妹が初めてのお給料でマグカップをくれました。
あ、妹は1人しかいません。
タイトルは日経の某書のパロディです。
この妹に
「ねえね(姉)のことを友達に紹介するとき何て説明すればいいか分かんない」
と言われました。
何を生業にしてるのか家族から見てもよく分かってないようです。
それもそのはずでそもそも、自分そのものが職業になればいいやーと5年ほどやってきたので、むしろ目標達成してるわー、良かったーという気持ちです。
なので私も妹には「そりゃぁすまんね」としか答えていません。
結局いま彼女は、私のことを何者と思ってるのでしょうか。
今月末からは、そんな生き方をするうえで目標にしていた恩師のZOOMセミナーも受講予定なので、もう少し生きられそうです。
さて、仕事のひとつであるピアノ講師業では、自分がキャリアを積んできたと同時に生徒たちも成長してきました。
幼稚園だったあの子が小学生に、
小学生だったあの子が中学生に、
早いものです。
音楽を進路に見据える子も出てきました。
40人ほどの音楽人生を背負ってると思うと、1日24時間では足りません。
音楽に限ったことではなく、学校生活の愚痴や相談や、相談ってほどではないけど漠然とした不安を、打ち明けてもらうこともしばしばあります。
楽しく悩め〜おおいに悩め〜
好きなこと勉強したらそのうち分かるぞ〜
大人になってもテストはあるぞ頑張れ〜
と笑いながら言うようにしてます。
姉妹のような感覚です、といいつつ、もうどの子も干支ひとまわり以上歳下ですけど。
私は妹たちを見て自分を知っている気がします。
我以外皆我師也。