクソ広告を見ることをやめられなくなっているから…。
おわり