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【アーカイブ】2024年1月度「インターネット出願用のデータ整形」

知財DX勉強会について

この勉強会では、知財業務の効率化やIT・AI活用に関するテーマについて、議論して、実務で実践していきます。
毎月第2水曜日19:00〜20:00で定期的に開催します。
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概要

クライアントから提供される書類データや画像データの成型に関して、実践的なアプローチを通じてデータをスマートに整形し、インターネット出願に適した形に仕上げる方法について議論しました。

当日のディスカッション内容

課題

主に事務所側の目線として、書類データや画像データの整形が非常に手間のかかる作業でネックとなるため、この課題の解決案を議論しました。
具体的な解決案を下記でご紹介します。

解決案

  1. 整形ソフトの提供
    ->国内・PCT出願は富士通のソフトを使用して成型することが可能。

  2. 整形作業のサポートを行う会社を設立する
    ->最後の出願を出願人が行うことで、出願までの整形作業をサポートする会社として成り立つ。
    ->「出願ソフトを使用して出願してください」といった内容を業務委託で受けてしまうと代理業務になってしまうのでNGとなる。

  3. 「さくっと書類作成」を使用する
    ->特許も商標登録もすべてできるため、個人発明家はこのソフトを使用するのがおすすめ。

まとめ

本日のまとめとして、整形効率化の専用ソフトを使用することでデータ整形の効率化が期待されます。
富士通の整形効率化のソフトや、特許庁が配布しているさくっと書類作成のソフトもおすすめです。

他にも整形作業のサポートを行う会社の設立案や、自身で出来る整形効率化の案としてChatGPTを活用し、自作用のツールとして洗い出してみると言ったお話も出ました。

是非、今回の解決案を参考にデータ整形の業務効率化を進めていただきたいです!


来月の勉強会は「AI技術ツール等による特許文書読解と特許調査分析の最新動向」についてです。
2月14日(水)19:00〜20:00開催ですのでぜひご参加ください。
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