普通絶対しないようなデートをしてみると、ぐっと距離が縮まるよね(具体例9パターン)
今回のシン・時事恋愛(2010年〜11年に連載していたオトナ女性のための恋愛コラムの再掲)は、「デート」がテーマです。
▽次回の「おとなの寺子屋〜文章教室〜」は5月16日(日)開催▽
まあまあいい感じの相手とご飯を食べに行ったものの、いまひとつ盛り上がらずそのままフェードアウト。そんな不完全燃焼恋愛を脱却する常識破りのデート術をアドバイスします!
みなさん、こんにちは! 働き女子の“恋愛どんでん返し"を演出する「時事恋愛」、今回のテーマは「常識破りのデート術」です。
恋と仕事のキャリアカフェには、出会いが不完全燃焼で終わってしまう悩みが多く寄せられます。
まあまあいい感じの相手と一度ご飯を食べに行き、そこそこ楽しかったのでその後も何度かデートを重ねるも、いまひとつ決め手に欠けて関係が進展しない。そうこうしているうちにお互いなんとなく飽きてしまい、「それほどの相手じゃなかったかな」「うまくいくときはもっとうまくいくものだし」「悪いところはないんだけど、とりたてていいところもなかったかな」と自分に言い聞かせて、フェードアウト・・・。
みなさんもこんな経験ありませんか?
常識的なオトナ男女が陥りがちなこの「不完全燃焼プロセス」は、とりたてて何が悪いというわけではありません。まさに、うまくいく時はうまくいきます。
が、もし何度出会いを重ねてもこうなってしまうのであれば、どこかでそのプロセスから外れてみる必要があるでしょう。そうすれば今までの自分にはなかった魅力が開花して、これまでとは違ったスピード感で男性との距離を縮められるかもしれません。
具体的には以下のような、常識破りのデートマナーを試してみてください!
●立て続けに会う
「一度デートしたら、次は二週間~ひと月ぐらいおいてから」というのがオトナの不文律。そこをあえて裏切って「昨日は楽しかったですね。ところで、今夜はおひまだったりしないですか?」と誘うのも、ときにはアリです。集中的にぐっと仲良くなることができますし、そもそも連日の誘いに応じる男性であれば脈ありの可能性が高いでしょう。
●いきなり告白する
学生のころのように「つきあってください!」と告白することがないままに、なんとなく交際のようなものが始まったり始まらなかったりするのがオトナのつきあい。ときにはそれを裏切ってみることも必要で、初めてデートしたときに「好きです。つきあってください」と想いを告げてみるのもいいでしょう。
●いきなり関係を深める
現代の恋愛はしずしずと進行しがち。5回ぐらいデートしたけれど結局なにもなかったというようなことはざらです。であればそれを打ち破って、デートしたその日にお泊まりをしてしまうとか、飲んでいる最中に手をつなぐとか、スキンシップを積極的に使うのもいいでしょう。
●昼間に会う
何度かデートを重ねると次第にネタがなくなって「今度は昼間にでも」となりがち。ならばあえて、いきなり昼間のデートを誘ってみてはどうでしょうか? よく知らない相手のために休日を費やすのはリスキーですが、初デートで「もしよかったら、昼間から会いませんか?」と打診してみるのは前向きな挑戦です。
●みんなで会う
マンネリ化する前に早めに複数で会うのもひとつの作戦。まだ会って2回目ぐらいで、「次回はお互いの友達を呼んでダブルデートにしよう」と提案すると、まるで自分たちはカップルとして出来上がっているかのようにお互いが錯覚し、ドキドキします。どちらかの友人を交えての3人デートも面白いでしょう。
●朝まで飲む
最初のデートで盛り上がりすぎて、朝まで一緒に飲んでしまった経験は、ふたりにとって強烈な思い出となります。カラダの接触がなにもなかったとしても、明け方に始発を待ちながら立ち食いそばでもすすれば、そこには戦友のような絆が芽生えます。学生のころに比べて、きちんと終電で帰る、あるいはタクシーで帰るようになってしまったオトナたちには、「オールで遊ぶ」という興奮が足りないのかもしれません。
●家に呼ぶ
最初のデートから「外で食べてもお金かかるしたいしておいしくないから、家にご飯食べに来ない?」と誘ってしまうのは意外と効果的。男性としてみれば日和りつつも、「行ってみようかな」と好奇心をそそられます。男性が同じことをするとなかなかに微妙ですが、女性の場合ならギリギリOKのウルトラCです。
●下ネタに興じる
もし得意なのであれば、最初のデートから男子と下ネタに打ち興じるのもいいでしょう。H系ではなく汚い系であればお互いが子どもに戻ったような一体感も生まれます。「なんて気さくな人なんだ」と意外な評価につながるかもしれません。
●結婚をほのめかす
数回会ううちに「次につきあう人とは結婚を考えてます」と打ち明けて、恐れをなした彼から連絡が途絶えてしまう・・・。それぐらいなら、最初から結婚を強く打ち出していくのもアリです。「寄り道をしているヒマはないの」「結婚についてどう考えてます?」と最初のデートから結婚を匂わせ、相手の出方をうかがいます。「結婚とか興味ないのかと思ってた」と勘違いされていることも多々ありますし、中には「望むところだ!」という男性もいるかもしれません。
身の回りのカップルの話を聞いていると、「みんなで飲むはずだったのにドタキャンが相次いで、行ってみたら初対面の男子とふたりきり。それが今の夫との出会い」だとか、「年下過ぎてまったく眼中になかったので、ひどいことを言っていじめまくってたら、面白い人と思われてつきあうことに」といった、想定外のハプニングがつきもの。
そうしたハプニングを呼び込むには、ふだんとはまったく違うデートマナーを導入してみることも必要です。
みなさんの幸運と幸せを祈っています!