仙台GLORY DAYS
私は大学時代を仙台で過ごしたんですが、なかなか思い出深い日々でした。
学生時代はずっと「二日町」というエリアに住んでいたんですが、仙台市役所の裏手、といえばわかりやすいでしょうか。定禅寺通り(上の写真参照)まで歩いて5分程度のところにあります。東北最大の歓楽街・国分町も近いので飲み会にも出やすく、なかなか住みやすかったです。
大学までは自転車で通学していました。大学は山の上にあるので家からは遠いのですが(20分くらい掛かっていた気がします)、大学の近くに住むと溜まり場になりそうで(笑) あえて遠いところに住むことにしたんです。
アルバイトは「104」の電話番号案内サービスのオペレーターをしていました。時給は1400円くらい(のちに1600円に昇給)。朝8時から午後2時まで働いて、終わったらカフェで本を読み、夜は飲み会に出かける…という生活でした。サークル活動もしていたので、いま考えればなんだかんだ充実した学生生活だったように感じます。
そんな記憶もだんだんと遠くなりにけり…。母校の大学には地下鉄の駅ができて自転車通学しなくて良くなりましたし、104の番号案内なんて利用している人を聞かなくなりました。足繁く通った飲み屋も無くなってしまっています。もう10年以上も前の話ですからね。
しかしながらこの前、何気なく定禅寺通りを訪れてみると、かつて学生時代に見ていた風景と変わっていないことに気づいたんです。「杜の都」の名に相応しく生い茂る木々を見て、懐かしい気持ちになりました。変わるものもあれば、変わらないものもある。変わることが悪いというわけではないけれど、変わって欲しくないものもあるよなと。
存分に楽しませてもらった仙台の日々。今も大切な記憶の一つです。
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