ロジックの創造に欠かせない! 指標全力解説 part1
私がnoteで言いたいことを3つに要約すると、以下のとおりです。
✅要約
厳しい時代だからこそ、親としてわが子にマネーマシンのつくりかたを授けたい。
自動取引には再現性が高いという特徴があり、これがマネーマシンに最も有効な手段だ。
自動売買を使って作り上げた自分のマネーマシンを私はこれからも磨き続けていくし、子どもたちにもその姿を見せていきたい
というわけで、私の記事では、自動売買について書いています。
・・・
私が使用している投資ツールは、オートマチックトレード社のオートレです。
マニュアルがなくても使えるくらいシンプルで使いやすい「オートレ」ですが、前提として、テクニカル分析・指標の知識が必要です。
この記事では、オートレをちゃんと使いこなすために必要になる、各指標について、全力で解説したいと思います。これらから「独自の発注条件」を作り出すわけですから、まさに醍醐味といったところです。
ただし、自動売買としてロジックを作るために必要な部分に的を絞っています。
一般的な株式投資の書籍や記事での解説とは、少し異なります。というより、むしろこの"手動取引とのちがい"を抑えないと始まりません。
さらに一般的には、各テクニカル指標は「トレンド系」と「オシレーター系」で分類され、私もその分類を用いますが、自動売買ではそれらの指標のグルーピングが変わったりします。そのあたりを以下で触れるため、独自性の強い内容になっています。
なるべく平易な言葉で、
設定例なども併せて載せていますので、
それぞれの要点をつかんだうえで、
自分だけのアートというべき、ロジックを練り上げていってください💕
🔰用語集
まずはここからです。
必要に応じて、意味を確認するために戻ってきてください。
■ローソク足・チャート
一定期間の相場の4本値(始値、高値、安値、終値)を用いて一本の棒で表現したものです。
始値と終値が四角形で示され、、その上下の飛び出した線で安値と高値を示します。
四角形の部分を「実体」と言い、上下の飛び出した線のことを「ヒゲ」と言います。
陽線とは、始値より終値が高いことを意味し、その時間内に価格が上昇したことを示します。
通常、白色などで示され、ローソク足の実体が長いほど、買いの勢いが強いということです。
陰線とは、逆に、始値より終値が低いことを意味し、その時間内に価格が下落したことを示します。
通常、黒色などで示され、ローソク足の実体が長いほど、売りの勢いが強いということです。
■ゴールデンクロス・デッドクロス
ゴールデンクロス(GC)とは、短期のトレンド線が長期のトレンド線を下から上へ突き抜けることです。
強い上向きトレンドが発生したとみられるため、通常買いのサインとなります。
デッドクロス(DC)とは、逆で、短期のトレンド線が長期のトレンド線を上から下へ突き抜けることです。
下向きのトレンドが発生したとみられ、通常売りのサインとなります。
■ダマシ
サインが示現したのにも関わらず、そのとおりの動きとならないことを意味します。
■レンジ相場
市場にトレンドが無く、一定の値幅の上限と下限の範囲の中で、株価が上下している状態の相場のことです。
ボックス相場ともいわれます。
■トレンド相場
市場に一方向のトレンド(方向性)が出ている状態のことです。
■順張り・逆張り
順張りとは、トレンドフォローともいい、市場全体のトレンドに追随していく手法のことです。
逆張りとは、市場全体の流れにあえて逆らって売買する手法のことです。
■繰り返しエラー
自動売買において、発生する独特な事象です。
例えば「9時以降、ある条件を満たしたときに発注する」といったロジックに対し、
条件を満たした状態が一定時間続いてしまい、
発注条件を9:01も、9:02も、9:03も満たすことで、次々に発注してしまう動作のことです。
回避方法を取り入れた安全な設定方法ありますが、意図せずこうした事象を発生させてしまわないよう、
シミュレーションが欠かせません。