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「2000万円」を考える~続編~
こんばんは。
一週間の振り返りです。今週は、各国の中央銀行における政策金利の利下げ思惑が相場を動かしました。今後も相場を動かすのは政策金利の思惑になると思います。特に、経済指標に注目です。
地政学的にはやや落ち着きがありました。しかし、イランは核合意が問題か。一筋縄ではいかなさそうな展開。トルコはじわじわと懸念が増しています。中銀総裁の更迭がどう響くか。アメリカの制裁にも注目。米中は大きく動かなさそう。
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さて、前回の記事で年金は絶対じゃなく、金融庁も投資を呼びかけていると書きました。
実際のところ、現在資産運用を考える動きが盛んになっています。
そこで、今回ざっくりとした投資のイントロダクションを紹介してみたいと思います。私個人の見方も織り交ぜながら紹介していければなと思っています。
●お金は可能性
そもそもお金を持っているということは権利を持っていることになります。何かをしたい、どうしてもしたい。すぐにしたい。しかし、お金がない。できない。そういった人に権利を貸し出せるわけです。見返りをつけて。
●お金の稼ぎ方
「今でしょ!」でお馴染みの林修先生が言うには、お金の稼ぎ方には三通りある。
「自分が動く」・「人を動かす」・「お金を動かす」
銀行や証券会社が行っている仕事はお金を動かしてお金を稼ぐ方法です。投資でお金を稼ぐことは、決して邪道や錬金術なんかじゃないんです。
●「理」
ある物事にはたしかにあるのかもしれませんね。必勝法や攻略法。私はそういう「理」のようなものを見つけたと言ってくる人が苦手でしたね。なぜなら、私はその「理」を探し出すのが不得手だからです(ではなぜ理系なんでしょうか(笑))。
でも、インターネットにたくさん転がっている投資必勝法というような「理」が、本当の意味でいう「理」ではないことは私でもわかります。自然科学は「モノ」を対象にしています。一方、投資は「ヒト」との対峙によって形成されています。必勝法がもし二つあれば、ややこしいことになります。基本的には、簡単に勝ち続けることは極めて難しいということです。そもそも世界中の知が注ぎ込まれているわけですから、稼ぐことは難しいということです。
●お金を稼ぐコツ
前に述べていることと矛盾してそうですが、大事な考え方はいくつかあると思います。その一つとして、
「投資はゼロサム思想に基づくべき!」
があげられます。ゼロサムとはプラスとマイナス足したら、ゼロになるじゃんということです。つまり、利益の額と確立はいい具合にバランスが取れているということです。宝くじの一等が二等や三等より多く当たることはないですよね。これを私はゼロサム思想と言ってます。厳密には違うのかなあ。
●ゼロサムの権化
先にも述べたように利益の額(バック)と確立(リスク)はいい具合にバランスが取れています。それを如実に表しているのが金融商品の分類別リスクとリターン(バック)です。一般的にざっくり並べると、(バック)×(リスク)が
小← 預金<国債<社債<不動産<投資信託<コモディティ<FX →大
のようになっています。このなかでも、
小← 日本<海外 有名<無名 →大
なのは想像つくでしょう。このバランスを見ながら金融商品を選んでいくわけです。
図 資産運用のリスクとリターン*1
預金だと入金したお金がほぼ確実に返ってきますが、利益は少ないです。一方、FXや海外株式では利益が大きいですが、入金したお金が損失であっという間に消えてしまうことがあります。
ここら辺をわきまえて、個々人の独自の比率で金融商品をもつことが望ましいとされています。
ここまで、さらっと書いてきましたが、
経済動向によって最適な選び方がある
だからこそ、
ニュースから学び、歴史からも学び、多くの学問を学ぶ必要がある
自分の資産なのですから。今ではロボットやAIが最適予想を出すこともしていますが、ある程度どうなっているのか知っておく必要があると思います。
金融リテラシー・情報リテラシーが大事!!
これを知ったうえで、タンス預金するのもいいですし、高リスク高リターンに勝負してみるのもいいと思います。どれにせよ、幅広い人に少しでも分かり役立つことが共有できるように、このNOTEを書いていこうと思っています!もちろん、意見交流も是非したいです!
では、いつ勉強するのか?今でしょ!
パターンごちそうさまです。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。また次回会いましょう。
それでは。