見出し画像

「キオスク」って何語?

最近ではニューデイズが多いですが、いまだに根強い「キオスク」。これって何語なのでしょうか?

調べてみると、以下のような記述がありました。

「KIOSK」という英単語はトルコ語の「あずまや」に由来する

乗りものニュース

ということで、トルコ語で「あずまや」という意味なんですね。英語としての意味は「売店」「ニューススタンド」といった意味だそう(同記事参照)。

さて、これで終わりではなくて、次なる疑問があります。それは「キオスク」なのか「キヨスク」なのか問題。どっちが正しいのでしょうか。

それについても、以下の記述が。

2007年までは全国的に「キヨスク」、それ以降はJR東日本エリアに限り「キオスク」

乗りものニュース

この、JR東日本だけ「キオスク」だというところが気になりますよね。

そもそも英語綴りは「KIOSK」であり、キオスクが正しい表記です。しかし、KIOSKの前身の鉄道弘済会が1973年、職員や関係者から名称を募集した際に「清い」「来やすい」「気軽さ」などのイメージで利用してほしいという願いを込め、あえて「キヨスク」と命名したそう。だからキヨスクなんですね。

では、なぜ2007年以降にJR東日本エリアだけ「キオスク」になったのか。それは、国鉄民営化20周年を迎えた2007年、キヨスクなどを運営していた東日本キヨスク株式会社がJR東日本リテールネットに名称変更した際に、それまでのキヨスクを英単語の発音に近い「キオスク」に改めたからなのです。というわけで、日本には「キヨスク」と「キオスク」が併存するようになりました。

なぜ英語発音に戻そうとしたのかまでは不明ですが、インバウンド対策なのかもしれません。とりあえず、「キヨスク」なのか「キオスク」なのか聞かれたら、どっちも正解と答えるのが正しいということだけはわかりました。

いいなと思ったら応援しよう!

invincible hound
よろしければサポートお願いします!