⚠自動売買は本当にアリだが、向かない人もいる!
自動売買には、様々なメリットがあるということは、すでに触れました。
そのうえで、投資で最も重要なことは、再現性であるということも触れました。
でも、再現性が高い投資というのは、本当に儲けられるのでしょうか。
✅もうかりまっか?
・・・当たり前やん。。。😦
いやいや、これは大事なことです。
自動売買では、
どんなときに発注するのか、という仕組みに対して、
シミュレーションを行い、
一定期間でどの程度、成果が出るのかを算出します。
つまり、それぞれの戦略の「実力」が、あらかじめわかっています。
当然戦略には良し悪しがありますから、良い戦略だけを残せばよいわけです。そして、その仕組みを繰り返すことで、再現性を狙うわけです。
ズバリ、資金力の少ない個人投資家ほど、こうした確率的にどうなるかが分かっていること、に集中すべきなのです。
✅自動売買で、[これ]はできない!
もちろん日々の値上がりや値下がり、タイミング的なところから、ゲーム的な要素を重視し、エキサイティングな展開を期待した人のニーズは満たせません。
また、会社の一部オーナーとして、その会社を応援したいという気持ちを持っている人のニーズも満たせません。
私が再現性といっていることは、
不確実性を避けるということです。
ということは、ストレートにいうと「めっちゃ退屈」ということです💦
当然ながら
確率的に勝てることが分かったものに対して、資金を投入します。
相場はランダムに動いているような気がしますが、
一定程度の特徴は存在します。
その特徴をつかみ、
いわばロジックのもつ力量を統計的に確認し、そのうえで、それを実行するということですから、
確率として、再現可能ということになり、成果がに結びついていくわけです。
なので、「おもしろい」のか? というと、短期的なハラハラ感は多分全然ないのでしょう。そういう人にはやっぱり向かない。
ギャンブルではなく、精神的動揺を避けながら、着実に進めたい人にこそ、自動売買は向いているのだと思います。
✅どれくらい再現するのか?
株価のデータは、日々動いており、その様子を、私たちは証券会社のサイトやツールから、ビジュアル的に確認することができます。
それを見ると、チャートという図の形で、毎日何本もの線が書かれているのを見たことがあると思います。
その中で、60分の値動きを描く「60分足」または「時間足」という図を例にしてみます。
毎時そのチャートが更新され、書き込まれるということですから、
一日に24本書かれるということになりますよね
(厳密には取引所の取引時間の関係がありますので、異なりますが、ここでは便宜上無視します)。
それが、一年蓄積されるだけで、営業日が約200日として、5000本近くなるわけです。
つまり言い換えれば、1年間だけでも5000本のチャートの形状から、
動きの特徴を見出しているわけです。
統計的に分析するには、十分な量のデータがサンプルとして必要ですが、
株価のデータ数は非常に多いことが分かります。
戦略によりけりですが、一般的な指標を用いたものであれば、多数の株価のデータから長期的な成果を事前に確認し、将来の可能性を見通すことができるわけです。
✅じゃあ弱点はないのか?
多数のデータを使って、成果が出ることを確認し、
再現性がある方法で実行するのですから、
そういう意味では、安定している方法ということができると思います。
とはいえ弱点があります。
それは、「難解」ということです。
大きくわけて3つの知識が必要な世界です。
株式の【テクニカル指標】に関する知識
ツールを使いこなす【IT】の知識
シミュレーションの成果を解釈する【統計】の知識
この3つが多分ちょっとずつ必要です。
それぞれについて、ある程度のスキルがなければ、
やはり自動売買は難しいというのが、
私の正直な感想です。
ただ、専門家になるのは難しくとも、
マネーマシンを作るレベルには、
多くの人にできることではあると思っています。
【テクニカル指標】は、四則演算ができれば、そんなに難しくありません。
マニアックなものは理解する必要はありません。代表的なものはせいぜい7、8個です
【統計】の知識についても同様です。
少し特殊な指標がありますが、いったんは「平均」などが分かればよいと思います。
ただ肝心なのか【IT】でしょう。つまづくとしたら、ここです。ツールがないのです。
でも大丈夫。どういうものがいいか、これについては、別の機会に触れていきたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?