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BMキャピタルの怪しい評判「儲からない」と口コミは荒れ模様
BMキャピタル(BM CAPITAL)は、ビーエムホールディングス合同会社が運営するヘッジファンドです。
2013年の運用開始以来、平均年利10%以上という実績を誇り、過去に運用成績がマイナスになった年はないのだとか。
しかしネット上の評判を調べてみると「儲からない」「怪しい会社」などといった不穏な口コミが多数確認されています。
一体BMキャピタルとは、どのような資産運用サービスなのか?
そこで今回は利用者の評判・口コミから、BMキャピタルの実態について調査してみました。
BMキャピタルの評判・口コミ
BMキャピタルの評判を調査した結果、「儲からない」といった口コミが多数寄せられていることが判りました。
BMキャピタルは、バリュー投資で公式HPのうたい文句で、半額投資でやってましたが、利益は出ないし、手数料が高すぎました。あと、エクシアから代わってBMキャピタルを押すHPがものすごく増えたのも気になり、解約しました。今、振り返ると本当に頭がお花畑だったんだなあと猛省です。
午後1:10 · 2023年3月25日
むさしより:2020年10月28日 23:07
私も実績のレポートが毎期あると聞いていたのに、年1回に変更とかで….レポート自体はしっかりしてましたが、事前に連絡して欲しいと感じました。なにより、2019年末からほぼリターンなく手数料のみどんどん引かれていく。上のほうでリターンありのようなコメントを見たのですが、始めた時期によって、どの銘柄に投資されたかで成果が違うのかな??
またBMキャピタル出資者の中には「100万円ほど損をした」という口コミを投稿されている方も居ました。
私も1000万くらいBMキャピタルっていう同じようなヘッジファンドやってた時期があったけど不安に駆られてやめましたが100万くらい損しました😭
9割返ってこればよしとしなければ…
午前10:00 · 2024年10月24日
チャングより:2020年11月2日 16:51
もうこれは限りなくグレーですね。
私も一年間投資しましたが、レポートが途中から簡素化されてました。
結果諸費用込みでマイナス約70万円でしたが、解約しました。
運良く株式投資で新型コロナショックからの戻しで損失分補填できました。
悪いこと言いませんから、解約なさって、米国株の投資信託を下がったタイミングで買った方がよっぽど儲かりますよ。
平均年利10%以上、マイナスになった年は一度もないとのことでしたが、多くの出資者が稼げていない様が口コミから窺い知れます。
いま一度「BMキャピタルに安心して自分の資産を預けられるか?」と検討なさった方が宜しいかもしれませんね。
資産運用でお悩みであれば、最近では資産30億円超えの元証券マンが資産の増やし方を無料で教えてくれるマンツーマンレッスンなどもあります。
元証券マンが教える方法を実践した方の中には、資産7.7倍を達成した方もいるのだとか。
本気で資産運用を考えているのであれば、資産運用で成功している人にコツを聞くのが一番の近道と言えるでしょう。
BMキャピタルは怪しい?
ネット上の評判を調べると「BMキャピタルは怪しい」といった口コミが散見されます。
BMキャピタルが怪しいと言われる理由は、主に以下の3点であると考えられます。
実態が分からない
手数料が高すぎる
過去5回もファンドを解散している
①実態が分からない
平均年利10%以上という実績を誇り、過去に運用成績がマイナスになった年はないと豪語するBMキャピタル。
しかしネット上では「ローリスク・ハイリターンな投資なんて存在しない」とBMキャピタルの実績に懐疑的な声が多数寄せられています。
友人がヘッジファンドの説明を聞きに行くらしい(´・ω・`)
BMキャピタルかMBキャピタルか忘れたけど(´・ω・`)
年率10%とか20%とかいってたけどそんなに簡単に貰える%じゃないんだけど(´・ω・`)
ローリスクハイリターンなんて甘いもの早々存在しない(´・ω・`)
午前9:30 · 2019年2月16日
また高利回りを謳っているためか「(BMキャピタルは)ポンジ・スキームなのではないか?」といった疑惑の声も上がっています。
国内ヘッジファンドって、なぜ詐欺の臭いがする怪しいファンドばかりなのだ。
・エクシア:毎月分配型でマイナスの月がない
・BMキャピタル:4年で2倍(年利20%超)だが過去マイナス運用の年がない
つまり、ポンジスキームやないかい😅
午後9:18 · 2021年4月5日
ちなみにポンジスキームとは、高利回りを謳って投資家から出資を募る投資詐欺の一種です。
ポンジスキームは、実際には資産を運用せず、投資家から集めた出資金を配当金という形で投資家に返還しているように見せかけます。
しかし出資者が減ると配当が滞り、やがて破綻します。そうなれば出資者のお金は戻ってこない…これがポンジスキームの顛末です。
ほぼノーリスクで高利回りを謳うBMキャピタルに対し、実際の投資詐欺事例と類似性を感じてしまう人が多いのも無理はないのではないでしょうか。
またBMキャピタルはヘッジファンドという特性上、投資対象や投資割合が公開が義務付けられていません。
要はBMキャピタルで実際に「年利10%の運用益が出ており、年間ベースでマイナスになったことがない」か真実かを確かめる術が無いのです。
ほぼノーリスク高利回りなうえBMキャピタルの実態が見えづらいため、「怪しい」といった評判に繋がっているようです。
②手数料が高すぎる
BMキャピタルが怪しいと言われている理由の一つに「手数料が高すぎる」点が挙げられます。
ヘッジファンドいいかなと思ってBMキャピタルとか調べてたけど、成功報酬が30%から50%とか高すぎて萎えてきた。
普通に投資信託の方がいいかなこれ
午後8:42 · 2024年3月6日
実際にBMキャピタルでは申込手数料や管理手数料、成功報酬など、運用益の半分近くが手数料として徴収されます。
申込手数料:5%
管理手数料:5%
成功報酬:30~50%
平均年利10%を謳っていますが、手数料を差し引いたBMキャピタルの実質利回りは平均3.06%となっている模様。
![](https://assets.st-note.com/img/1737448700-SsrUMBd1NLEXvoc8QD7VtaRm.jpg?width=1200)
また上記画像を見て頂くと、手数料負けして実質利回りがマイナスになっている年があることがお分かりいただけるかと思います。
とはいえヘッジファンドにせよ投資信託にせよ、運用を“してもらう”場合には必ず手数料が徴収されます。
手数料が高いから悪い・低いから良いとは一概に言えませんが、手数料が高すぎるとBMキャピタルのように手数料負けを起こす場合もあります。
ご自身が投資や資産運用を検討されているサービスの手数料を、いま一度ご確認された方が宜しいかもしれません。
なお運用してもらうのではなく自分で運用できれば、当たり前ですが運用管理費や成功報酬といった手数料は掛かりません。
手数料が気になる方は、ご自身で運用されることをご検討されても宜しいかと。
最近では資産30億円超えの元証券マンが資産の増やし方を無料で教えてくれるマンツーマンレッスンなどもあります。
元証券マンが教える方法を実践した方の中には、資産7.7倍を達成した方もいるのだとか。
本気で資産運用を考えているのであれば、資産運用で成功している人にコツを聞くのが一番の近道と言えるでしょう。
③過去5回もファンドを解散している
BMキャピタルは2013年に設立されて以来、10年以上に渡る運用歴を持つ日本のヘッジファンドの中でも老舗の投資会社です。
しかし実はBMキャピタルは、過去に計5回も会社を解散させていることが判っています。
![](https://assets.st-note.com/img/1737448709-SCh9NYnXvZFVOkBJf5qUszoi.png?width=1200)
ビーエムキャピタル合同会社×2、ビーエムキャピタルインベストメント合同会社、ビーエムキャピタルマネジメント合同会社×2が閉鎖済です。
ですがなにも運用に失敗して、お金を持ち逃げしてしまった…というワケではないようです。
というのもBMキャピタルは合同会社スキームというファンド販売形式を採用しており、499人までしか投資家を募集することが出来ません。
そのため募集人数が499人に達した時点で会社を解散させている、とのこと。
会社解散後は、海外で運営しているマザーファンドに再投資するか、出資をやめるかを出資者が選択する仕組みになっている模様。
つまりBMキャピタルが計5回も会社を閉鎖している理由は、法律遵守のため…ということらしいです。
ですが、会社を解散させずとも499人に達した時点で募集を止め、運用を続けることは可能なのではないでしょうか?
一体なぜ、わざわざ会社を立ち上げては閉鎖し、海外のマザーファンドに再投資させるのでしょうか?
詳細は定かではありませんが、BMキャピタルが計5回も会社を閉鎖していることに対し、疑問や不安感を抱いている人は少なくないようです。
2024/3/22
ちなみにBMキャピタルはこれまで既に5回解散されているらしいですね。その理由は「出資者が499人に達したから」と説明されていますが全く意味不明です。出資者が勝手に増えるわけないんですから、もし499人に達するのがイヤなら400人で募集をやめればいいだけの話です。
会社名や住所をいちいち変更している点も怪しさしかありません。上記の通り社長の名前すら公表されていないわけですから、絶対投資してはいけないですね。
BMキャピタルとは?
BMキャピタル(BM CAPITAL)は、ビーエムホールディングス合同会社が運営するヘッジファンドです。
サイト名:BM CAPITAL
運営会社:ビーエムホールディングス合同会社、ビーエムシー合同会社
代表:森山武利(もりやまたけとし)
所在地:東京都港区六本木7丁目17番10-418号
電話番号:03-3403-2508
Email:bmcapital@bmcapital.jp
事業内容:金融商品取引法に基づく有価証券及びデリバティブ取引 、各種事業への投資 、有価証券の自己募集 、経営コンサルティング業務
BMキャピタルの代表は『森山武利』氏、ファンドマネージャーは『坂本俊吾』氏が務めているとのこと。
また先述の通り、合同会社スキームというファンド販売形式を採用している都合上、BMキャピタルは過去に計5回も会社を解散させています。
現在はビーエムホールディングス合同会社とビーエムシー合同会社の2社でファンドの運用を行っている模様。
![](https://assets.st-note.com/img/1737448717-UBLnX7FoMhRbec6gKrvVYalQ.png?width=1200)
以下では、BMキャピタルが採用している『合同会社スキーム』について解説していきます。
BMキャピタルの『合同会社スキーム』とは?
BMキャピタルでは、投資家から出資金を募るため『合同会社スキーム』というファンド販売形式を採用しています。
そもそも合同会社とは、出資者が出資することで“社員”となり、事業により利益が出れば配当金が受け取れる仕組みの会社を指します。
この場合の“社員”は会社への出資者を意味する法律用語のため、一般的に使われる従業員という意味ではありません。
要するに株式会社で言うところの“株主”が、合同会社の“社員”にあたる、ということですね。
そのため合同会社では、社員権を販売することで会社や事業を運用するための資金を調達することが出来るわけです。
![](https://assets.st-note.com/img/1737448724-nFZrIhtMvEkjPS1O8pCHufzc.jpg)
ちなみに銀行や証券会社が販売する投資信託は『公募』と呼ばれますが、BMキャピタルのような販売形態を『私募』と呼ばれています。
また合同会社の社員権スキームは、金融商品の販売にはならないため金融商品取引業者の登録が必要ありません。
本来、株式などの金融商品を販売する場合や、金融商品取引法上のみなし有価証券の私募については原則として金融商品取引業の登録が必要です。
しかし合同会社が資金調達のために社員権を私募する行為は、金融商品の登録を受けずに行うことが出来ます。
また合同会社スキームでは499人以内であれば有価証券届出書の提出等の開示義務が発生しません。
そのため厳しい規制を受けにくく自由に投資戦略を設定できるため、リスクの高い運用で高いリターンを狙うことも可能となります。
しかし規制を受けにくいということは、法律で守られる範囲も限られるということは覚えておいた方が宜しいでしょう。
実際問題、有価証券届出書の提出等の開示義務が発生しないということは、どんな運用を行っているのかを開示しなくて良いということ。
情報開示の義務が無いために、合同会社スキームはポンジスキームのような投資詐欺の温床になりやすいとも言えます。
また、投資詐欺とまでは言えなくとも会社が倒産するなどのトラブルが起きる可能性も否定できません。
例えば、BMキャピタルと同様に合同会社スキームを採用していたエクシア合同会社が昨年10月18日に破産開始を決定しています。
エクシアは2015年に設立され約9年間に渡り850億円もの出資を受けており、被害者は9000名以上にものぼるとのこと。
もちろん全ての合同会社が詐欺まがいの悪事を働いているとは言えませんが、法律の関係上、透明性が低いことは覚えておいた方が宜しいでしょう。
BMキャピタル代表『森山武利』の経歴
BMキャピタル代表の『森山武利』氏は、日本ユニコムでコンシェルジェ・サービス室に所属し、リテール営業を担当していた人物のようです。
森山 武利(ブル森山)
日本ユニコム(株)コンシェルジェ・サービス室所属
弊社製作のユーストリームの番組の中などの相場解説には定評あり。今までの経験(営業の前線で27年)を生かし、独自の視点と切り口で面白く、かつ役に立つが信条。
職歴は、本田技研工業株式会社⇒山一證券株式会社⇒日本ユニコム株式会社(現:日産証券株式会社)⇒BMキャピタル代表となっている模様。
日本ユニコムでは株式市場に関するれみなーを担当していたとのことで、『ブル森山』という愛称で親しまれていたとのこと。
ですが↑上記記述はBMキャピタルを推奨しているブログサイトのみでしか確認できませんでした。
BMキャピタルを推奨しているブログサイト以外で、森山武利氏がどのような経歴の人物なのかを示す記述は発見できませんでした。
BMキャピタルFM『坂本俊吾』の経歴
BMキャピタルでファンドマネージャーを務めるのは独立系資産運用会社ブラック・クローバー創設者の『坂本俊吾』氏です。
坂本 俊吾(さかもと しゅんご、1987年3月17日 - )は、シンガポール在住の日本人投資家(ファンドマネジャー)、相場師。進学会ホールディングス社外取締役。
独立系資産運用会社ブラック・クローバー・リミテッド(Black Clover Limited)創業者。徹底した企業分析によるバリュー投資を基本とし、投資先に訪問し企業価値向上の提案を行うアクティビストとして活動している。
坂本俊吾氏は、福島県いわき市出身の1987年3月17日生まれ。
東京大学在学中に経営していた会社の利益を元手に株式投資を始め、現在の前身となるファンドを立ち上げたとのこと。
東京大学を卒業後はイギリス4大銀行の一つであるバークレイズ銀行に入社。
バークレイズ独立後は、投資銀行時代の同僚とともに独立系資産運用会社ブラック・クローバー・リミテッドを設立。
坂本俊吾氏はブラッククローバー創業当初から、日本の上場企業へのバリュー株投資を中心に行っているとのこと。
ちなみにバリュー株投資とは、企業が持っている本来の価値に対して株価が割安な銘柄に投資をすることです。
事業内容や資産状況など本来もっと価値があるものの、知名度が低い等の様々な理由で株価が安くなっている銘柄をバリュー株(割安株)と呼びます。
そして株価が安くなっている段階で投資することで、企業価値が見直されたときに株価が上昇し、利益になるというのがバリュー株投資です。
また坂本氏はバリュー株投資以外にもイベント・ドリブン投資やアクティビスト投資などを得意としているようです。
そんな坂本俊吾氏は現在、ブラック・クローバー・リミテッドやBMキャピタルにてヘッジファンドマネージャーを務めています。
ちなみにBMキャピタルは合同会社スキームを採用している関係上、長期にわたっての運用が出来ない模様。
そのためBMキャピタル出資者は、最終的にブラック・クローバーに誘導される仕組みとなっているようです。
後藤昭広より:2019年3月26日 21:51
BMファンドやってるものです。実際には、ブラッククローバーの方に誘導されてそちらでやっています。やめた方が良い理由は何ですか?納得できる理由なら今すぐにでも解約する気持ちです。
匿名より:
2020年5月10日 07:30
2019年第一四半期から2020年第一四半期まで1000万で保有していたものです。
最初の手数料54万円がかなり重くのしかかっていました。
最後の第一四半期で下落しましたが、前期と比べて30万円の下落幅と現状の株式相場の下げ幅に比べるとかなり少ない状況でした。
このヘッジファンドに入る際にBMキャピタルは閉めて全てブラッククローバー に移行すると言っていたのに未だにBMキャピタルは残っていることに不信感がありますし、ポンジスキームの可能性は捨てきれません。
BMキャピタルの評判を総括
BMキャピタルの評判を調査した結果、「儲からない」といった口コミが多数寄せられていることが判りました。
中には「100万円ほど損をした」という出資者も確認されています。
平均年利10%以上、マイナスになった年は一度もないとのことでしたが、多くの出資者が稼げていない様が口コミから窺い知れます。
いま一度「BMキャピタルに安心して自分の資産を預けられるか?」と検討なさった方が宜しいかもしれませんね。
資産運用でお悩みであれば、最近では資産30億円超えの元証券マンが資産の増やし方を無料で教えてくれるマンツーマンレッスンなどもあります。
元証券マンが教える方法を実践した方の中には、資産7.7倍を達成した方もいるのだとか。
本気で資産運用を考えているのであれば、資産運用で成功している人にコツを聞くのが一番の近道と言えるでしょう。