なぜ家電のアース線を「アース」と呼ぶの?
日頃お世話になっている家電(白物家電)ですが、なぜかアース線がついています。これはなんとなく、漏電時に電気をくらうことを防いでくれる感じがしますが、実際のところどうなのか。早速調べてみることにしました。
結論から言うと、「アースを取り付けておくと、漏電している機器に人が触れても、大部分の電気はアース線を通って流れるので安心です。」とのこと(漏電発生の仕組み | 関西電気保安協会)。万が一漏電しても、アース線を通って外に電気が流れるため、被害を受けることを回避できるというわけですね。
では、なぜアース線というのか。
以下の記事で、それについて触れられていました。
ということで、アースとはその名の通り「地球」のことでした。
では、接地とは何なのか。それについても、同ページで紹介されていました。
そしてなぜ接地することが必要なのか。
やや専門的ですが、接地があると、機器筐体(家電)への接触電圧を低くすることができ、人体へのダメージを減らせるようです(下図参照)。
なので、アース線は人体への影響を最小限に抑えるためにも必要なものなのです。
ちなみに上記記事によれば、アメリカでは接地のことを「グランド」と呼ぶそうです。なぜアメリカではグランドと呼ぶのかについては以下。
これについては諸説ありそうです。アース≠グランドと解説する記事もあり、なかなか奥深い世界のようです。引き続き調査を続けます。
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