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「アルプス一万尺」は標高約3030メートルという過酷な環境で踊った歌

「アルプス一万尺~」の手遊びでお馴染み、アルプス一万尺。てっきり海外の話かなと思っていたら、どうやらそうではないようです。

国土地理院のX(旧Twitter)によれば、以下の通り。

実は日本アルプスの「槍ヶ岳」が舞台だったようです。その証拠に「こやりのうえで~」という歌詞がありますが、これは槍ヶ岳の「小槍」のこと。ちなみに「子ヤギ」ではありません

Wikipediaにユニークな記述があって、「小槍はロッククライミングの技術がなければ登れないので、実際にそこで踊るのは簡単ではない」とあります(Wikipedia「ヤンキードゥードゥル」)。皆さん笑顔で「ランラララ」言っていますが、そんな生易しいものではないようですね。

一応計算しておくと、 1尺は約30.3センチなので、1万尺は約3030メートル。実は槍ヶ岳の標高は3180メートルとあり(出典)、ほぼ一致します。

実際、小槍の上でアルペン踊りをしている動画がありましたので紹介します。

アルプス一万尺は、きっとクライマーズハイになった歌なのかもしれませんね。

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