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全国的に珍しい「懸垂型交通信号機(UFO型信号機)」を地下鉄薬師堂駅近くに発見

仙台に来たら一度は見たいのが、懸垂型交通信号機(UFO型信号機)。トップの画像の通り、四方に信号機が付いていて、歩行者用のライトと一体化している信号機です。愛知県や宮城県などで見られたようですが、最近は激減。今や非常にレアな存在となっています。実は『マツコの知らない世界』で取り上げられており、ネットで俄かに話題となりました。

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この信号機は、地中に排水溝やガス管などが張り巡らされていて支柱を埋められない場所に向いています。複数の信号機が1体になっているため、そのような場所にも信号機を立てられますからね(参考)。

しかし老朽化が進み、徐々に撤去されていきました。朝日新聞によると、2020年12月時点で残っているのは仙台市を中心に11基のみ。あと3年以内ですべてを撤去する計画だそう。なので、今しか見られないのです!

UFO型信号機のある場所マップ」(↑)によれば、仙台市市街地でもいくつか確認できます。その中で今回は、仙台駅から地下鉄(東西線)で訪れることができる薬師堂駅近くのUFO型信号機を見てきました。

場所は、地下鉄東西線「薬師堂駅」から徒歩5分くらいにある交差点。仙台駅からは3駅なので中心部に近いです。駅を降りたら西の方向に進み、ファミリーマートが見えてきたら左折してください。

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道なりに進むと、噂のUFO型信号機が! 確かに、この形の信号機は珍しいですね。

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ご覧の通り、この信号機はごく普通の交差点にあります。スマホの地図だとわかりにくいかもしれませんので、とりあえず「マルトヤ洋品店」を目指してください。

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この信号機、初見だと運転中に戸惑ってしまいそう。歩行者としても、慣れてないとどのタイミングでライトが切り替わるのかわかりにくいです...。

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UFO型信号機の近くには、「ジャンヌダルク フィスエペール」というパン屋さんがあります。信号機観察のついでに寄るのもよさそう。ベーグルやクロワッサンが美味しいです。

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さらに、少し歩くと陸奥国分寺跡があります。広い公園がありますので、子どもを遊ばせるにはもってこいです。

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1607年に伊達政宗が造営した薬師堂もあります。薬師堂駅の駅名の由来ですね。現在は流行り病の影響で開催されていませんが、毎月8日には「お薬師さんの手づくり市」が開催されるようです(2021年5月開催を目指しているようです)。

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この日は桜が満開でした。皆さん、榴岡公園に行くのでしょうか。密にならずに済みました。

今回は、UFO型信号機を観るついでに薬師堂駅周辺を散策してみました。このあたりは駅前に比べて落ち着いているので、住みやすそうですね。散歩がてら歩くのも、良い休日の使い方だと思います。

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