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INX Tokyo Meet UP 2024.04.13備忘

INXのCEOであるシャイ・ダチカ(Shy Datika)氏の講演@Kabuto One (日本橋兜町)


RWA(リアルワールドアセット)は2030年までに約16T$(約2,432兆円/@152円換算)のマーケット規模に成長すると言われています。
※ボストンコンサルティングも同様のことを提唱しています。

例えば、ウィスキー、アートのセキュリティトークン化
これらの現物資産のトークナイズ化がこれから加速していきます。

暗号資産を通じてRWAに投資可能となるのです。


さらに上場企業の株式をセキュリティトークン化していくことも構想中

イスラエルでは任天堂株は買えないが企業株式をトークナイズ化することで有望な日本企業への投資が可能となる。

世の中のRWAは、まだ0.03パーしかトークナイズ化されていません。


INXは暗号資産、セキュリティトークン、CBDCを事業の柱としている

INXとSICPAは中央銀行デジタル通貨(CBDC)合弁事業、Nabatechのビジネス開発を進めていますが、中央銀行は国々を相手としているので時間がかかります。

参考:Nabatech

また、リパブリックとの協業について話したい。リパブリックは米国の民間非公開企業の資金調達をビジネスの柱としているので、INXはリパブリックの顧客へINXへの上場を通じて資金調達を支援したい。非公開企業の株式をトークナイズ化していくことを考えています。リパブリックは1500社の非公開企業を支援しており魅力的な上場予備軍を持っています。

参考:リパブリックとの協業

リパブリックの傘下にある各社が配当を出すたびに同社は収益を得ています。リパブリックの上場はテストケースです。リパブリック社に続いて今後どんどん増やしていく。

また、英国プレミアリーグサッカーチームのトークナイズ化も推進している。さらにエクイティファンドのトークン化も考えている。現実資産のトークン化事例は知っての通り、TrucupalやHAGがあり、配当もすでに出していて成功している。

INXが直面している解決すべきチャレンジについても語りたい
24年度以降の直面しているチャレンジは3つあります。

1.リパブリックとのパートナーシップ
 このパートナーシップを通じてINX顧客を集めること、リパブリックの
 顧客をINXに連れてくること

2.暗号資産と比較したときのLiquidity。
 流通量が足りない。これは企業株式のトークナイズ化の推進などにより
 増やしていきたい。

3.エクイティファンドなどの機関投資家
 機関投資家がまだ参加してきいない。機関投資家がマーケットに参加
 できる環境作りをしていきたい

最後に日本市場について

日本市場には期待している。日本市場のRWAは成長しているが、まだまだ
不動産中心。

日本は、世界第3位の株式市場を有している(約6.5T$)、世界平均の4倍のトレーダーがいる。セキュリティ市場及びデジタルアセットの成長余地が高い。暗号資産口座は2023年で25%成長している。日本を非常に重要視している。また、来日を予定したい。

いかがでしたでしょうか。備忘のために覚えている内容を残しました。少しでも参考になりましたら幸いです。本記事が役に立った、内容が気に入ったなど好意的なご感想がありましたら、記事への”スキ”ボタンによる応援、ツイッターのフォロー、リツイート、ファボなどにご協力いただけますと幸いです。

#INX #セキュリティトークン #暗号通貨 #仮想通貨

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