現在145.75に達したドル円の状況把握とこれからを日足チャートから読み解く(2024/10/02 23:20時点)

現在145.75に達したドル円の状況把握とこれからを日足チャート読み解く(2024/10/02 23:20時点)

状況把握しながら、日足のチャートとトレンド系やオシレーター系のインジケーターで考察していく。

チャートのポイントは、
2021/1/6-102.59
2023/1/16-127.21
2024/7/3-161.94
2024/9/16-139.57
をみます。



🟠上値抵抗線
今より上は、しばらく抵抗線になるようなものが無いor少ない上値空白地帯で、一気に駆け上がりそうにみえます。
148超えたらまた考えます。



🟠SMA
5日線と10日線が21日線を下から上に上抜けしている状況
他の長期線はまだ下向き
21日線が横向きへというところ
上昇トレンドはまだ始まったばかり転換時期とみえます。



🟠ボリンジャーバンド
今の日足の基準線21SMAボリンジャーバンドでみると、標準偏差×4のポイント(σ3の上限)が148.09です。
標準偏差×3(σ3の下限σ2の上限)の146.88から148.09までの間の上昇が期待できそうです。



🟠MACD
今(2024/10/02 23:45)の日足でMACDをみると、ヒストグラムがゼロより上で、下降していたが今日で急に再上昇となった
MACDがシグナルの上にあるまま、再度上昇していく気配をみせている。
そしてゼロを上抜けして行きそうにみえる。
このままMACDとシグナルがゼロより上に行けば、さらなるドル円の上昇が期待できる。



🟠RCI短6-中10-長27
上昇トレンドの範囲にあり、
短期線中期線は長期戦の上にあるものの、短期線は中期線を上抜けていない
もうひと押しドル円が上昇すれば、さらに強い上昇トレンドを形成するものと期待できる。
3線とも50パーセントをまだ超えてなく上昇トレンドが継続するようにみえます。



🟠RSI14期間
70%手前に位置しており上昇トレンドにいることを示していて、買い方向にアクセルが踏まれている状態です。
ボリンジャーバンド、MACDと対比しても齟齬が発生していないことから、買われすぎとは言えない状況に見えます。



🟠フィボナッチリトリースメント
フィボナッチリトリースメント(以下、単に、フィボナッチという。)を次の通り置く。


始点:2023/1/16-127.21
終点:2024/7/3-161.94
結果として、各々の上昇率のポイントは、
61.8%、148.69あたり
50.0%、144.58あたり
38.2%、140.48あたり
となる。

フィボナッチ始点から達した終点を上昇率100%として、
フィボナッチのラインの(上昇率)38.2%のラインを超えて下落し
82.58%下落(上昇率17.42%地点に到達)して、
2024/9/16に139.57まで達した。
フィボナッチでみると黄金比の61.8%(フィボナッチのラインで言うと38.2%のライン)を超えて下落し、反発している展開です。
フィボナッチの38.2%ライン以上まで下落したということは、下落率としては充分で、要するに充分ポジション調整などが行われたので、反発がかなり大きく期待できることになります。

次に、別に、フィボナッチを置く。


始点:2024/7/3-161.94
終点:2024/9/16-139.57
差が22.37
結果として、各々の下降率のポイントは、
38.2%、153.39あたり
50.0%、150.75あたり
61.8%、148.11あたり
となる。

フィボナッチからみると、
今の展開で
148.11まで上昇するポイントとして
と指しています。
その上に行くかは61.8%のラインを超えたとき、さらにその上は50%のラインを超えたときに考えましょう。


🟠トレンドライン
始点:2021/1/6-102.59
終点:2023/1/16-127.21
このトレンドライン延長線上がフィボナッチ②の下降率61.8%のライン値148.11あたりを下から上に上抜けるのは、10月3日4日7日付近と示している。
近日中に148.11へ上昇するのではないかとみえる。


🟠一目均衡表
雲がローソク足より上にあり、少し距離はあるもののローソク足は雲に入ろうと上昇している。
遅行線がローソク足を下から上に上抜けしようとしている。
弱いながらも上昇トレンドへの転換のきっかけではないかとみえる。
雲突入は146.8あたりなのでそのあたりが上値抵抗になると注意したい。
突入しようとしている雲は厚めで、、148.11のポイントは雲中になるが、どのように雲を上抜けてからどのくらいの強さの上昇トレンドになるか楽しみではある。
遅行線のローソク足上抜けは上昇トレンドへの転換兆しでもあるので併せて注意して見ていきたい。


🟠まとめ
以上から概ね上昇トレンドへ転換を示しているようだが、見るものにより強弱はまちまちで完全に上昇トレンドだと言えるほどではなく、まだ予断を許さない状況です。
複数で下落からの反発の到達点として148.11あたりのポイントが出てきてるので、注意するところです。
そこまで達する前に、少ないものの抵抗線、そして湧いて出るショート勢の売り注文壁が出現しますので都度都度確認していきましょう。

最近の不安定さは脱した模様ですが、個人投資家は、特にFXは、社会情勢や政治・行政に一喜一憂して嘆くよりも単なる波乗りですから波乗りしましょう🏄‍♂️
良い波を早く見つけて乗る!良い波であればあるほど降りずに乗り続けることが大事です。
社会情勢や政治・行政に文句言う暇があったら、良い波を見つけるためにチャートを見て把握してから、世情の把握であるファンダメンタルズの把握をしましょう。

なぜファンダメンタルズ把握が必要なのか、社会情勢や政治・行政に文句言うためではなく、ファンダメンタルズは長期足よりも長い状況把握をするためだからです。
短めのチャート足で迷ったら長い足を見ますよね
それと同じです。
チャートで迷ったらファンダメンタルズも見返します。
もちろん、年単位月単位とはっきりしたものではなく、時には1週間以内の出来事もファンダメンタルズにはありますが、基本、長く大きくそして深く世の中のできごとを把握することがファンダメンタルズの把握です。
ファンダメンタルズで大局観と深い知識を得て、各レートとチャートに再度臨みましょう。
そうするとチャートだけでは得られない気づきをいることにもなります。
大事なことですよ

では、みなさん、
良い波を見つけ、良い波に乗りましょう🏄‍♂️


#ドル円 #fx #為替 #iorihirose #広瀬維栞

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?