すぐ読める 基礎からわかる 灰谷魚 解体新書 ~1:アルパカ発射台~
思い出してみてください。
みなさんの初めてのノートは、どんなノートでしたか。
アカウント開設のご挨拶? 名刺代わりの自信作アップ?
灰谷魚ご紹介特使の松本いおりです!
さて、われらが灰谷魚氏の初公開ノートはこちら!!
『アルパカ発射台』
シュールかわいいこの作品で、灰谷魚氏はnoteに初お目見えなさいました。
しゅっと滑り込んで挨拶の口上を述べるでもなく、投稿のしにくさを(開始当時は公式さんから情報発信は今みたいにはありませんでした)愚痴るでもなく
いきなりの作品投下!!
初投稿から1年以上たっている今でも、ペースを崩さず小説の更新を続けていらっしゃる、灰谷さんらしい潔さです!!
さて、この『アルパカ発射台』どのような物語かと申しますと――
え? はい、アルパカですよ。アルパカ。あの、アルパカです。
キリンにしてはもこもこで斑点がない。ヒツジにしては首の長い。毛の生えたラクダみたいな、小さい立ち耳とつぶらなお目目がかわいいアルパカです。
その、アルパカが、タイトル通り発射されちゃうんです、空に向かって。
誰が何の目的で作ったかはわからないけど、とにかく全世界から集まってくるアルパカが発射台の後ろに列をなし、発射されるのを待っているのです。
それを主人公「僕」が彼女を連れて見物に来る…そして!
と、そういう物語。
これ以上はわたくしからは申し上げられません。作中の太字に、読者のみなさんはご注意ください。
アルパカは…実はアルパカはっ!!
ああっ、わたしからは言えません。ぜひご自分の目でお確かめくださいっ!!
続いてのご紹介は、
21個の海を巡って詞的な世界があふれ、切ない読後感に浸れるあの作品です!!
お楽しみにっ!!