「いまの気象」 iOSショートカット
気象庁のサイトがリニューアルされました。
気象庁|アメダスページhttps://www.jma.go.jp/bosai/map.html#5/34.488/137/&elem=temp&contents=amedas&interval=60
旧来のオールドスクールなHTMLテーブルデータからJSONに変更されたのに伴い、実在する観測地域名を指定したら、その地点の気象データをテキスト通知&読み上げしてくれるiOSショートカットを作成しました。
iOS13/14/15のショートカットAppに対応。AppleWatchでもwifiなりcellerなりネットに繋がっていればiPhone接続なしでもスタンドアローンで動作します。無料です。観測地域名は上記アメダスページで調べることができます。
AppleWatchでの実行例
機能
インストール時の質問に、気象庁アメダスマップにある観測地域名を入れると「気温・湿度・風速・風向き・日照(1h)・1h降水量(mm)または1h積雪(cm)」をテキストで通知、読み上げしてくれます。
気象庁|アメダスページ(最寄りの観測所名はこちらで確認)
https://www.jma.go.jp/bosai/map.html#5/34.488/137/&elem=temp&contents=amedas&interval=60
※観測地点によっては「湿度」「日照」のデータがありません。
⚠複数同名地域がある場合、停止します。
「藤原」「清水」などあるある地域名は、都道府県を越えて同名の観測地点が複数存在するため、当ショートカットでは判別できず動作を停止します。
これはJSONデータが、都道府県→市区町村と構造化されていないためです。iOSショートカット上で独自に全国数百ある観測地点分を構造化する必要があり、それをやるのは面倒なのでやっていません。
ただ、これは簡単な代替方法があり、ブラウザにて気象庁アメダスマップから対象地点を選んだら、URLクエリの中から「amdno」の数値を見つけ、その数値をショートカット内の変数「AREA.ID」にテキストか数値として設定してみてください。設計上地域名設定を無視して動作するはずです。
難しいという方は、以降に説明するカスタムオーダーご依頼ください。
インストールリンクはこちら
インストール時に観測所名を入れる必要があります。東京なら東京、富良野なら富良野などなど。冒頭に触れた気象庁アメダスページから最寄りの観測所名を事前にお調べください。
※2021.12.19 update。マイナス温度時に表示がおかしくなる問題を修正。
※DL数計測のために、bit.ly経由させてもらっています。
iOS13/14では外部のショートカットを入れるのが初めての方は、「設定>ショートカット>信頼されていないショートカットを許可」する必要があります。
※(免責)当ショートカットのご利用にあたり万が一発生した損害・不利益等があっても当方は責任を負えません。
つかいどころ/シーン
そのままタップして実行が一番シンプルな使い方です。ウィジェットに出してタップすれば、いちいち天気アプリの画面を見るまでもなく通知・読み上げしてくれます。
また「Hey, Siri いまの気象」とショートカット名を唱えればSiriが実行してくれます。
UberEatsの人はじめ、自転車にスポーツ目的等で乗るような人は、風向きや風速が気になると思います。ぽんとタップすれば、移動開始前に風向きに対する心構えができます。不意に来る向かい風ほど、きついものはないですからね。風向きを読んでの周回のプランニングなどにもいいかもしれません。
もう少し高度な使い方では、iOS13以降のオートメーションに組み込んで、寝起き時間に気象情報を読み上げるようなこともできます。時間などのオートメーショントリガーを指定し、「ショートカットを実行」アクションで当ショートカットを指定するだけです。
詳しくはgoogle等で調べてみてください。
当ショートカットのカスタムオーダー承ります。
取得している気象データは前述した以外にも、
・降雨量(10分・3時間・24時間)
・積雪深(6時間・12時間・24時間・総積雪)
なども観測地点によっては計測されており、当ショートカットでもそのデータ自体は取得しています。自分の普段使いには冗長な情報なため、出力していないだけです。カスタマイズすることで、それらも出力することができます。(※web技術/ショートカットの知識がすこし必要です。)
もし前述の同名地域時のAREA.ID指定など、ショートカットのカスタマイズについて、自分ではできないからやってほしいという方がいれば、以下の金額でカスタムオーダーを承っています。
・「同名地域の地点指定」 税込 300円
・「表示していない追加データの全出力」 税込 500円
決済方法は、Pringでの送金、または、当note記事へのサポート機能(投げ銭機能です)になります。いずれも本名提示不要です。note上なりpring上での適当なニックネーム設定でやり取りできます。
設定する上で、お住まいの地域がこちらに伝わってしまうのだけは避けられないので予めご了承ください。
noteのサポート機能利用には「noteアカウント」の作成が必要です。決済は「クレジットカード」「キャリア決済」が利用できます。支払い額にnoteプラットフォーム利用手数料が15%~25%含まれており、返金には対応していません。
こちらのカスタムオーダーについては、
事前にTwitter(@iOS_SC_ASOBOU)までご相談ください。
それでは。
[Twitter] iOSのショートカットで遊ぼう @iOS_SC_ASOBOU