掃除機のブランド分析をしてみる#1
我が家の掃除機はパナソニックの紙パック式掃除機なのですが、最近はダイソンのサイクロン式掃除機が人気のようです。
個人的には、サイクロン式掃除機はごみ捨てが面倒ですので、紙パックの方が好みですが、世間的にはそうでもないようです。
そこで、今回はパナソニックの紙パック式掃除機とダイソンのサイクロン式掃除機を題材にして、ブランド分析をしたいと思います。
ブランド分析といってもいろいろありますが、ここでいうブランド分析はブランド知識のつながりを見つけること、となります(コンテクストともいいます)。
使用するツールはKHCoderとなります。作成手順の詳細については、マガジンの「知財デザイン研究室」の方に記載しておりますので、細かいことはそちらを参照いただき、ここでは細かい手順は省略します。
今回は、巷のテキストデータからブランドの戦略キャンバスを書くところまでやりたいと思います。作り方は以下のようになります。
1. 特許情報とレビュー情報の収集
2. KHCoderで形態素解析・コーディング
3. 戦略キャンバス作成
特許情報につきましては、パナソニックの紙パック式掃除機とダイソンのサイクロン式掃除機についてJ-Platpatで特許検索を行い、それぞれ100件程度の出願の要約を抽出します。
「紙パック式」や「サイクロン式」のみ抽出されるような検索式を作ることは難しいので、ここではあまり漏れやノイズを気にせず、だいたいの検索式で結構と思います。
レビュー情報については、ECサイトのパナソニックの紙パック式掃除機とダイソンのサイクロン式掃除機ユーザーレビューを、それぞれ100件程度抽出します。
ここでは、評価が高め(星5つ、4つくらい)のユーザーレビューを分析に使用します。これは、アンチコメントを除く意図もあります。
パナソニックとダイソンについて、それぞれ特許情報100件とレビュー情報100件を合わせた200件について、テキストマイニングを行います。
次回はテキストマイニングをしたいと思います。