見返すしかない世界で。
今日で第9期夢チャレンジのセレクションが終了した。
様々なスクールやチームがある中、「夢チャレンジ」という、私の大好きな人が9年間作り上げてきたものがきっかけとなり沢山の選手に出会えたことに本当に感謝したい。
サッカー自体、チームスポーツであるという特性から、そういった出会いは時に大きな影響を自分の人生やチームの将来に及ぼすことがあるが、みんなの中で良い出会いとなりそうな出会いはあっただろうか。私は沢山感じさせてもらった。
もしそうであれば、そういった場所を提供できていることを誇りに思いたい。
今日、話をしたいのはどういった環境に置かれても、自分が見たい景色を見に行くことが正解であるということを決して忘れてはいけないということだ。
おそらく、なぜ上手くなれないのか、なぜ活躍できないのか、なぜ試合に呼ばれないのか、といった自分以外の100%でないものに対して敏感になり、様々な問題や不和が今後目に付いてくるだろう。
それはどこの環境に属してもそうだ。
今実際に私も感じている。
様々なことが目につき、気になり、上手くいかなくなればそのせいにしたくなる。
ただ、一つ俺たちが忘れてはいけないのは
「目標はどこにあるのか。」
ということではないだろうか。
そこを忘れてはいけない気がする。
目指してるものがあり、ピッチではそれを叶えに行くことに真っ直ぐであり続けること。
学校で、あるいは家庭で、まだまだ子どもらしくあっても良いだろう。
でも、俺たちが他の子どもたちと違う、プライドを持てるとすれば、「夢チャレンジ生」として、あるいは「サッカー選手」として、コーチであれば「良い指導者」として自分を磨いて、
目標に向けて直向きに生きている
ということではないだろうか。
ピッチに立つ時間だけは、忘れない様にしような。
俺たちは、夢を持って生き、それを叶えようとしているということを。
わからない人はもう放っておけ。
誰かに言われたこと。
挫折した経験。
納得できないこと。
負けた経験。
色んなもの全部ひっくるめて、己で見返せ。
強くある為に、人間を、そして技術を、磨こう。
夢チャレンジ第9期 監督
山本伊織
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