【急遽投稿】10/24-9時amからのドル円をチャートから考える。主に日足チャートで
10月24日木曜日午前9時の状況把握とこれからのドル円を主に日足チャートから読み解きます。
状況把握しながら、日足のチャートとトレンド系やオシレーター系の各種インジケーターで考察していきます。
23日NYCLは、152.76でした。
事前に把握しておきたいチャートのポイントは、
2011/10/31-75.57(円史上最高値・ドル円史上最安値)
2016/6/24-98.65
2021/1/6-102.59
2023/1/16-127.21
2023/12/28-140.24
2024/7/3-161.94
2024/9/16-139.57
2024/10/4-148.70
をみます。(値は証券会社等によって変わります。)
あとのポイントは文中にて
🟠チャート
さて、現況です。
月足です。
8月9月の下落をほぼ打ち消し、さらに上昇する10月24日までの今月の上昇です。
強い上昇にあると言えると思います。
週足です。
先週は、始値149.01、高値150.32、安値148.84、終値149.47でした。
5SMA10SMA21SMA50SMA90SMA100SMA150SMA200SMAの上にいます。
先週と違い21SMA50SMAを上抜しましたので、さらに強い上昇傾向となりました。
日足です。
23日水曜日は大幅に上昇(1.71円)し152.76で終了しました。(NYCL時点)
ほぼ7月31日の始値です。
8月15日8月16日の149.30‐149.40を超え「ソーサーボトム・鍋底」のプラットフォームとネックラインが形成され、ネックラインを上に超えて強い上昇基調にいるとみえます。
🟠上値抵抗線 下値支持線
今より上は、しばらく強い抵抗線になるようなものが少ない上値空白地帯で、一気に駆け上がりそうにみえます。
直近では、
フィボナッチリトレースメント②(下記参照)の38.2%のライン153.40あたりと7月30日始値の153.94
とみます。
下値はみにくいので、とりあえす、152.00をみておきます。
🟠SMA
5SMA線、10SMA線、21SMA線が50SMAを下から上に上抜けしています。
前回より上昇に弱さが見られます。
他のSMAは、
50SMAが上抜きのまま
90SMAは下向きのまま
100SMAは上向きへ
150SMAは横向きから上向きに
200SMAは上向きのまま
前回から上昇がいっそう強くなりました。
🟠ボリンジャーバンド(BB) 基準線21SMA
基準線は変わらず上向きです。
σ3領域より下にローソク足はあり安定的にあるとみえます。
標準偏差×3のポイント(σ2の上限)が154.06です。
154.06付近への上昇を期待できそうです。
🟠MACD MACD12-26平滑シグナル9
ヒストグラムがゼロより上で、MACDもゼロよりも上で、上向きです。
シグナルがゼロより上であり、併せて強い上昇傾向がみられます。
しかし、ヒストグラムの乖離がゼロから離れる状態になりました。
上昇の力が強まりました。
🟠RCI 短6-中10-長27
上昇トレンドの範囲にあり、強い上昇を示すところにいます。
短期線82.85、中期線87.87、長期線94.07となっていて、
強い上昇トレンドのさなかにいます。
🟠RSI 14期間25日期間75日期間
14日期間は、76.62という前回投稿時よりも数値が上昇し上昇の力がとても強いことが示されています。
🟠フィボナッチリトリースメント
フィボナッチリトリースメント(以下、単に、フィボナッチという。)を次の通り置く。
①
始点:2023/1/16-127.21
終点:2024/7/3-161.94
結果として、各々の上昇率のポイントは、
61.8%、148.69あたり
50.0%、144.58あたり
38.2%、140.48あたり
となる。
フィボナッチ始点から達した終点を上昇率100%として、
フィボナッチのラインの(上昇率)38.2%のラインを超えて下落し
82.58%下落(上昇率17.42%地点に到達)して、
2024/9/16に139.57まで達した。
フィボナッチでみると黄金比の61.8%(フィボナッチのラインで言うと38.2%のライン)を超えて下落し、反発している展開です。
フィボナッチの38.2%ライン以上まで下落したということは、下落率としては充分で、要するに充分ポジション調整などが行われたので、反発がかなり大きく期待できることになります。
ただ、上昇にもたつくようであれば、大きな下落があり得るとみえます。
次に、別に、フィボナッチを置く。
②
始点:2024/7/3-161.94
終点:2024/9/16-139.57
差が22.37
結果として、各々の下降率のポイントは、
38.2%、153.39あたり
50.0%、150.75あたり
61.8%、148.11あたり
となる。
フィボナッチからみると、
次は38.2%の153.39が視界に入ってきました。
🟠トレンドライン
①
始点:2021/1/6-102.59
終点:2023/1/16-127.21
このトレンドライン延長線をしっかり上抜けしていますのでさらなる上昇に期待したいところです。
また、このトレンドラインが下限値として機能してくれることにも期待です。
②
始点:2023/1/16-127.21
終点:2023/12/28-140.24
平行線:2023/11/12-151.90
このトレンドラインは、2024/7/3の161.94に向かって上昇している期間に引いた平行チャネルです。
このトレンドラインを上抜けしてきました。強い上昇トレンドになっています。この平行チャネルの範囲内でのレンジで上昇トレンドが見込めるとみます。
③
始点:2011/10/31-75.57(円史上最高値・ドル円史上最安値)
終点:2016/6/24-98.65
このトレンドラインは、ドル円の史上最安値と次の底値(転換点)を結んだものです。その延長線上が現在135円手前にありまだまだ乖離ありますが、この延長線を円高時代への転換のひとつの目安として見ていきたいと思います。
🟠一目均衡表
厚い雲を力強く上抜けしました。
転換線が基準線を下から上抜けし、
遅行線がローソク足を下から上抜けしています。
ローソク足は、基準線と転換線の上にあります。
三役好転完成です。
とても強い上昇トレンドにいます。
中期的には売りで勝負する状況にないと考えます。
🟠まとめ
以上から概ね上昇トレンド中ですが、前回と比して確実に強い上昇基調にいる状態です。
複数のインジケーターがそのように示しています。
とりあえずは、153.40と153.94あたりまで上昇を考えています。
下値は、152.00あたりまでを考えています。
全般的に上昇基調と言えます。
🟠蛇足① トレードで注意するところ
週明けのドル円ですが、朝イチから東京仲値にかけて、東京仲値以降13時まで、実需の売買以外にも海外投機筋が大きく動かしてくる可能性が高いです。
結構、この意図的な波にのまれて、シュンとなってしまいトレードが続かない人も多いと思います。なので、この海外投機筋の意図的な動きには逆張りせず合わせて軽く波に乗る感覚で良いと思います。
タイミング合わなければスルーしましょう。
必ず毎日発生するわけではないですが、特に大きく動いた翌営業日の朝からには気をつけたほうが良いと思います。
夕方前くらいにはLN前で動いてくるものもあります。
昨日の大きな上昇から、日本政府の要人発言による口先介入や日銀金融政策決定会合が近づくとメディアからの観測気球と呼ばれる記事が出てきますから突然の上下動に注意が必要になります。
🟠蛇足② ファンダメンタルズとトレードの際の心構え
FXでは、指標や要人発言、景気動向、世界情勢、ヘッドライン等が加味されますので、ファンダメンタルズも追いかけましょう。
ただし、特にFXは、社会情勢や政治・行政に一喜一憂して嘆くよりも、単なる波乗りですから波乗りに徹しましょう🏄♂️
良い波を早く見つけて乗る!良い波であればあるほど降りずに乗り続けることが大事です。
社会情勢や政治・行政に文句言う暇があったら、良い波を見つけるためにチャートを見て把握してから、世情の把握であるファンダメンタルズの把握をしましょう。
なぜファンダメンタルズ把握が必要なのか、社会情勢や政治・行政に文句言うためではなく、ファンダメンタルズは長期足よりも長い状況把握をするためだからです。
短めのチャート足で迷ったら長い足を見ますよね
それと同じです。
チャートで迷ったらファンダメンタルズも見返します。
もちろん、年単位月単位とはっきりしたものではなく、時には1週間以内の出来事もファンダメンタルズにはありますが、基本、長く大きくそして深く世の中のできごとを把握することがファンダメンタルズの把握です。
ファンダメンタルズで大局観と深い知識を得て、各レートとチャートに再度臨みましょう。
そうするとチャートだけでは得られない気づきを得ることになります。
大事なことですよ
では、みなさん、
明日も来週も良い波を見つけ、良い波に乗りましょう🏄♂️
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重要事項説明
外国為替証拠金取引(FX)は、原本や利益が保証された金融商品ではありません。
ここに掲載するコンテンツは、取り引き(トレード)のために参考となる情報であり、金銭等の元本や利益を保証するものではありません。
ここの記事内容は、初心者向け・FXにあまり時間をかけられない人向けにしています。
全ての苦情、金銭の補填、note記事購入料金の返金等に一切応ずることはありません。
取り引きは、全て自己責任であり、ご自身の判断にて行ってください。
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ドル円の歴史をまとめてみました
なんとなく今って円高なんでしょ?と円安のようだけどなんて様々な情報で思っていたことドル円が今まで付けてきた数字とその因果関係を辿ることによって、今のドル円がどのような状態か正確につかむことによって、これからのトレードに活かそうと試みた内容です。
こういうことがあったから今は円安トレンド、こうなれば円高トレンドと今までよりスムーズに判断することができるでしょう
ぜひ読んでみてください
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