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京都市の空き家税とワンルームマンション

 京都市で空き家税が導入されるということで、注目が集まっていますが、京都市内にワンルームマンションを持っている自分としては、市場動向がどうなってしまうのか非常に気になっています。

 もともと京都市内は、少子化に伴う学生数の減少により、一人暮らしをする大学生の減少が見込まれるため、ワンルームマンションの空室もかなり発生しています。Yahoo不動産で空室検索をすると、大量の空室がヒットします。

 空き家税の導入によって、空き家を放置していた人が、入居者獲得のために無理な値下げを行い、市場がクラッシュしてしまうことを懸念します。

 自分が京都市内に持っているマンションは比較的広く、バストイレも別、室内洗濯機置場がある物件ですので、なんとかこの空室回避競争に勝ち残れるのではないかと思っていますが、3点ユニットバスの物件でも価格破壊を仕掛けられたら、値下げで対抗するしかなくなってしまうかも知れません。

 本当に困った制度です。不動産投資は長期の視点で取り組むものなので、このような急激な制度変更があると、破産者が続出しそうです。

 一方で、空室の発生に耐えきれなくなって、物件を投げ売りしてくる人も出てくる可能性があります。ただそういう物件は自分が持っていたとしても、空室を埋められずにひどい目に遭う可能性もありますので注意が必要ですが。

 京都市内は日当たりの悪い物件が多いので、そうした物件は激しい値崩れが予想されます。あとは1階の物件もおそらく空室リスクが高いでしょう。

 今後も空き家税と京都市内の不動産市場には注目していきたいと思います。

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