【アーカイブ】2022年11月度「期限管理のDX」
2022年11月度の知財DX推進勉強会のアーカイブです。
「期限管理のDX」ということで、運営と参加者のみなさんで、特許出願の期限管理についてディスカッションを行いました。
概要
・テーマ:期限管理のDX
・日時:11月2日(水)19:00 ~ 20:30
・場所:Zoom
・対象:知財業界のDXに興味のある方ならどなたでも
当日の共有資料
当日のディスカッション内容
①期限徒過した経験&どうすれば防げたか
「期限管理は追加費用」という特許事務所と取引していたクライアントが、その事実を知らずに期限徒過した。
→そのクライアントは、新しい事務所を使うたびに、「期限管理するか」などを含めて、リマインドロジックを事務所ごとに握るようにしている。
【参考】特許の場合、出願に関する期限はPCT出願などの追加提案の機会になるため、期限管理まで含める事務所が多い。一方、商標の場合は、要望されなければ、期限管理しない事務所も多い。
過去に自社出願していた登録商標の更新が漏れていた。
10年前の出願で、前任者も把握しておらず、引継ぎされなかったことが原因。
→商標管理台帳に、引継ぎ事項を書いておくべきだった。
エクセルやGoogle Sheetsで期限の共有のみを行い、リマインダ等は個々人に任せていたが、抜けが発生することがあった。
マクロやGoogle Apps Scriptで自動的に所内、又は、顧客あてにリマインドメールを送る
②おすすめの期限管理方法&期限管理ツールに求めること
法定期限管理にNaviOfficerというツールを使っている。ただし、アラートの部分が弱いため、その部分の拡充について検討中。
台帳入力に複数案件を一括入力をする際には、RPAを使っている。
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