すごい視力検査を受けて老眼鏡を作った
はじめに
メガネスーパーのすごい視力検査を受けました。どんな検査だったのか、良かった点、気になった点を書きます。
なぜ視力検査を受けたのか
初老を少し過ぎて、最近下記の症状が気になるようになりました。
夕方・夜になると眼が疲れると感じる
頭痛が頻繁に起きる (偏頭痛とは別の種類の痛み / 気持ち悪さ)
スマホや本など手元を見てから遠くを見るとボヤケて焦点が合うまでに時間がかかる
手元の小さい文字が見づらい
若い頃は少し近視があってメガネを使っていました。今はメガネを使わずに裸眼で生活しています。
実は 5 年くらい前に眼がすごく疲れるように感じて、頭が痛い・気持ち悪いという感覚が日常的に起きるようになっていました。
眼科を受診したところ、
「メガネが合ってない可能性がある。裸眼でもパーフェクトではないが、日常生活には影響がないくらいは視力がある」
とのことでメガネをやめて裸眼で支障なく生活していました。
ですが最近は上記のような眼の症状が出てきたので、視力検査を受けることにしました。
「今までの 25 倍の精度」「度数だけではなく、見え方など詳しく検査」という触れ込みで気になっていた、眼科ではなくメガネ屋さんの視力検査を受けました。
受けた視力検査
メガネスーパーの「トータルアイ検査 プレミアム」という検査です。
この視力検査は 4,000円 の有料です。
一般的なメガネ屋さんでメガネを作るときには無料で視力検査はしてくれると思います。
度数(と乱視)以外は検査したことはないので、試しに勇気を出して検査を受けてみました。
検査を受けてみてよかったこと
結論を先に。
有料の視力検査を受けて、結果として納得した上でメガネ(レンズ)をその場で作ることを決めました。
検査の結果の考察と自分の症状が一致していた
検査結果から提案されたレンズで見え方が明らかに変わった
という二点が良かった点として大きかったです。
検査を受けて気になった点
気になった点は特にありませんでした。
レンズは複数のランク(価格)やオプションがありますが、違いの説明も簡潔でわかりやすく、押し売りな感じもなかったです。いわゆる長期保証も勧められて、納得した上で加入しました。断っても、それ以上押してくる感じも無いと思います。
検査の流れ
予約する
メガネスーパーの Web ページから予約できます。
検査時間が 1 時間ほど、メガネを作るとなるとプラス 30分から 1 時間ほどかかるため予約する必要があると思います(飛び込みで検査を受けられるのかは聞きませんでした)。
このトータルアイ検査 プレミアムは一部のメガネスーパーの店舗でしか受けることができないようです(VISION-R 800 という検査機器を設置している店舗のみ)。
予約した店舗に行く
予約した時間通りに店舗に行くと検査担当の店員さんが出迎えてくれました。待たされることもなくスムーズでした。大きな店舗ではなかったのですが、店員さんが 4 人いてぼくの検査担当の店員さん以外は接客中でした。
予約して行ったほうがよいと思います。
問診票・ヒアリング
眼の症状をはじめ、かなり細かい日常生活に関する問診票を記入しました。
眼に関して気になっていること
運転の頻度
仕事の内容
パソコンやスマートホンの利用時間
趣味 (スポーツ、読書、ドライブなど)
記入した問診票を元に担当の店員さんから詳しくヒアリングを受けました。
ヒアリング内容を問診票にびっしりメモしていました。
仕事で使うパソコンの環境
モニタの大きさ
複数ディスプレイの場合はその配置(上下・縦横など)
パソコン画面と眼の距離
見え方に関する気になっていたこと
朝・夕での見え方の違い
読書をするときにどのくらいの距離で読んでいるか、集中して長時間読書するか
簡易な視力検査
本番の視力検査をする前に機械でかんたんな視力検査をしました。
機械を両目で覗いて、じっと中に映っている絵を見ているだけのものでした。3 分くらいで終わりました。
一般的なメガネ屋さんの視力検査の内容だと思います。
リラクゼーション
トータルアイ検査にはリラクゼーションという内容が含まれています。肌に触れるものなので、お断りすることもできるそうです。
ぼくはお願いしました。
ここからは個室の検査室に移動しました。
10 分ほどリクライニングチェアに座って(寝て)、店員さんが肩・首・眼の周り頭をマッサージしてくれました。
とても気持ちが良くてスッキリしました。
スッキリした状態で視力検査を受けると良いのだそうです。
(疲れたワーストの状態で視力検査を受けるべきじゃないかな? と思ったりもします)
精密な視力検査
ここから、 40 分ほどかけて精密な視力検査をしました。
たくさんの検査をしたので内容は覚えていませんが、主に下記のような内容でした。
店員さん手持ちの機械で両眼の距離を測定する
VISION-R 800 という検査機器を使って、見え方を答える
複数表示される数字が見えるかを答える
縦一列(横一列)に表示される複数の数字を答える
左右で赤・黄色背景の文字を見たときの見え方の違いを答える
複数の点が表示され、二つのパターンでどちらがシャープに見えるか答える
濃淡が違う文字の見え方を答える
飛び出して見える文字を答える
部屋を暗くして見え方の違いを答える
今まで受けた視力検査とはかなり違うものでした。検査ごとに下記の内容を詳細に教えてもらいながら進行しました。
どのような内容の検査であるか
どれほど重要度が高い検査であるか
自分の眼(症状)の原因になり得ているのか
全ての検査が終わるとその場で、検査結果の考察を教えてもらえました。ぼくの場合は次のような内容でした。
遠くを見る視力は全く問題なく、矯正の必要はないと考えられる (視力が 0.9 ほどある)
コントラスト・暗いところでの見え方も問題ない
近いところを見ることが難しくなっている
近いところを見るために必要な視力を合わせる力が大きく足りていない
近いところを見るためにピントを合わせることに眼が疲れやすくなっている
朝方は眼のピント調整の力があるが、夕方・夜には眼が疲れて力がなくなってくるので眼が疲れる・ピント調整に時間がかかる
(「老眼です」とは言われませんでしたが、これは老眼のことだと思います)
これらの検査結果からの考察は自分が感じてる症状やその症状が出る状況と合致していたので納得感がありました。
矯正レンズを試してみる
視力検査の内容をふまえて、検査室の中でレンズを組み合せて見え方の違い・矯正の強さをレンズを変えながら何度も試してみました。
メガネを作らないとしても、どのようなメガネ(レンズ)が良いのかはわかるのでここまではやってくれると思います。
メガネを作る
ここからは検査室ではなくて、カウンターに移動しました。
この時点でぼくはメガネがあったほうが良いと確信したので、メガネ(レンズ)の相談が始まりました。
検査だけの場合はここで終わりになって、検査代金の支払いになると思います。
メガネは加工・機能性によって 3 ランクそしてレンズの薄さによってまた 3 ランクと計 9 ランクを提示されました。ランク == 価格です。
度数は高くないので、レンズは厚くならないためもっとも厚いレンズ(安いレンズ)でも大丈夫ですとの提案でしたので、そのまま受け入れました。
加工は 3 ランクあるのですが、歪まない視野が広いほど高価なレンズになるとのことでした。複数のモニタを使用することが多いこと、しかし近くを見ることが目的であるため大きく視野が動くものではないので真ん中のランクのレンズに決めました。
(ぼくはゴルディロックス効果に当てはまる典型的日本人です)
むかし作って使っていないメガネがあるので、それも持っていったところその眼鏡に合うレンズを作ってもらえることになりました。
最後に
有料の視力検査を受けて、そのまま提案どおりに納得してメガネ(老眼鏡)を作ることになりました。
自明と言うまでもありませんが、メガネ屋さんはみんなメガネをかけているので、メガネっ娘好きには天国なのでおすすめです。
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