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37thアンダラ感想…「歳月の轍」圧巻、冨里奈央の変化
良い意味で、予想を超えてきた
アンダラでした。
(奥田座長の後は、ハードル高いですよね)
冨里さんが、内に秘めたものを
かなり出せるように。
では、印象に残った曲4選。
制服のマネキン:冨里奈央C
座長の冨里さん。
これまでは、周りの視線を気にしての
パフォーマンスが多かったけど…
今回、心の中の綺麗じゃない感情も
かなり出せるように。
不敵な笑みが印象的で。
過去の冨里さんなら、
この表現はしなかっただろう。
ダンスも、思春期の泥っぽさを。
なお他のセンター曲、
日常やシンクロニシティとも迷いました。
シンクロニシティを「共鳴と涙」で作り切ったの
けっこう斬新で。
歌詞は本来こっちな気もするし。
(過去の披露は、笑顔と解放感が主流ですが)
中村麗乃:歳月の轍
まず選曲。
いや、だって伝説の歌唱メンバー生田さんの
卒業ソロですよ?
普通選ばないじゃないですか、比較されるし。
でも、本人の中では、
練習やリハの時点で
もう確信があったんだろうね。
声量や表現力はもう当然で、
会場の残響まで意識して
歌ってました。
圧倒的な舞台経験が、手に取るように。
自然と起きる拍手、
そして伴奏をきちんと聞き終えての
客席の歓声。
これは乃木坂46史に残る。
今、話したい誰かがいる:冨里奈央
「歳月の轍」の後。
あの会場の雰囲気はしんどいよな…と。
本人もだいぶ虚ろで。
でも、鬼気迫る表情で歌ううち、
だんだん内面が解放されて、
良い表情になってくんですよね。
最後も目が潤んでましたが、
やり切ったなと。
夜明けまで強がらなくていい:岡本姫奈
本人もブログで書いてたけど、
満足はいかないと思うんです。
緊張でガチガチで、
息を喉まで送れてないし。
でも、緊張しても萎縮に向かわず、
全部さらけ出してしまうのが
岡本さんらしさ。
後にも先にも、このLIVEでしか見られない歌唱だし、
伝わるものがあったと思います。
P.S. あと全体を見て、松尾さんのレベルの高さ。
シリアスな曲も、笑顔な曲も
総じて映える人。
アンダラの要ですよね。
☆このテイストが好きな方へ、
合いそうな記事。
(他は、厳しめな分析も多いので…それはそれで大事だけど)