セキセイインコの譲渡開始前に...
こんばんは。
Instagramにて告知はしておりましたが
この秋はセキセイインコの御夫婦が何組か巣引きをなさっていて
続々と雛ちゃんが誕生しています。
本来ですと、栖にて終生飼養をする心づもりではありますが、
人と暮らす小鳥として最もポピュラーなセキセイインコにつきましては
実は初心者並みに経験がなかったものですから
種や羽色のバリエーションなどについても学ばせていただいているため
ブリードを開始しています。
セキセイインコの種類
セキセイ野生種と同じように、頭から背中にかけて黒くて細かい縞模様を持っています。一般的には、野生種に近いグリーン(黄色い印象あるけど…)
と、黄色の色素が抜けたブルーが見られます。
その他にも、グレー、バイオレット、コバルトなどの色合いが存在します。
高級とされるセキセイインコの一種で「パイド」と呼ばれる種がありますが背中やお腹、翼に斑(色抜け)があります。この品種には、「少納言」と「大納言」といった日本名があり、また「オーストラリアンパイド」としても知られています。もっとも、最近では色変わりが数多く作出されていてノーマル(原種)の方が珍しくなってきている傾向も見られます。
また、「オパーリン」という品種は、宝石のオパールに由来する名前です。
この品種は、お腹と背中が同じ色で、背面や翼の縞模様が大柄でV字型になっているのが特徴です。
「ハルクイン」という品種は、「まだら」を意味します。この品種では、背中や翼の縞模様がなくなり、黒のまだら模様に置き換わります。「ぶち」ですね。また、お腹に色抜けが見られるため、緑や青の地色のものは存在しません。ハルクインは、イエロー系、ホワイト系、クリーム系、四色系の4つに分類されます。
「セルフ」は、本来黒い縞模様が地色と同じ色に変化したものを指します。また、「ウイング」は、背中や翼の縞模様が薄い灰色や褐色に変化したものを意味します。また、赤目系の色素異常により全身が白くなった「アルビノ」や、黄色くなった「ルチノー」などの品種も知られています。これらの品種には、単色だけでなく縞や斑、他の色味が見られることもあります。
白くて黒い目の子は「ダブルファクター」と呼ばれたりしますが翼にはうっすらさざなみ模様が出たり胸元や頬などににうっすら色が出る場合があります。
「大型セキセイ」は、イギリスで改良されたセキセイインコで、通常のセキセイインコよりも一回り大きな体を持っています。体長は20センチ以上であり、頭部が大きいのが特徴です。
「巻き毛セキセイ」は、日本で改良されたセキセイインコの品種で、羽の一部が逆立っている特徴があります。頭部には「梵天」、背中には「羽衣」、腹部には「腹巻」と呼ばれる特徴が見られます。
ジャンボセキセイさんの巣引きのほうが先でしたので、セキセイインコまでは着手しておらず、羽衣セキセイだけをブリードするつもりでいたのですが
やはり圧倒的な色彩のバリエーションの多さに魅了されてしまい、遅ればせながらセキセイ沼にハマりつつあります。
まだまだ解らないことだらけですが、品種や色変わりなどに傾倒しすぎない程度に健やかな子たちに育て、愛でてゆきたいと思っています。
とはいえ、一度の巣引きに3羽〜6羽、生まれてくれますので
小鳥を愛する愛鳥家の方々、また、小鳥を飼ってみようかな✨️と
検討されていらっしゃる方にも、是非、小鳥との暮らしを楽しんでいただきたい趣旨のもと、ご家族を募集したいと思います。
次回はご家族を募集中のセキセイインコさんたちをご紹介いたします。
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