これからのドル円をチャートから考える。主に日足チャートで(04:00am.2024/10/15tue.時点)

10月15日火曜日(04:00am)の状況把握とこれからのドル円を主に日足チャートから読み解きます。
状況把握しながら、日足のチャートとトレンド系やオシレーター系の各種インジケーターで考察していきます。


事前に把握しておきたいチャートのポイントは、
2021/1/6-102.59
2023/1/16-127.21
2023/12/28-140.24
2024/7/3-161.94
2024/9/16-139.57
2024/10/4-148.70
をみます。
あとのポイントは文中にて




🟠チャート


前回(2024/10/07 02:48時点)で投稿した状況把握と基本変化ありません。
さて、現況ですが、
週足では、0.36円幅の下ヒゲをつけた陽線で終わり、2週連続陽線となり上昇基調です。
今週も強い上昇を期待したいと思わせる状況です。
ちなみに、上ヒゲは0.29円幅です。
5SMA10SMA90SMA100SMA150SMA200SMAを上抜けしています。
50SMAには届いていません。50SMAを上抜けすればさらに強い上昇傾向となるでしょう。

日足です。
11日金曜日は前日10日木曜日の陰線を全否定する上昇となり、昨日14日月曜日は特に強い材料が無いにも関わらず、70銭を超える上昇となっています。
強い材料が無くとも上昇するという強い基調的上昇傾向と言えると思います。
8月15日8月16日の149.30‐149.40を超え「ソーサーボトム・鍋底」のプラットフォームとネックラインが形成され、現在ネックラインを上に超えるところにいると考えられます。
良い買い場になってきているのではないかと考えます。
さらなる上昇を期待したいところです。



🟠上値抵抗線


今より上は、しばらく強い抵抗線になるようなものが少ない上値空白地帯で、一気に駆け上がりそうにみえます。
150.60-150.80151.80あたりに上値抵抗線があるようにみえます



🟠SMA


5SMA線、10SMA線、21SMA線が50SMAを下から上に上抜けしています。
前回よりさらに強い上昇基調になったと言えます。
他のSMAは、
50SMAが上抜きに
90SMAは下向きのまま
100SMAは下向きから横向きに動こうかというところ
150SMAは横向きから上向きに動こうかというところ
200SMAは上向きに
前回より上昇トレンド強まりました



🟠ボリンジャーバンド(BB) 基準線21SMA


基準線は変わらず上向きです。
σ3領域より下にローソク足はあり安定的にあるとみえます。
標準偏差×3のポイント(σ2の上限)が151.13です。
151.13付近への上昇を期待できそうです。



🟠MACD MACD12-26平滑シグナル9


ヒストグラムがゼロより上でMACDもゼロよりも上でかつ上昇傾向で、シグナルがゼロより上となり、強い上昇傾向がみられます。
しかし、ヒストグラムの乖離がゼロに近づく状態になりました。少々上昇の力が弱くなったと感じさせます。
下落への転換に気をつけながら、上昇への期待を持ちたいところです


🟠RCI 短6-中10-長27


上昇トレンドの範囲にあり、強い上昇を示すところにいます。
短期線82.85、中期線87.87、長期線85.83となっていて、なにか発生すれば下降トレンドに変化する恐れのあるところにいます。
そのような状態にいますので、強い上昇トレンドにいるものの下降トレントへの変化に十分注意しましょうという感じになっています。
さらなる上昇トレンドを期待しながら、下降トレンドへの変化に十分警戒しましょう



🟠RSI 14期間25日期間75日期間


14日期間は、72.79という上昇への強いアクセルが踏まれている状態です。
ボリンジャーバンド、MACDと対比しても齟齬が発生していないことから、買われすぎとまでは言えない状況にみえます。
25日期間は61.61と強い上昇を示しています。75日期間は41.45と1週間前と比べて若干下方向に動いています。
現在の形は、まだ上昇するのではないかという状態です。




🟠フィボナッチリトリースメント


フィボナッチリトリースメント(以下、単に、フィボナッチという。)を次の通り置く。


始点:2023/1/16-127.21
終点:2024/7/3-161.94
結果として、各々の上昇率のポイントは、
61.8%、148.69あたり
50.0%、144.58あたり
38.2%、140.48あたり
となる。

フィボナッチ始点から達した終点を上昇率100%として、
フィボナッチのラインの(上昇率)38.2%のラインを超えて下落し
82.58%下落(上昇率17.42%地点に到達)して、
2024/9/16に139.57まで達した。
フィボナッチでみると黄金比の61.8%(フィボナッチのラインで言うと38.2%のライン)を超えて下落し、反発している展開です。
フィボナッチの38.2%ライン以上まで下落したということは、下落率としては充分で、要するに充分ポジション調整などが行われたので、反発がかなり大きく期待できることになります。

次に、別に、フィボナッチを置く。


始点:2024/7/3-161.94
終点:2024/9/16-139.57
差が22.37
結果として、各々の下降率のポイントは、
38.2%、153.39あたり
50.0%、150.75あたり
61.8%、148.11あたり
となる。

フィボナッチからみると、
今の展開で148.11を上抜けしましたので、
次の50%の150.75あたりまで上昇するポイントとして
と指しています。
奇しくも上値抵抗線と近いポイントを指しています。
このように複数のものが重なったときは注目点として念頭においておきたいポイントです

その上に行くかは50%のラインを超えたときに考えましょう。


🟠トレンドライン



始点:2021/1/6-102.59
終点:2023/1/16-127.21
このトレンドライン延長線をしっかり上抜けしていますのでさらなる上昇に期待したいところです。
また、このトレンドラインが下限値として機能してくれることにも期待です。


始点:2023/1/16-127.21
終点:2023/12/28-140.24
平行線:2023/11/12-151.90
このトレンドラインは、2024/7/3の161.94に向かって上昇している期間に引いた平行チャネルです。
このトレンドラインを上抜けするとさらに強い上昇トレンドになるのではないかと期待していますが、現在はフィボナッチ②50.0%150.76より上なのでまだ先ではないかと考えています。




🟠一目均衡表


4日で厚い雲に上昇して突入し、雲の中です。
転換線が基準線を下から上抜けし、
遅行線がローソク足を下から上に上抜けしています。
ローソク足は、基準線と転換線の上にあります。
上昇トレンドにいると言えます。
あとは、雲をどこでどのように上抜けて、どのくらいの強さの上昇トレンドになるか楽しみです。
いずれ三役好転になることを期待できるでしょう。

あまりあてにならないですが、フィボナッチ②の50%の150.76のラインで雲を上抜けするポイントは今回も21日月曜日と出ましたが、これは信用しなくてよいです。単なるチャートでの遊びです。根拠薄弱なので…


🟠まとめ


以上から概ね上昇トレンドを示して、前回より確実に全般において上昇トレンドが強くなりました。
懸念は、MACDヒストグラムの乖離がゼロに近づきつつあるということとRCIが短中長とも80を超えているということです。
なにかひとつですぐに下落に転じるのではないかという可能性があります。ただ、RCIは高い状態で数日続くときもありますので悪しからず。
とりあえずは、150.80と151.80あたりまで上昇を考えています。
全般的には強い上昇傾向ですが、
突然の大きめな下落に注意していきましょう。


🟠蛇足① トレードで注意するところ


週明けのドル円ですが、朝イチから東京仲値にかけて、東京仲値以降13時まで、実需の売買以外にも海外投機筋が大きく動かしてくる可能性が高いです。
結構、この意図的な波にのまれて、シュンとなってしまいトレードが続かない人も多いと思います。なので、この海外投機筋の意図的な動きには逆張りせず合わせて軽く波に乗る感覚で良いと思います。
タイミング合わなければスルーしましょう。
必ず毎日発生するわけではないですが、特に大きく動いた翌営業日の朝からには気をつけたほうが良いと思います。

夕方前くらいにはLN前で動いてくるものもあります。


🟠蛇足② ファンダメンタルズとトレードの際の心構え


FXでは、指標や要人発言、景気動向、世界情勢、ヘッドライン等が加味されますので、ファンダメンタルズも追いかけましょう。
ただし、特にFXは、社会情勢や政治・行政に一喜一憂して嘆くよりも、単なる波乗りですから波乗りに徹しましょう🏄‍♂️
良い波を早く見つけて乗る!良い波であればあるほど降りずに乗り続けることが大事です。

社会情勢や政治・行政に文句言う暇があったら、良い波を見つけるためにチャートを見て把握してから、世情の把握であるファンダメンタルズの把握をしましょう。

なぜファンダメンタルズ把握が必要なのか、社会情勢や政治・行政に文句言うためではなく、ファンダメンタルズは長期足よりも長い状況把握をするためだからです。
短めのチャート足で迷ったら長い足を見ますよね
それと同じです。
チャートで迷ったらファンダメンタルズも見返します。
もちろん、年単位月単位とはっきりしたものではなく、時には1週間以内の出来事もファンダメンタルズにはありますが、基本、長く大きくそして深く世の中のできごとを把握することがファンダメンタルズの把握です。
ファンダメンタルズで大局観と深い知識を得て、各レートとチャートに再度臨みましょう
そうするとチャートだけでは得られない気づきを得ることになります。
大事なことですよ

では、みなさん、
明日も来週も良い波を見つけ、良い波に乗りましょう🏄‍♂️


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重要事項説明


https://note.com/iori_hirose1178/n/n82986e9777e0


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