肌荒れ奮闘記⑤ 5月 やっと眠れた
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雨の降る中、皮膚科に駆け込みました。
想像通り
「ここまで赤いと、ストロングタイプのステロイドを朝晩しっかり塗ってください。痒くて夜眠れないのであれば、抗アレルギー飲み薬も処方します」
とのことでした。
その場で看護師さんが目の周り、頬にチョンチョンッと塗ってくれました。
自己流で薄く適当に塗っていたのとは違いました。
まぶたにも遠慮なく塗られます。
ちょっと怖かったけれど、仕方なし。
ついに薬をしっかり塗られて残念どころか、
駆け込み寺で居場所が見つかったかのように安心しました。
これでよかったんだ。
やっと眠れる…。
とにかく眠れる喜びが大きかったです。
コメ欄にも書きましたが痒みで眠れないのに加えて、横で眠る夫のいびき、鼻息、寝返りの音すら気になり、夫に「別々の部屋で寝たい」と訴え、書斎と称する物置に移ってもらいました。
憮然としながら布団を運ぶ夫に申し訳なく思いつつ、やっと一人で眠れる!と開放感もすごかった(笑)
それから7日くらい朝晩塗り続けました。
夜から朝まで痒さを気にせず眠る日々。
当然の様にぐんぐん良くなり、そのあとは弱いタイプのステロイドをプラス1週間塗りました。
目の周りの色素沈着は残りましたが、それでも普通の人っぽくなりました。
罪悪感がなかったわけではありませんでしたが、それまで1人でジタバタしていた日々よりは前進した気分でした。
長らく行けなかった美容院にもやっと行けました。(髪が触れると痒くて切れませんでした)
ステロイドは、よく「いったんしっかり良くなってからそれを維持することが大事」と言われますが、それは至難の業だと思います。
わたしの場合は毎日薬を塗り続けるのは嫌だったので、行事に合わせてその2日前くらいから塗り、終わると中止。塗らない時間を少しずつ長くして
次第に薬から離れるのが理想ですが、もちろんそんなに都合よくいかなかったです。
薬を中止して2,3日経つと忘れていた痒みが戻ってきます。
もちろんガッカリしましたが、こんなもんだと思いました。
自分はこっちの道を選んだのだ、と思うしかありませんでした。
そしてなかなかやめられなかった小麦粉、バター、白砂糖の甘いもの。
「身体の中から治さんとあかんな」
何度も蘇った友だちの言葉ですが、ついにある時、パウンドケーキを食べたら身体が全然受け付けなくて気持ち悪くなり、好きだったカフェ通いも終わりました。
一方で、こんな素敵なサイトも発見しました。
アトピーで脱ステロイド。壮絶な経験をされた笹森さんという方のビフォーアフターに勇気をもらいました。
わたしもこうなりたい、わたしもnoteに書きたい。
と思いました。
5月は楽しい行事も多く、忙しかったのでそれほど
深刻にならずに済みました。
でも、「ネット検索」はいつもしていて、そんな折
「フィシオエナジェティック」という療法があることを知りました。
つづく
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