PyCon JP 2022 Sprint で anshitsu という写真の色を編集するツールを開発する仲間を募集します!
PyCon JP 2022 Sprint リーダー立候補しました
現在東京で開催中のPyCon JP 2022でスタッフをしているヨーシャです。
今回私は、明日のPyCon JP 2022スプリントでリーダーに立候補してみました。
題材は、自作の写真の色編集ツール anshitsu の開発です。
Sprint とは?
PyCon JP におけるスプリントは、公式の説明を借りれば、以下のようなものです。
で、今回、私は自作の Python 製の画像の色変換ツール、 anshitsu の開発をいっしょに行いたいと考えています。
Sprint の参加登録方法
Sprintの参加登録は、以下のリンクにあるconnpassのページから行います。
anshitsu について
このツールは、自家現像をするほど銀塩写真にハマってしまった私が、ネガフィルムを取り込んだ後の画像を見られるようにするために作ったCLIツールです。
まだ、以下の機能しかありません。
automatic color equalization アルゴリズムによる色補正
gray world アルゴリズムと stretch アルゴリズムを組み合わせた色補正
グレースケール化
「とさかモード」による、グレースケール化 + コントラストの調整
ガウシアンノイズを乗せる
グレースケールにした画像をRGB画像に変換する
対応ファイルはRGBかRGBAかグレースケールのPNGファイルかJPEGファイルになり、このツールではJPG画像を出力します。
変換サンプル
ここでは、変換サンプルを用意しました。
まずは、私の写真です。
これを、グレースケール化するとこうなります。
さらに、とさかモードでコントラストを2.4に指定したものです。
さらに、ガウシアンノイズを乗せる(10.0)とこのような画像になります。
anshitsu の目指すところ
anshitsu の目指すところは以下の3点です。
手間をかけずに
60%から80%のできの「まあ見られる」画像に変換する
レタッチとかの難しいことは考えなくてよい
現状、基本的に色を変えることに特化するつもりです。
ただ、機械学習を使って、「いい感じの」色に変換できることを目指したいと思っています。
その上で、今後は以下のような機能を取り込むことを考えています。
各カメラメーカーのRAWファイルを読み込み、変換できるようにする
カラーネガフィルムから「見られる」画像を得られるようにする
クロスプロセス現像で得られたような、どうなるかわからないランダムな色変換を実装する
気軽に使えるGUIツールやアプリ、Webアプリを提供する
その他、瞳を閉じている画像を除いてほしいという機能リクエストもありました。さらに、新しいアイディアを募集中です。
ということで……
皆さんが明日のスプリントに参加していただけることをお待ちしております!
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