【急遽投稿】(wed.10/29/2024-05:00am)今週のドル円を主に日足チャートから考える。

10月29日水曜日午前5時の状況把握とこれからのドル円を主に日足チャートから読み解きます。
状況把握しながら、日足のチャートとトレンド系やオシレーター系の各種インジケーターで考察していきます。


事前に把握しておきたいチャートのポイントは、
2011/10/31-75.57(円史上最高値・ドル円史上最安値)
2016/6/24-98.65
2021/1/6-102.59
2023/1/16-127.21
2023/12/28-140.24
2024/7/3-161.94
2024/9/16-139.57
2024/10/4-148.70
をみます。(値は証券会社等によって変わります。)
あとのポイントは文中にて




🟠チャート

さて、現況です。

月足です。
8月9月の下落をほぼ打ち消し10月29日までの今月さらに上昇しました。
8月の始値149.91大きく超えました。
一目均衡表の三役好転であることも、
チャートの形からも強い上昇にあると言えます。

週足です。
今週は、始値152.84、高値153.88、安値152.40、終値153.41の現在です。
始値終値の幅は0.57と幅はそんなに大きくないです。
上ヒゲしたヒゲは小さめです。
5SMA10SMA21SMA50SMA90SMA100SMA150SMA200SMAの上にいます。
5SMAが21SMA50SMAを上抜けしましたのでさらに強い上昇傾向となるでしょう。
トータルでは、週初めよりさらに強い上昇傾向となっています。
MACD、RCI、RSIともに強弱あれ上昇傾向です。
一目均衡表は、雲上になりましたが三役好転まではまだまだです。

日足です。
8日から2日陽線1日陰線を3回繰り返し、21日月曜日から3日連続陽線、24日木曜日は陰線そして25日は陽線とある程度繰り返して徐々に上昇しているところです。
28日月曜日は陽線そして29日火曜日も陽線付けそうですから3日連続陽線後の30日水曜日は陰線となるかポイントです。
30日水曜日は、下げ基調となるか見極めてからトレードしたいところです。
ただ、一度下げても上昇基調には変わらないチャートの形ですので、
全体的には買い場探しと考えます。
今週は、昨日の高値153.88を超えられかがこれからの動向を占う指標になると思います。



🟠上値抵抗線 下値支持線


今より上は、しばらく強い抵抗線になるようなものが少ない上値空白地帯で、一気に駆け上がりそうにみえます。
直近では、
153.70-153.90あたりに上値抵抗線があるようにみえます。
それ以上は、155.5まで空白地帯になりそうです。

149.90-150.2のあたりに下値支持線があるようにみえます。




🟠SMA 5SMA10SMA21SMA50SMA90SMA100SMA150SMA200SMA


25日の上昇でローソク足は各種SMAを上抜けしてきました。
5SMA線は、150SMA以外他のSMAを上抜けしました。
10SMA線は、21SMA50SMA90SMA100SMA200SMAを上抜けしました。
このように週始めから大きく上への力が強くなりました。
他のSMAは、
21SMAが強い上向きのまま
50SMAが上抜きのまま
90SMAは下向きのまま
100SMAは緩やかな下向きのまま
150SMAは横向きから緩やかな上向きへ
200SMAは緩やかな上向き
週始めから上昇傾向が強まりましたが、大きく強まったわけではありません。
評価は、とりあえず上昇トレンドにあるとします。




🟠ボリンジャーバンド(BB) 基準線21SMA


基準線は変わらず上向きです。
σ3領域より下にローソク足はあり安定的にあるとみえます。
標準偏差×3のポイント(σ2の上限)が154.42で、拡大傾向です
154.42付近への上昇を期待できそうです。



🟠MACD MACD12-26平滑シグナル9


ヒストグラムは、ゼロより上です。
MACDは、ゼロよりも上で、さらに上向きになっています。
シグナルがゼロより上で、上向きであり、強い上昇傾向がみられます。
しかし、ヒストグラムの乖離がゼロに近づく状態が変わらずです。変わらず上昇の力が弱くなったと感じさせます。
下落への転換に気をつけながら上昇を期待できる状態です。



🟠RCI 短6-中10-長27


上昇トレンドの範囲にあり、強い上昇を示すところにいます。
短期線82.85、中期線92.72、長期線96.52となっていて、前週より上にあります。
ただ、短期線が中期線を若干下回り、下への力も感じられます
短期線中期線長期線の全ては高い範囲にいますが、なにか発生すれば下に大きく変化する恐れのある状態にいます。
そのような状態にいますので、下降への変化に十分注意しましょうという雰囲気になっています。
上昇トレンドを期待しながら、下への変化に十分警戒しましょう



🟠RSI 14期間25日期間75日期間


14日期間は、70.44という週始めより低下しましたが、上昇への強いアクセルが踏まれている状態です。
14日期間は下向きに変わりました。
MACDのヒストグラムがゼロに近づきつつあることからも下への注意が必要です。
現在の形は、14日期間が25日期間を下抜けし、下落に十分注意しながら上昇も期待という状態とみえます。



🟠フィボナッチリトリースメント


フィボナッチリトリースメント(以下、単に、フィボナッチという。)を次の通り置く。


始点:2023/1/16-127.21
終点:2024/7/3-161.94
結果として、各々の上昇率のポイントは、
61.8%、148.69あたり
50.0%、144.58あたり
38.2%、140.48あたり
となる。

フィボナッチ始点から達した終点を上昇率100%として、
フィボナッチのラインの(上昇率)38.2%のラインを超えて下落し
82.58%下落(上昇率17.42%地点に到達)して、
2024/9/16に139.57まで達した。
フィボナッチでみると黄金比の61.8%(フィボナッチのラインで言うと38.2%のライン)を超えて下落し、反発している展開です。
フィボナッチの38.2%ラインより下まで下落したということは、下落率としては充分で、要するに充分ポジション調整などが行われたので、反発がかなり大きく期待できることになります。


次に、別に、フィボナッチを置く。


始点:2024/7/3-161.94
終点:2024/9/16-139.57
差が22.37
結果として、各々の下降率のポイントは、
38.2%、153.40あたり
50.0%、150.75あたり
61.8%、148.11あたり
となる。

フィボナッチのライン50%150.75を上抜けしてきました。
次は38.2%153.40がポイントになり視界に入ってきました。
その上に行くかは38.2%のラインを超えたときに考えましょう。
上昇傾向とみえます。
フィボナッチ38.2%153.40のラインを超えられるかがポイントになります。
もし、超えられないとすれば38.2%のラインですので、下落トレンドに移行するともみられます。



🟠トレンドライン



始点:2021/1/6-102.59
終点:2023/1/16-127.21
このトレンドライン延長線をしっかり上抜けしていますのでさらなる上昇に期待したいところです。
また、このトレンドラインが下限値として機能してくれることにも期待です。
現在はこのトレンドラインの大きく上にいる状態です。


始点:2023/1/16-127.21
終点:2023/12/28-140.24
平行線:2023/11/12-151.90
このトレンドラインは、2024/7/3の161.94に向かって上昇している期間に引いた平行チャネルです。
このトレンドラインを上抜けするとさらに強い上昇トレンドになるのではないかと考えていました。
現在はこのトレンドラインを上抜けしました。
そして、これから順調に上昇し、平行チャネルで引いた範囲でレンジしながら上昇することを期待したいところです。
ただ、再度このトレンドラインを下回るようであれば、大きく下落していくとみえます。


始点:2011/10/31-75.57(円史上最高値・ドル円史上最安値)
終点:2016/6/24-98.65
このトレンドラインは、ドル円の史上最安値と次の底値(転換点)を結んだものです。その延長線上が現在135円手前にありまだまだ乖離ありますが、この延長線を円高時代への転換のひとつの目安として見ていきたいと思います。


🟠一目均衡表 基準線26転換線9先行スパンA26先行スパンB52遅行線26


21日で厚い雲を上抜けし三役好転になり、さらに23日には雲の天井を越えました。
強い上昇傾向です。
理想を言えば雲の天井で上抜けしてほしかったですが、まずまず雲の上部で上抜けなのである程度強い上昇傾向になっていると思います。
三役好転の強い上昇傾向を期待しましょう。



4日時点の状況から遊びで予測した21日に雲を上抜けするということがぴったり当たりました。遊びなのでだからなにって感じですが一応参考まで…
今後も同じような状況になったらこれを遊びで予測したいと思います。
(遊びの予測の文章▶あまりあてにならないですが、フィボナッチ②の50%の150.76のラインで雲を上抜けするポイントは今回も21日月曜日と出ましたが、これは信用しなくてよいです。単なるチャートでの遊びです。根拠薄弱なので…)


🟠まとめ


以上から概ね上昇トレンド中で、週始めと比して全般的に上への力が強まった状態です。
複数のインジケーターがそのように示しています。
ただ、フィボナッチ②の38.2%153.40を上抜けするかどうかで超えられなかったときは下落トレンドに移行する可能性があります。
なにかひとつですぐに下へ大きく動くのではないかという可能性を含んでいる下へのある程度の力も働いている兆候があります。
下落も気をつけたいところです。
とりあえずは、153.90(28日高値153.88)を超えられるかがポイントを考えます。
さらに上の154.0を超えると155.5付近まで空白地帯にみえますので一気に上も考えられます。
下値は、25日安値151.45、そして149.90-150.2あたりまでを考えています。
153.40を越えられず下落に転じた時の下落の大きさには気をつけましょう。

全般的には上昇傾向ですが、
突然の大きめな下落と日足陰線になるような動きに注意していきましょう。


🟠蛇足① トレードで注意するところ


週明けのドル円ですが、朝イチから東京仲値にかけて、東京仲値以降13時まで、実需の売買以外にも海外投機筋が大きく動かしてくる可能性が高いです。
結構、この意図的な波にのまれて、シュンとなってしまいトレードが続かない人も多いと思います。なので、この海外投機筋の意図的な動きには逆張りせず合わせて軽く波に乗る感覚で良いと思います。
タイミング合わなければスルーしましょう。
必ず毎日発生するわけではないですが、特に大きく動いた翌営業日の朝からには気をつけたほうが良いと思います。

夕方前くらいにはLN前で動いてくるものもあります。


🟠蛇足② ファンダメンタルズとトレードの際の心構え


FXでは、指標や要人発言、景気動向、世界情勢、ヘッドライン等が加味されますので、ファンダメンタルズも追いかけましょう。
ただし、特にFXは、社会情勢や政治・行政に一喜一憂して嘆くよりも、単なる波乗りですから波乗りに徹しましょう🏄‍♂️
良い波を早く見つけて乗る!良い波であればあるほど降りずに乗り続けることが大事です。
そして、良い波でもいつかは波は無くなりますので粘りすぎは禁物です。

社会情勢や政治・行政に文句言う暇があったら、良い波を見つけるためにチャートを見て把握してから、世情の把握であるファンダメンタルズの把握をしましょう。

なぜファンダメンタルズ把握が必要なのか、社会情勢や政治・行政に文句言うためではなく、ファンダメンタルズは長期足よりも長い状況把握をするためだからです。
短めのチャート足で迷ったら長い足を見ますよね
それと同じです。
チャートで迷ったらファンダメンタルズも見返します。
もちろん、年単位月単位とはっきりしたものではなく、時には1週間以内の出来事もファンダメンタルズにはありますが、基本、長く大きくそして深く世の中のできごとを把握することがファンダメンタルズの把握です。
ファンダメンタルズで大局観と深い知識を得て、各レートとチャートに再度臨みましょう
そうするとチャートだけでは得られない気づきを得ることになります。
大事なことですよ

では、みなさん、
明日も今週も良い波を見つけ、良い波に乗りましょう🏄‍♂️


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参考に読んでみてください

【ドル円の歴史をまとめてみた!】
ドル円の歴史をまとめてみました
なんとなく今って円高なんでしょ?と円安のようだけどなんて様々な情報で思っていたことドル円が今まで付けてきた数字とその因果関係を辿ることによって、今のドル円がどのような状態か正確につかむことによって、これからのトレードに活かそうと試みた内容です。
こういうことがあったから今は円安トレンド、こうなれば円高トレンドと今までよりスムーズに判断することができるでしょう
ぜひ読んでみてください




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変な人に対しては、このとおり対応してきます。


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