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アラフォー投資家の転職日記#6 内部監査での転職先選択の難しさ

内部監査・内部統制業務は理解されにくい

社内での微妙な立ち位置

今日の東京は暑すぎた。涼しげな写真を、ということで数年前京都で撮ったお寺の写真をトップにしてみたがどうだろう?
さて本題。私が普段担当している内部監査や内部統制関係の仕事は、関わったことのない方にはなかなか何をしているのか理解するのが難しい領域のようだ。余計な指摘をして仕事を増やすだけの部署だとか何の生産性もない仕事と思われてしまう節がある。本来は、会社が危ない方向に行こうとした時に待ったをかける大事な役割を担っているはずなのだが、経営層ですら上場維持のため仕方がなく設置している部署、と認識している会社も少なくなさそうだ。
ともあれ、内部監査、内部統制の仕事の成果を明確に図ることも難しい。重箱の隅をほじくって発見事項をたくさん出せば良いというものでもないし、お決まりのコメントでお茶を濁していてはそれこそお飾りである。
カッコをつけていえば、会社にとって今一番何を優先すべきかを見据え、そこから外れる事象があれば、たとえ稼ぎ頭の部署に対してでも敢然と指摘する、経営の代理人としての役割を果たせているか。本来はそれが問われる仕事だ。


転職エージェントも理解不足?

転職活動をしてみると内部監査や内部統制の求人数は意外に多い。だが求められる役割は、内部監査の体制構築からJ-SOX評価まで幅広い。上場準備会社など全部一人でやってください、みたいなスーパーマン求人もあるが、専門性を考えると本来できることには限りがある。私はIT系なので、経理業務の監査は厳しい。
転職エージェントの中には、そこをあまり理解していないのか、専門性と擦り合わない求人ばかり紹介されることがある。エージェントの方にとっても、理解するのが難しい職種の一つと言えそうだ。

(今日のトップ画像は京都、祇王寺)


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