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小鳥とアンティーク❸

ウェッジウッドというと...

英国の陶磁器メーカーで、1759年に設立されました。

色々なジャンルやシリーズを経て

個人的には爽やかな淡いブルーに白い浮き彫りが施された

陶磁器....という印象が強くて久しいのですが

この白鳥さんは、独特の味わいのある子です。

ウェッジウッド コルチェスターというシリーズのSWANですが

既に廃盤ですし、今ではなかなか見かけなくなったと思います。

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お顔がちゃんと描かれていて、可愛らしいです。

金彩部分が少し剥げてしまっている部分がありますが

ティーカップなど食器の場合は少し残念に感じるかもしれませんが、

このような小物入れやオブジェ的な位置付けですと、

かえって趣が深まるかもしれません。

この時代にこの形は流行ったのか、同じようなスワンを象った花器や小物入れは、数多く見かけます。昭和の日本の市場にも今見るとレトロ調なこのような形状の置物(小物入れ、プランターなど)はよく見かけました。

様々な影響をもたらしたのかもしれませんね。

胸のエンブレムも素敵です。同じシリーズの金彩を施したティーカップやお皿などと一緒にテーブルを彩っていたのかもしれませんね。

もう一点は、こちらの小皿。

ウェッジウッド ミラベル シルバートレイという御品です。

可憐な小花に金彩が優しくて上品なトレイです。

英国の陶器は雑多においても雑多にならず、主張しすぎないのにさりげなく存在感のある...そんなイメージがあります。

古くなっても、また尚、味わい深くなるデザインと質感だと思います。

浅目なので、私は小鳥用に素敵だなあって思うのですが

もちろん、本来の用途に使う方の好きな状態でご使用ください。

この黒壺印がこのシリーズの目印なんですって。

大切なものの、さりげない居場所にしてあげてください。


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