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20210410【108】どついたるねん!

こんにちは!ioriです。

元々、プロレスが好きなので、ボクシング、K-1,MMA,などには、あまり興味を示しませんでしたが表紙上のこの二人の猛者の試合を見てからシンプルに強い漢が勝つという真剣勝負のPRIDEにも目を向けるようになりました。

「ドン・フライVS高山善廣」

この試合は、2002年6月23日に行われた総合格闘技イベント『PRIDE.21』のメインイベントでマッチアップされました。

正直プロレスラーのMMA参戦には、」否定的でした。レスラー同士の間の取り合いがMMAでは成立しにくく、「見せる要素」がほとんどない真剣勝負のMMAにレスラー不要論すら唱えたくなります。

そんな中、2人のプロレスラーが世界の格闘技史上に残る究極のタイマン勝負を繰り広げたのだから痛快である。

壮絶! ノーガードで顔面の殴り合い!

お互いが選手寿命を顧みず、「勝つ!」という信念のもと向き合えば、こうもなるのか?と目頭が熱くなった当時が蘇ります。

この試合に至るまでの現役プロレスラーのMMAでの戦績が悪くプロレスの低迷の原因とも言われたが、この両者の試合プロレスラー高山は負けはしたもののそれまでの評価とはかけ離れ本業のプロレス界でもこれきっかけに大きくスターダムの道を歩むことになる。

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それの証拠としてその週の専門誌の表紙には敗者である高山が・・・

リングサイドには、ヴァンダレイ・シウバやレイ・セフォー、ボブ・サップら超一流の格闘家たちも陣取っていたが、技術論を超越した原始的な殴り合い、魂のぶつけ合いに呆然としていたことも印象深い。

後に“最強”の称号を手にするエメリヤーエンコ・ヒョードルは、この大会がPRIDE初参戦だったが、そのコーチが「PRIDEの観客がここまでのことを求めるとは思わなかった。プロとしての認識が甘すぎたかも知れない」と語っている。
この一戦が多くの格闘家たちの魂に火を点けたのは間違いないようだ。

子供の頃からプロレスをはじめ、たくさんの名勝負を見てきましたが、この試合は僕の中でずっと語り継がれてゆくであろう・・・

今日は、ここまで。

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