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20210513【141】ノンフィクション~びっくり仰天の初顔合わせ

こんにちは!ioriです。

少し前に実際にあったお話をしたいと思います。

僕も当年、50歳になり中2の娘を持つ身です。最近見ているとお洒落に敏感になってきたなと思います。確実に何かに影響されている感じも否めません。まぁ、僕もこのあたりから自分が着る服に敏感になっていました。

一概には言えませんが、僕は異性を意識し始めた頃にこの変化が起こりました。娘はどうなんだか?恐れ多いというか?怖くて聞けないのが正直なところです。

吹奏楽部、学校生活が楽しいようで見ている限り異性(男)の匂いは感じられませんが、この調子だと時間の問題だとも思えてなりません。

そんな迫りくる未来を感じながら、先日友人から聞いた話です。

僕の年齢からいけば、遅めの結婚だったので学校行事などに参加すると自身のおじさん感は痛感します。でも早い段階で結婚した友人の娘は23歳とのことです。

友人は、一人っ子の娘にもかかわらず、割かし自由奔放、気ままに!育ててきたようだ。「勉強しろ!」「早く帰ってきなさい!」「行儀良くしなさい!」など皆無で・・・

ただし、挨拶にだけは厳しかったみたいです。友人から聞くと「一つだけ大事な約束事をしておけば、心配はない!」という説得力のない持論が気になりますが・・・

そうなると、いやそれだけが全てではないかもしれませんが、その娘さんの素行は時間の経過とともに派手になり、高校生で早くもクラブ通いを覚えたり、化粧をし居酒屋、朝帰りが当たり前になったようだ。

それでも友人は、何をいうわけでなく普通でした。

ただ、そうなると多少は娘さんに男の影が嫌でも見えてくるはずなのだが、一向にその気配はなかったみたいです。

そこは、気になってたんでしょうね。男親だから。

その後、そんな日々が続き、ある日娘さんが友人にこう言ったそうです。

友人は、うすうす気づきながらも耳を傾けた。

「彼氏が出来てんけど、うちに連れてきていい?」

年頃の女の子と父親の会話の切り口の常套句!!!

「あ、いいよ」とはいうものの内心は、どうやら・・・

まぁ、ここからがオチ部分になりますが、何と連れてきた彼氏というのがアメリカ人男性でした。友人は「デニス・ロッドマンが来たかと思った!」後に漏らしていました。

恐らくは、クラブで知り合ったのでは!と友人が言っていました。

そんなことよりもっと他にないんかいっ!と突っ込みたくなりますが、さすがに腰を抜かしたというか、仰天となったようです。

家に来てしまった以上、玄関先で終わらせるわけにもいかず、茶の間で友人、奥様、娘さん、彼氏(アメリカ人男性)というカルテットが誕生し、イケメン好きな奥様が好意的であったことで場は和んだらしい。

普段から何事にも無頓着な友人も時間の経過とともに打ち解け、娘さんの彼氏との初顔合わせは無事に終了したそうな。

友人からこの話を聞いたときに言ってました。

「人間、長いことしてたらこんなこともあるんやね!」

この脱力感すら否めない締めで終わりたいと思います。

今日は、ここまで!




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