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GIMP2でpixiv小説用表紙の素材づくり

 GIMP2は日本語にも対応している無料(投げ銭もあります)のフォトレタッチソフトです。
 Photoshopは高いなぁ、と思う方は、是非とも使ってほしいフリーソフトでもあります。
 お絵描きはできないけど、スマホなどで写真を撮って加工することはできる、という小説書きさんにもお勧めです。
 また保存形式も幅広く用意されているためにPhotoshop形式もあるので、違うソフトを使っていてもやり取りをすることが可能です。

 pixivは小説のためにいくつかのパターンの表紙を用意してくれています。
 その中には無料で使えるものも多く、期間限定で季節に合わせた表紙も用意してくれています。
 が、しかし、自分らしい表紙が欲しくなるのがヲタクの性です。

 フリー素材として、小説表紙を配布している方も多く、私自身も素材を作っている側です。
 が、しかし、恐ろしい単語も含まれているのが事実。

 ロイヤリティーフリーの素材サイトから借りて、画像を作った。
 AIで素材を作っている。

 著作権、大丈夫ですかっ!?
 二次配布とか、訴えられたら日本の法律じゃなくて、訴訟大国と争うとかになって、罰金が怖いんですけど!?

 となるので、自作です。
 自分でロイヤリティフリーのサイトに行って素材をダウンロードして、規約を守って、規約内で許されている加工をして、表紙を作ろう!
 って感じです。
 なので、その手の表紙は、残念ながら配布はできません。

 これが次の【創作男女】用の表紙の完成形です。

 花言葉が『恋の訪れ』の花が欲しかったので、逆引きして花の名前を特定して、写真AC(無料で会員登録ができます)で検索。
 ヒットした写真をGIMP2でpixiv小説用サイズ(640*900)に縮小して、トリミング(切り取り)して、虹色になるようにレイヤーを増やしたり、ノイズを入れたり、新聞印刷で水玉を作成したりして、だいたいが完成。

 あれ、内側に細い線が入れたいんだけど、どうやるんだっけ?
 外側は簡単に引けるけど。
 と、ネット検索。

 「編集」→「選択範囲の境界線で塗りつぶす」

 するとこのダイヤルがポップするので、好きな色(描画色)で、好きな幅のライン(線の幅)を選択。

 描画されるので「選択」から「選択の解除」で、好きな拡張子で、エクスポートしてください。

 あとは文字乗せです。
 商用利用OKの日本語フォントもけっこうあります。
 もちろん自分で加工するなら、無料なものも多く、第二水準の漢字まで含まれているものもかなり多いです。

 今回は【創作男女】だったのでマーカー風の手書きのフォントをタイトルに使用しました。

 フォント名は「851マカポップ」です。
 ダウンロードできるサイトはこちら。
 →851マカポップ配布だす (onamae.jp)

 今回、作成した枠の黒バージョンです。
 透過png.素材になっています。
 pixiv小説用の素材に重ねれば、内側20pxを4pxで彩ってくれます。
 合成するのが前提みたいな素材ですが。
 加工ができる人は、手順の説明をしたので、不必要そうな素材ですね。

 余裕ができたら、自分で撮影した写真を加工したものに、同梱したいと思います。
 その時はpixivで「青井そら」で検索してやってください。
 スケジュールが立て込んでいるので、素材の配布はものすごく先になると思います。

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