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花京院スクエアのふもとには、なぜ「どんぐり」の車止めがあるのか

花京院といえば、仙台駅の北側にある地名です。あの『ジョジョの奇妙な冒険』の第3部「スターダストクルセイダース」に登場する花京院典明は、この地名に因むのだそう。

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そんな花京院にそびえたつ高層ビルが、花京院スクエアです。地上23階建てであり、1999年に完成しました。仙台駅からは少し離れていますが、近くにある東北電力のビルと合わせてこの辺りの高層ビル群を形成しています。

さて、そんな花京院スクエアですが、このビルのふもとを歩いていると気になることがあります。

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それは、車止めがどんぐりである点。上の写真のように、どんぐりが縦に立っています。あまりに特徴的なので、気になっている人も多いのでは?

このビルのコンセプトを調べてみると、以下のような記述がありました。

ビル頂部の形状を「花京院」を象徴する花の開花をイメージしたシンボリックなデザインとするなど仙台の都市景観において新しいランドマークとなりうる外観としました。

仙台で建設中の超高層ビル、花京院スクエア竣工 | 三菱地所

ビルの頂部が「花の開花」をイメージとした形になっているようです。頂部の写真を撮影するのが困難だったのでネットで画像を探してみると…。

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(画像は三菱地所オフィス情報より)

確かに屋上部分に花びらのようなでっぱりがありますね。地上からだと花には見えませんが、一応コンセプトは「花」であるようです。ということは、地上にどんぐりがあるのは花のふもとだからなのかも。

しかし、どんぐりの花はブナ科の植物なので、このビルはブナなどをイメージしているということになってしまいます。ブナの花はこちらのような形をしており、このビルの頂部の形状とは異なります(かろうじて雌花にも見えなくはない?)。

まあ、あくまでもこのビルの形は花の形を象徴的にしたものなのかもしれません。地上にあるどんぐりもイメージである可能性があります。そこまで正確に、特定の植物を模写しているわけではなさそうです。

いずれにせよ、仙台市中心部における遊び心あるビルであることに変わりはありません。ウォーキングがてら、このどんぐりの車止めを探してみるのも良い休日の過ごし方ではないかと思います。

↑花京院スクエアの場所です。

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