思い出の時間 ~新宿さんぽ~
今日は娘が春休みになって初めて、ようやっと、、友だちと出かけたので、わたしは久しぶりの1日フリー!!
どこに行こうかなぁと数日前から考えて、思い付いたのは新宿の老舗ジャズバーDUG。
12時オープンなので、ヨガレッスンのあと行くことにしました。
かれこれ30年くらい前。
大学生だったわたしは小田急線沿いに住んでいたので、よく新宿に行きました。
最寄り駅への終電が新宿発23時35分だったのですが、ギリギリまで飲んだり食べたりして、門限が22時の学生会館に着くのは1時前😱
田舎の父ちゃん母ちゃんは夢の中~!
門限破りの常習犯でした。
話を戻しますが、DUGは友人に教えてもらい、とても気に入って何度も訪れたお店。
飲んだ後のコーヒーだったのか、カクテルだったのか、はたまたウィスキーだったのか記憶がありませんが、とにかくジャズが流れる薄暗い店内は大人の世界そのものでした。
かといって当時はやっていたショットバーのような敷居の高さはなく、だからこそ、何度も行きたくなったのだと思います。
場所は靖国通り。
まわりはイマドキのビルが立ち並んでいますが、DUGの入っているビルは当時のまま。
看板も懐かしい。
ドアを開けると地下への階段。新宿の喧騒とはまた違った大人の空間が広がります。
喫煙可能なお店ですが、今は分煙になっていて、ちょっと肩すかし。(今日は煙を浴びてもいいわ、という気分でした)
4人がけの味わいのあるアンティーク調の席に座り、当時のままの煉瓦の壁をしみじみ眺めました。
アクリルボードなんかもなく、居心地最高。
店員さんが運んできたコーヒーカップを見たら、
そうそう、こんなカップだったかもーー
と一気に懐かしくなりました。
学生の頃によく行っていた街やお店はその殆どが再開発やビルの老朽化などにより姿を消してしまいましたが、今も当時のままで存在し続けているお店はありがたいものです。
少し離れた席には黒づくめのセンスのよい雰囲気且つ美男美女の2人組が、楽しそうに話していました。2人とも大学生みたい。適度に丁寧語が混ざっているので、先輩と後輩かしら!!スタバとかに行かずこのお店を選ぶなんて、素敵✨と音楽を聴いているふりをしながら、聞き耳を立てました。何言ってるかほとんどわからなかったけど・・。
一人もいいけど、こんな大きなテーブルに一人は寂しいな、おしゃべりがしたくなるわーと思いました。
夜、またゆっくり行ってみたいなぁと思いながらすぐそばの紀伊国屋書店へ。古いビルは変わらずに安心しました。
1階のアーケードにある鉱石の店もまだあって、感激しました。
その後ふと思いついて、何度か行ったバーがあったな、と思い小路に入ったら、なんとまだ看板があり、またまた感動。
(帰ってきてネットで調べたらつい最近新宿内で移転したとのことでした。)
飲んでばかりいたみたいですが、実際飲んでばかりの4年間でした。
当時のわたしが今の自分を見たらびっくりするだろうな(笑)
自然食がー、
自然治癒力がー
とても機嫌よく帰ってきて、シュウマイを作っていたら娘から電話。
「ママー、定期落としちゃってー。すぐ見つかったんだけどさ、学生証がないと駅員さんから渡してもらえないの。来てくれるー??」とのこと( ゚Д゚)
はぁぁ、とためいきをつく間もなく身支度をして、電車を乗り継ぎ武蔵小杉へ。
無事定期を引き渡してもらい、足早に帰ってきました。
「定期を落としてもすぐ見つかったなんて、ラッキーだったね。」
と、今日は機嫌がすこぶるいいわたし。
何はともあれ、善き日に感謝です。
今日もお読みくださり、ありがとうございました。
ナマステ~✨
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