さまざまレスポンス
ピアノ講師として勤めている楽器教室。
ほぼ1ヶ月、一斉休講。
休みの間に何かできないか考え、この3連休を使って個人的に生徒さんたちにLINEすることにしました。
臨時の生徒だよりを手書きで作り、クイズと演奏動画付きで発信しました。
クオリティには色々反省点もありますが、数人の方からは返信をいただきました。
クラシック曲のアレンジを聴き身近に感じました!
クイズも楽しんでいます!
という声はもちろん嬉しいです。
子どもにスマホを見せない方針なので…というお返事もあったのですが、でもそのかたは同時に
「素敵なご連絡ありがとうございます。レッスン再開を願っています。
うちの子は大人になっても先生に習いたいと言っています。」
と書いてくださっていたのです。
(一部掲載用に変えています)
今回、私の個人的な活動だったので、迷惑メールのようなものになったらどうしよう?!と初めから迷いがありましたが、私の生徒さんへの気持ちを届けたくて決行しました。
各ご家庭の方針があるにも関わらず、自分の思いが届いたことが本当に嬉しかったです。
***
コンテンツそのものではなくて、
それを作る過程に価値を見出してもらえたのかもしれません。
繰り返しになりますが、クオリティには改善点もあります。
また、本当はオンラインレッスンなどもしてみたかったし、それが出来れば今後の活動にも発展があるとは思います。
ですがそういう「新しくて完璧なものを生み出す」ことではなくて「いろんな音楽に興味を持って欲しい」という普段からの想いを形にすることに専念しただけで、リアクションをいただきました。
***
今こそ感動を、心に元気を!とか
これを機に今までにないスタイルの音楽を!とか
そういうのもいいかもしれませんが、
原点にたちかえって表現することが今必要なのではないかと感じます。
音楽というのは普段どんな役割をしていたでしょうか。
もっというと、自分たちの音楽はどんな役割を目指していたでしょうか。
わたしにとっての音楽は
「非日常の演出」「メッセージの発信」です。