【永久保存版】米国株初心者だった俺が広瀬隆雄氏から学んだ最強の投資法とプロの投資マインド
生活防衛の投資と遊びの投資は違う
僕は投資を始めたばかりの時、「投資」=メディアなどでよく見るデイトレーダーのイメージが強かったです。だからかもしれません、投資はものすごく儲かるか、借金まみれになるか、という考えでした。しかし投資には大きく分けて2種類あると学びました。
①絶対に損することができない、自分の生活防衛のための投資
②遊びの投資
これをごっちゃにしてしまってはダメです。iDeCoや積立NISAは生活防衛の投資、個別株投資は遊びの投資です。
【心に残ったじっちゃまの一言】
99%の投資家はインデックスでいい。これ軽い気持ちで言ってない!インデックスに勝つのは本当に大変。たくさんのファンドマネージャーがインデックスに勝てなくて消えていく。老後のためのお金は失敗できない、そのための投資はインデックス以外にありえない。個別株投資は遊び。
まったくのビギナーは、何から始めればいい?
iDeCoや積立NISAでS&P500や全米株式に投資。積立という習慣で勝つ。ディシプリンで勝つということを頭に叩き込んでください。別の言い方をすれば相場技術、そんなもんはどうでもいいんです。長期でお金をきちんと投資しておくことの重要さが身に染みます。
iDeCoや積立NISAは一度設定すると自動運転状態、特に自分でコントロールする必要はありません。投資をこれから始めようとしている方、すでに始めているが個別投資しかしていない方、できるだけ早めに積立投資を開始しましょう。
投資はなるべく若いうちから始めた方が良いです。その理由は「複利」という原理が働くからです。複利とは、あなたが投資した元手(元本)だけでなく、投資して得た利子に関しても、2年目からは利子が付くという現象を指します。「利子が利子を呼ぶ」ということ。
仮に100万円の投資に対し5%の利子が付くならば1年後は105万円になります。2年目はこの105万円からスタートするわけですから1年目と同じく5%の利子がつけば110.25万円になります。じわじわ元手が大きくなっていきます。
この複利のパワーに毎年キッチリ積み立てる習慣を掛け合わせると、とてもパワフルな投資成果が得られます。
優先順位では
1. iDeCo (個人型確定拠出年金)
2. 積み立てNISA
具体的な商品は:
1. 全世界株式インデックスファンド
2. 全米株式インデックスファンド
安全性重視なら1。パフォーマンス重視なら2。
もっと具体的にいうと例えば、
年間コストは0.162%の「全米株式インデックスファンド」や、
年間コストは0.0968%の「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」など。
消費者目線でこんな良心的な商品は無い。
iDeCoや積立NISAで一番重要なこと、それは積立の継続。雨の日も風の日も積立を止めないこと!
S&P500指数は過去50年(1968年1月1日から2018年12月31日まで)年平均成長率で9.83%を記録。するといま皆さんがとりあえず50万円、今年積み立てるとして、来年以降も毎年50万円、その口座におカネを追加してゆくとします。これを向こう30年間に渡って続ければ30年後、あなたの積み立てたおカネは9580万円になっている計算となります。もし20年間しか積み立てない場合、投資結果は3411万円にしかなりません。さらに短く、10年だけ積み立てたとすればたったの996万円です。なるべく長く継続して積み立てるということは決定的に重要なことなのです。
【気をつけて!】
債券、日本株オンリーなど、投資対象を間違うと後で取り返しのつかないポカをやってしまったことに気が付く。また、間違ってもビットコインや個別銘柄で積み立てるなど邪道なことはやらないでください。あまり突飛なことして失敗すれば人生棒に振る。
なぜ日本株をお勧めしない?
(出所:楽天証券作成)
自分の大切な資金を投資する上でより大きなリターンを得るには、長期的なトレンドを参考にする必要があります。ウォール街には「トレンドはフレンド」という格言があります。ひとたびトレンドが形成されると、そのトレンドが崩れるより、継続する確率の方が高いということ。長期的なトレンドを見れば、米国は上、日本は横。
日本は急成長している高付加価値分野でことごとく敗退している。理詰めで考えて未来は先細りしかない。アメリカには冒険的なプロジェクトに取り組むイーロン・マスクのようなアントレプレナーになら「是非ともお金を預けたい!」という投資家がウヨウヨ居る。 日本では、冒険的プロジェクトには資金は回ってこない。(どうせ失敗するだろ)という悲観論、諦観が蔓延している。
そして日本にとってもっと大きな問題は.. 人口減。
経済予測で一番簡単で間違いないのは人口動態です。ここまでの日本の人口減はまだ序の口です。これからもっと激しくなる。日本は次の30年で人口が1.26億人から1.05億人へ減少する見通し。「ブルガリアやルーマニアが経験したスランプを経験すると覚悟せよ!」とおっしゃっています。
日本株は興味ない。長期で見れば儲かってない。決算も大したことない。マージンも悪い。四季報を見るたびに嘔吐感を覚える。腕が立つ、相場が上手いということよりも重要なこと、それは投資環境のいいところで投資すること。正しいマーケット、ラッキーになれる場所に自分の身を置くことは大事。
投資のリターンは市中金利の水準によってほぼ決まってしまいます。そして市中金利はインフレ率によってかなり左右される。インフレ率はGDP成長率と深い関係がある……そういうことをひとつひとつ突き詰めてゆくと…日本株ではダメで、米国株でないといけない理由がわかると思う。
【心に残ったじっちゃまの一言】
iPhoneスワイプしてアマゾンでモノ買ってXでクソリプ垂れてグーグルで検索してファイザーのワクチン打って… 日本製のもの、なにひとつない。iPhoneがベストだ!と言っている人が、株式投資になると突然銘柄はソニーというふうに、もう過去10年ぐらい使ってもない企業の株を平気で買ったりする。ウォーレン・バフェットは自分の使っているブランドの銘柄が大好きで、そういった銘柄に投資している。我々も大いに参考にするべき。
ETF投資
個別株への投資は銘柄を良く知らなければ不安ですし、業績の悪化による株価の急落など個別株特有のリスクがあります。リスクの順番をお話しすると個別株が一番高く、セクターETFがその次、市場全体に投資するETFが一番リスクが低いです。僕は短期投資・長期投資のどちらにもETFを使います。
ETFのメリットはこちらです。
- コストが安い
- サクサク売買できる
- 透明性
- 分散を得やすい
- アセット・アロケーションがしやすい
過去にじっちゃまが紹介していたETFの一部はこちらです:
①バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)米国株
アメリカの株式市場全体に投資できるETFで、米国市場の99.5%をカバー。S&P500指数よりさらに幅広い。常に業界で最もコストが安いことで知られるバンガードが提供している。長期投資に適している。
②バンガードS&P500ETF(VOO) 米国株
バンガードS&P500 ETFといい、S&P500指数を長期で保有したいならこれが最強。常に業界で最もコストが安いことで知られるバンガードが提供している。長期投資に適している。
③ SPDR S&P500 ETF(SPY)
アメリカで最初に考案されたETF。世界の投資家に最も認知度が高いETF。アメリカの代表的株価指数であるS&P500指数をなぞるように設計されています。トレーダーがてっとりばやくアメリカ株の比重を増やしたいと思った時、個別株をいちいち拾うのは面倒だということでSPDR S&P500 ETFをドカンと買い込んで相場についてゆこうとすることが多いです。トレーディングの対象として同ETFは極めてポピュラー。
④ パワーシェアーズQQQ信託シリーズ(QQQ)
ナスダック100指数をベンチマークとするETF。ナスダック100指数はナスダックの大型株100銘柄から構成される株価指数。一般にS&P500指数にくらべて値動きが大きく、その分、トレーディング向けだと考えられています。従ってQQQを好んでトレードする個人投資家も多いです。
また、マーケットの見通しが難しい局面で注目されるETFとして、比較的下げ局面に強いバリュー株ETFや高配当株ETFもご紹介されています。
⑤バリュー株ETF: MGV
⑥米国高配当株ETF: HDV
⑦ iシェアーズ・ラッセル2000 ETF(IWM)
米国を代表する小型株指数であるラッセル2000指数をなぞるように設計されたETF。一般に小型株は米国経済が底打ち、反転する際は一足先に上昇し始め、逆に景気が頂点をつけ反転する際にはいち早く崩れることで知られています。その意味では米国経済の先行指標とも言えます。
【心に残ったじっちゃまの一言】
アメリカでFIREを達成した人たちが何に投資しているかというとVTIのような米国株のインデックスです。99%の人たちがVTIに投資していると思います。アメリカの株式市場を丸ごと買うようなETFで3,000銘柄以上に投資するので分散が効いています。
個別株投資
生活防衛の投資を行った上でまだ余力のある方、投資リテラシーを高めたい方は個別株投資も選択肢の一つかと思います。個別株投資をする際にも日本株ではなく米国株をじっちゃまはおすすめされています。
米国株は世界の約60%を占めています。日本株は6%。だからみんなの時間配分もそれに合わせるべき。かれこれ30年近く一環して米国経済のほうが日本経済より成長率が高いです。世の中の全体的な潮流をしっかり踏まえた上で投資することが大事だと思います。
また、日本は単元株制度というルールが株式投資の敷居を高くしています。しかし米国株なら1株から買えます。世界的に有名な企業、例えばApple (3万円以下)、Meta Platforms (3万円以下)、Tesla (5万円以下)、これなら手の届きやすい額です。
それではどのような銘柄を買えばいいのでしょうか?
一つの方法としては、決算が良い会社の株です。どうせ買うなら株価が将来的に上昇する可能性の高い銘柄を買いたいですよね。その確率が高い銘柄というのは、決算が良い会社になります。
投資資金が少ないことは恥ずかしいことではない。むしろ、そういうことを嘲笑うような営業態度をしてきた日本の証券会社は問題がある。証券業の未来は一株。単元株制度がある東京マーケットは世界の潮流に乗り遅れてる。
金利
金利・金利・金利。じっちゃまをフォローしてからは毎日のように金利という単語を聞きます。それだけ株式投資をする上で金利は重要ということです。株式バリュエーションの決定要因として最も重要なのは①金利、そして②業績です。この二つの間では①>②、つまり金利のほうが遥かに、遥かに、遥かに、遥かに重要。
株価は次の数式で決まります。
理論株価=利益÷(金利-成長率)
つまり「金利」が大きくなると「理論株価」は逆に小さくなってしまう。この式に従えば、同じ度合いの金利上昇でも、バリュエーション(=理論株価)が高くなってしまっている銘柄ほどやられる。」
ちなみに、個人的には、こちらのInvesting.comというアプリを使って長期金利の推移を毎朝確認しています。パソコンではYahoo Financeを見ます。
長期金利がポンポーンと三段とびみたいに上昇しているときに株を買ったっていいことなんて何もないです。これは「基本のキ」。朝イチにチェックすべきは株価ではなく米10年債利回り。そういう習慣をつけてください。これがグワングワン動き出したらポジションを少し落とすことも考えたほうが良い。
また、金利上昇局面でも株は高いという人いるけどそれは間違っている。企業業績が政策金利の引き締めというアゲインストの風に逆らって、それ以上に伸びるから株は上がる。利上げ時に業績が伸びなければ株は下がる。だから必ず金利と業績を見てください。この両方がダメなら株なんてダメ。
また、基本は金利が低下すれば株式は買われるが、長い景気拡大の最終局面で、長期金利が急激に下落する場合は例外と考えた方が良い。なぜならそれは景気後退の前兆だから。そのシナリオでは株はやられる。
決算
決算は年に4回あります。決算発表が集中するのは:
✔︎ 1月第3週以降
✔︎ 4月第3週以降
✔︎ 7月第3週以降
✔︎ 10月第3週以降
じっちゃまから学んだ、良い決算の定義とは?
① EPSがアナリストのコンセンサス予想を上回ること
② 売上高がアナリストのコンセンサス予想を上回ること
③ ガイダンスがアナリストのコンセンサス予想を上回ること
この3つ全てがクリアした決算だけが良い決算です。一つでもミスをしていたらそれは悪い決算です。この定義はじっちゃまが考えたのではなく、ウォール街の常識ということです。
【心に残ったじっちゃまの一言】
僕が30年以上の投資経験で学んだこと。「良い決算を出した銘柄を恥を忍んで高値から買いに行くのが一番儲かる」ということ。一番愚直な買い方だけど一番はずれがない。決算に先回りして買う事もしないし、決算に先回りして売ることもしない。予想することは僕の主義に最も反すること。
買うタイミング
1. 決算発表後に買う (グロース株投資)
多くの機関投資家はこのタイミングで株を買います。
良い決算を出すと株価が跳ね上がる時が多いです。買うタイミングとしては、この跳ね上がったタイミングで乗るというのが一つ。これは個人的にもお気に入りのやり方で勝率は高いです。
「このやり方で私は損した!」とおっしゃる方もいるはず..
100%勝てるやり方はないです。僕ももちろん損した時も何度かありました。例えば2021年にDOCUで..
1のときに好決算で株価が暴騰。僕は教科書通りそこで入りました。そして次の決算で悪い決算を出し、株価が暴落(2)、教科書通りそこで売却し、損切りをしました。このように、教科書通りにトレードしても負ける時は負けます。しかし、自分の気分でトレードをするのではなく、このように教科書通りにトレードをすることで安定した投資パフォーマンスが期待できます。
実際この投資法を導入して以来、大きく負けることはなくなり安定した投資成績を残すことができています。つまり“損小利大”を達成しやすくなりました。
多くの個人投資家は決算発表が出る前に出動してしまいます。しかし、これらの考えは「あなたの勝手な思い込み」に過ぎず、機関投資家は決算発表前に買うようなことはしません。プロの投資家は、決算発表が出た後に、結果が良かったのを確認し、出動します。
2. 新値になって買う (グロース株投資)
ものすごく多くの投資家が同じ間違えをするのですが、グロース株は「押し目」を買うのではなく、「新値」など株価が上に行っているときに買ってください。じっちゃまこれは鉄則だとおっしゃっています。このAを超えた時に買うということですね ↓
また「新値は買い」ですが、主に個人投資家が新値になった瞬間にイナゴのように飛びつきます。多くの機関投資家は少し様子を見るようです。そして、今までの上値抵抗線が下値支持線になったのを確認してから、どっこらしょと重い腰を上げるということです。すぐに飛び付かずに少し様子を見る我慢強さも重要なことがわかります。
下記のチャートでいうと..
①新値になる (ここで多くの個人投資家は飛びつく) ②その後大抵ヘナヘナと落ちてくる(機関がまだ入っていないので上昇力が弱い) ③グッと堪えてまたズンズンズンと上昇したら買う (機関投資家はここで買う)
もし皆さんが持っている銘柄が新値を更新していたら「そろそろ天井だろうから利確しようかな」とか「もうポジティブサプライズは出尽くしただろう」と、てめーの相場観で売ることはしないでください。
3. 株価が安いときに買う (バリュー株投資)
これだけを聞くと簡単なように思いますよね。株価が急落しているのを買えばいいだけ.. もちろんそんな簡単ではないです。バリュー銘柄を買うべきタイミングは、株価がその企業の内在価値に比べて割安に取引されているときです。過去に大体高い評価を維持できていた会社が、なにかの拍子に今だけ割安に放置されており、黙って持っていれば自然にまた昔の姿に戻る.. だから今の割安はあくまでかりそめの姿なのだということを読めないといけないわけです。
例えば新型コロナの影響で経済再開銘柄 (ホテル・航空・クルーズなど) の株価が大きく下落しました。しかしアメリカ経済はコロナから回復していきました。"黙って持っていれば自然にまた昔の姿に戻る" 可能性が高かったのです。
売るタイミング
1. 悪い決算は売る (特にIPOして若い銘柄やグロース銘柄)
改めて、良い決算の定義は、
1. EPSがコンセンサス予想を上回る
2. 売上高がコンセンサス予想を上回る
3. ガイダンスがコンセンサス予想を上回る
この1, 2, 3 全てがパーフェクトな決算「だけ」を指します。
ひとつでも取りこぼしがあればそれは「悪い決算」です。
悪い決算の場合は迷わず売ります。いくら良い投資ストーリー (投資家がそれを聞いてワクワクさせられるようなシナリオ: EV、クラウド・コンピューティング、シェール開発、ウェアラブル、3Dプリンティング、バイオテクノロジーなどは、すべて良い投資ストーリーの例)であってもです。
良い投資ストーリーは星の数ほどありますが、良い会社はごく一握りです。
このことを忘れないでください。また、個人投資家によくあるのは、ある銘柄・企業に溺愛してしまうということ。 ある企業を好きでありすぎるあまりに、決算が悪くても売れずにホールドしてしまう。「いずれ上がるだろうからずっと持っておこう」となるわけです。良い決算を出している企業を愛し、悪い決算を出す企業には厳しい態度でいることが重要です。
自分の相場観や他人の相場観は信じないでください。もちろんアナリストの言うことも。企業の経営者が言っていることすら信じてはダメ。信じるのは決算のみです。決算は嘘をつきません。
特にシビアになってほしいのはIPOして若い企業に対してです。
Microsoft が決算を少々ミスしても許せるかもしれませんが、ARMやDUOLが次の決算をミスしたら絶対に許さないでください。
特に最初の決算でミスをするようなことがあれば、その後の決算もミスをするのではないかと投資家は思います。「悪い決算は癖になる」というのを知っているからです。悪い決算の場合は、いくら好きな銘柄でも売ってください。
じっちゃまはその辺り、徹底しています。例えばZOOM。2021年、それまでは強気でしたが、ある日決算が悪いと「鼻くそピーーーーン!!!」と一言。もちろん株価は戻る可能性もあります。しかし、徹底したルールのもとで売買をしているので大怪我をするリスクがありません。
矢印の部分が決算発表の翌日。それ以降も株価はずるずると下げてることがわかります。機関投資家は1日では売り終わらないのです。
2. ポジションを減らしたい時、他の銘柄を買いたい時
もしあなたが株に投資をしすぎて、キャッシュが手元にない状態になったときはハイリスクです。若い人ほど投資はすべき、とはいえキャッシュはある程度必要です。例えば相場が荒れている時はポジションを減らしキャッシュを増やすというのも必要です。
もしあなたのポートフォリオが下記の場合、まず何から売るべきでしょうか。XOM: -5.0% AAPL: +30% CRWD: +11% ZM: -20%
PXD: +55% (ティッカーシンボルと評価損益)
多くの個人投資家は損を確定したくないので、一番利の乗っている PXD の一部を売ったりしてしまいます。しかし、本当に売らないといけないのはポートフォリオの癌になっている銘柄。この場合 ZM です。
あなたのポートフォリオで一番パフォーマンスの悪い銘柄から順番に売ってください。利が乗ってる銘柄は益出ししてはだめです。利が乗ってる銘柄はなるべく長く長く引っ張れるだけ引っ張ってください。これ個人投資家ができないことの一つとじっちゃまおっしゃっています。
決算の良い銘柄ががかなり上昇し、割高となり、そろそろ天井だろうと思って売ってしまう方が多いです。しかしそれは私たちの勝手な相場観にすぎません。そのようなことをしているうちは、テンバガーに巡り会うことはできません
3. 公募価格を割った時は売り
もし公募価格を割った時は一旦離れてもいいです。そして再び公募価格を上回った時に入るというのもありです。絶対に誤解して欲しくないのは、公募=売りではないということです。ちなみに、IPOして間もなく公募増資に踏み切る会社の株は「買い」である場合も多い。
公募価格を割っても少々の含み損に耐えれる方は、そのままホールドしても良いかと思います。一旦売って、改めて公募価格を上回ったのを確認したのちに入るというのもありかと思います。
4. 不正会計疑惑は売り
世界の株式の大部分をもってるのは機関投資家(生命保険、投資信託…etc.)
には説明責任がある。コンプライアンスがしっかりしてないといけない、社会責任果たしてる企業じゃないと投資しちゃいけないムードがある。そしたら、「何でお前は会計疑惑が出てるポジションをもってるんだよ?」と言われる。機関投資家にとっては、決算より不正会計の方が怖い。甘く見ない方が良い。
相場の天井で起きやすい事
「弱気相場は昼間玄関の呼び鈴を押して正面から訪問してくるものではない。むしろ皆が枕を高くして安心して寝ている時にこっそり裏口から忍び込んでくる、そういう性格なんだ」
【景気や企業業績】
強気相場の最終局面は景気や企業業績はいいんです。GDP、失業率、ISMなど全然変化は感じられないケースが多い。そういう指標はいいのになぜか株価が上がらなくなった。
【日常生活】
マーケットでは楽観論が満映している。テレビやら電車の広告やら、あらゆる場所で「投資」の文字を見るようになる。普段投資についてなど話さない友人が「投資やろうと思うんだけどおすすめある?」と聞いてくる。
【新高値銘柄数】
新高値銘柄数が頭打ちになる。だんだんリーダー銘柄の数が絞り込まれてくる。一部のとりわけ勢いの良い銘柄 (例: GAFA) が指数を無理やり押し上げている状況。
【騰落線(ADライン)】
上昇銘柄数 - 下落銘柄数 この差をチャートにしたもの。これが株価指数よりも一足先に下落基調に入る。(ダウは30銘柄、S&Pは500銘柄、日経は225銘柄:株価全体の強さは示していない。騰落線は一番幅広いマーケットの動きを象徴している)
"Nasdaq AD Line" と検索したら出る
【気をつけて!】
ブルトラップ (強気の罠) はマーケットが一気に下がった後に急に盛り返すがすぐに下がる現象。投資家が飛びついてはやられ、飛びついてはやられ。これを繰り返すのがベアマーケット。
相場が底入れするパターン
一般的には..
① 債券利回りが下がる
② VIXが凄く高くなった後でゆっくり下がりはじめる
というコンビネーションが起きた時です。反対にVIXが日々下がらずにギザギザと揉んでいる時はまだ出動するには早すぎます。それを見極める必要があるということです。
ボラティリティが高まった局面では株価は急落しやすい。そしてボラティリティが高止まりしている間は、相場の出直りは期待薄。しかし投資家の気持ちが鎮まりボラティリティが減り始めると、株価は上昇しはじめる。相場の世界に入って30年になるが、株を買う好機はまさしくこのような瞬間。
アメリカ株のアノマリー
アノマリーとは科学的には説明できないけれど確かに存在する法則性を指します。じっちゃまも頻繁にご紹介されます。最も有名なのは11月から翌年の4月にかけては相場が堅調なことが多いというアノマリーだそうです。下は米国を代表する株価指数であるS&P500の月次平均パフォーマンスです。サンプル期間は1950年1月から2020年5月までです。
11月、4月、12月、1月、7月、3月の順で強いということです。
他にも有名なアノマリーとして、5月から9月までの期間はアメリカの株式市場がもたつくという経験則。米国の相場の格言に「セル・イン・メイ(Sell in May)」があります。つまり「5月に株を売って、バカンスに行け!」というわけです。
そして1月効果も有名です。ここで覚えておくべきなのは「タックスロスセリング」「1月効果」「デッドキャットバウンス」です。
大統領選挙のアノマリーもある。大統領選にまつわる有名な相場のアノマリーとして、「大統領選の前年の株価は上がりやすい」ということと、「選挙年の上昇確率もそれなりに高い」ということ。特に現職の大統領が再選を目指して立候補する場合は平均して+12.8%の上昇が記録された。ただし、現職の大統領が負けるシナリオでは年初から株式市場がおかしな動きをすることが知られています。
高配当銘柄の落とし穴
配当・・・企業活動を通じて出た利益を株主に分配する行為。
配当は非常に魅力的です。そのため、高配当銘柄は個人投資家に大人気です。私も投資を始めたばかりの時は、高配当銘柄を見つけてはワクワクしながら買っていました。持っているだけでチャンリンチャリンとお金が入ってくる配当は何よりも魅力的でした。配当は高配当であればあるほど魅力的で、いずれ株価も上昇すると勝手に思っていたのです。
しかし、じっちゃまはこのようにおっしゃいました。配当性向が高い=頑張っている、良い、という理解ではダメ!配当が5%以上の株は基本ダメ。8%以上は倒産の危機がある会社と思ったほうがいいです。成長している会社は低配当株が多い。会社がいきなり配当を始めたら喜ぶのではなく「あれ?」と思ったほうがいいです。配当とは、そもそも企業を人の一生(赤ん坊~青年~壮年~老人)という過程で、壮年~老人にあたる企業が出すもの。ダメダメ企業であるから高配当っていうケースが結構ある。また、配当で一番怖いのは高配当を出している会社が減配・無配転落するということ。
この発想は全くありませんでした。配当利回りが高いという理由だけで買いに行くのは非常に危険ということを学びました。高配当銘柄を買う場合は、その会社はなぜ配当利回りが高いのか、しっかりリサーチをし、納得した上で買う必要があります。
【心に残ったじっちゃまの一言】
本来利益が出ていないのに配当性向だけが伸びて増配している企業については感心しない。
機関投資家の動き
機関投資家は決算発表前に買うようなことはしません。プロの投資家は、決算発表が出た後に、結果が良かったのを確認し、出動します。通常、決算がポジティブサプライズの場合、株価は跳ねる場合が多いです。その跳ねた株価を、高いのを承知した上で、買いに行く。これを基本動作にしているのがプロです。これは私の想像していたプロとは異なりました。機関投資家などは、ある程度の情報を決算前に知り尽くし、決算発表の前から買っているものだと勝手に思っていました。
機関投資家がこのような買い方をする理由としては、説明責任という事もありますが、それ以上にこのような堅実な方法がいちばん勝率が高いからです。私たち個人投資家も、プロと同じような堅実な方法で投資をすると勝率も上がるのではないかと思います。
【心に残ったじっちゃまの一言】
個人投資家になくて機関投資家にあるもの。それは説明責任。なぜ悪い決算を出し株価が急落した後で、恥を忍んで機関投資家はその株を断腸の思いで売るのか。悪い決算出した銘柄をいつまでもポートフォリオに残していたら、お客様に説明ができない。多くの機関投資家は、決算に根拠を求めている。
何銘柄くらい持つのがいい?
結論から言えば、個人投資家の株式投資ではせいぜい10~16銘柄くらいが目の行き届く限界と言われているそうです。しかし、若い投資家や運用資産に余裕の無い投資家には、10〜16銘柄を買うということは現実的ではないと言えます。じっちゃまがお勧めするのはETFを組み入れる方法です。
また、銘柄数を増やせば増やすほど良いわけではなく、ある程度のところまで増やすとリスク低減効果はだんだん薄れていきます。20銘柄を超えてくると、そのポートフォリオの価格のブレはアメリカの代表的な株価指数であるS&P500指数とほぼ同じくらいになると言われています。ということは、20銘柄以上持っている場合は単純にSP500に連動したETFなどを購入すれば良いということになります。
【気をつけて!】
銘柄数が増えることでポートフォリオ管理の手間が増えたり売買手数料がかさんでしまいます。銘柄数を増やしすぎるのはデメリットにもなり得るということを覚えておいてください。ETFなどをうまく使おう!
いろんなセクターを買うべき?
似たような銘柄ばかりをポートフォリオに組み込むのはダメ。分散になってない。セクターをある程度分散すること。でも全部のセクターを持とうとするのは愚鈍。景気や金利から判断して、「旬」と思われるセクター(=下の図で言えば2色くらい)を中心にピックすること。
また、セクターだけでなく企業のサイズにも注目すべきです。小型株ばかりたくさんポートフォリオに入れているのはくだらないやり方だと述べていました。小型株は全部値動きが一緒。とりわけ急落が来た時には小型株はスパーンとやられる。同じような規模、時価総額の銘柄ばかり抱えるのはど素人がやることだそうです。
コアサテライト戦略
さて、10〜16銘柄も買えないという投資家は多いのではないでしょうか。そういう場合はじっちゃまのお勧め投資戦略「コアサテライト戦略」をご紹介します。これはじっちゃまも使われているメソッドです。具体的には、自分の運用資産の50%を全世界や全米、S&P500指数に連動するETFに投資し、残りの50%を個別銘柄に投資するという投資法です。S&P500指数に連動するETFとしてはVOOやSPYです。全米ではVTI、全世界ではVTです。
もちろんインデックスのみを保有し続けるやり方もありますが、それだけでは飽きてしまう個人投資家も多いはずです(僕も..)。そういう方は安定したインデックス投資をしつつ、知識や技術のいる個別銘柄をサイドで取引するというやり方が良いのではないでしょうか。
テクニカル分析で最低限知っておくべきこと
個人投資家の多くはチャートを見るのが好きかと思います。僕も大好きです。じっちゃまはテクニカル分析に関してこのようにおっしゃっています。
テクニカル分析で一番大事なことは、「みんながやってることを自分もやる」 ということ。テクニカル分析はシンプルであればあるほどパワフル。
それでは何を見れば良いのでしょうか。じっちゃまがよく取り上げられるテクニカルは下記です。
アメリカの投資家は50日と200日の移動平均線を見るそうです。もしも株価が50日移動平均線を割った場合、次は200日移動平均線まで下がる覚悟でいる必要があります。逆に株価が50日移動平均線を上に抜けた場合、その銘柄に対して強気な投資家が多いことを意味します。
Cup with Handle (カップウィズハンドル) というのはこんな感じです。
カップのような形をしていますね。このBreakout (ブレイクアウト) をしたところで買う投資家が多いようです。アメリカの投資家が一番好きなチャートパターンで皆これを探しているそうです。だいたいアメリカ株のテクニカル分析の60%〜70%はこれだと述べていました。チャートシグナルでこれほど勝てるシグナルはないとのこと。テクニカル分析をする場合は皆が見ているチャートをあなたも見てください。
トレンドラインは下記のように「安値と安値を結んだ線」です。
上記の④のように、トレンドを割り込んだら売るというやり方です。
トレンドラインの投資法に関しては下記じっちゃま記事がおすすめです。
https://cutt.ly/0hlzMdf
過去の高値で横線を引くとそれが上値抵抗線。過去の安値で横線を引くと下値支持線になります。
上のチャートからもわかるように、今までの上値抵抗線を上に抜けた(ブレイクアウト)後は、その線は今度は下値支持線になりやすいです(青の矢印のように株価が支えられていることがわかります)。
以上、4つのテクニカル分析をしっかりと抑えることができればまずは十分かと思います。しかしここで勘違いしてほしくないことはじっちゃまはテクニカル分析を最優先しているわけではないという点です。あくまでも投資法の一つとして紹介しているだけで、じっちゃまは金利と業績を最優先にしています。
フォロースルーデー
主要な株式市場の上昇トレンドの始まりは、ヘッドラインやニュースを頼りにしていたのでは見極めが難しい。メディアが株式市場で何が起こっているのかを把握する頃には、一番美味しい部分は終わっている。プロの投資家は、歴史的な調査によって特定された「フォロースルーデー」に依存する人が多い。
株価が底値で揉んだ後でハッキリと上放れる立会日のことをアメリカのチャート分析では「フォロースルー・デー」と呼びます。上昇を試みた4日目以降に出現する。ウイリアム・オニールの定義するところの「マーケットが調整局面(correction)から上昇相場(Up-trend)に転換する日」。フォロースルー・デーはそのシグナルが出た日の上げ幅が大きければ大きいほど信頼度が高く、出来高が前日に比べてハッキリと増えている必要がある。それは機関投資家の幅広い参戦を示唆する。だましに終わる場合も多い。
フォロー・スルー・デーは、市場が底を打つ日をピンポイントで当てることはできないが、底の近くに入ることはできる。歴史をさかのぼれば、主要な上昇トレンドの初期にフォロースルー・デーを見つけることができる。
ブリッシュリバーサル
ブリッシュリバーサルとは「反転攻勢」。米国株でよく見る形は.. 前日の陰線を包み込むように長い陽線がでるパターン。日本では抱き線(だき線)や「つつみ線」と言われます。
逆に一旦天井をつけるときによく見るのがベアリッシュリバーサル。
IPOして若い銘柄への投資
IPO銘柄を買う方法には二通りあります。
1. 上場後なるべくすぐに飛びつく
2. 上場してから最初の決算発表を確認し好決算だったら買う
もちろんハイリスクは1番、より安全なのは2番です。
若い銘柄を取引する上で気をつけるべき点は下記です。
一回ミスをしてもその後すぐに立て直す企業は優秀です。ミスの後3回連続好決算を出せば立て直しに成功と言えるそうです。そういったカムバック銘柄はSUPER STOCKSと呼ばれ、本当に良い成長株になるケースが多いとじっちゃまはおっしゃっています。
テンバガーになるような株は、決算発表の度にパーフェクトな決算を出し、投資家の期待に応えるもの。自分が注目している会社の過去の決算が「良い決算」だったかどうかを大学ノートなどにしるし、いつでも見返せるような習慣をつけてください。これを励行しないとあなたはいつまでたっても「気分で相場を張っている投資家」を抜け出せないと思います。
特に最初の決算でミスをするようなことがあれば、その後の決算もミスをするのではないかと投資家は思います。「悪い決算は癖になる」というのを知っているからです。悪い決算の場合は、いくら好きな銘柄でも売ってください。
ボロ株は避けて!
皆さんはこちらの株価を見て買いたいと思いますか?
意外に買いたいと思った方は多いのではないでしょうか。
「これだけ下がったのだからそろそろ買いだ」「ちょっと前まで$15の水準だったからいずれそこまでいくだろう。もし今10万円買えば ... すごい利益だ!」と。
私もそのように興奮しながらボロ株を買っていた時期がありました。
ポンコツ銘柄でこっぴどく売り叩かれているような株を、リバウンド狙いで買いに行くやり方です。夢がありますよね。
しかし、このような投資法は非常に非常に危険です。じっちゃまは "最も悪い投資手法" としてお話しされています。このような投資法を用いる投資家もいますが、わざわざ業績の悪い会社を買うわけですから常に悪決算や倒産などの恐ろしいニュースと背中合わせです。あなたの大切な資金をそのような銘柄に入れることがないようにお願いします
アメリカの貯蓄目標
アメリカにはとても具体的な貯蓄目標があることを学びました。
そのようにしてリタイアするまでに年収の10倍までに貯金を持って行くことで老後も資金が尽きない状況を作ることが大切です。
口をついて「そんなのムリだ!」という言葉が出る。そうやって日本はズブズブと世界の中でのランキングを落として行っている。まず自分自身に厳しく!さもなくば頑張らない人たちの群れに紛れた居心地の良さの中で社会の底辺に沈殿してゆきなさい。
お金持ちと貧乏人の違い
じっちゃまからお金持ちの特徴も学びました。
本当にめちゃくちゃお金持ちになってる人は、リターンは年率で13%から15%でいい、しかしそれをコンスタントに出せるようなビジネス、それが大富豪になる道だということを理解してる。つまり一番いい投資対象は1年間に50%成長するとか、株価がいきなり2・3倍になるようなものではないということなのです。
逆に貧乏人の特徴は「株で一発人生逆転ホームランだ」という妄想を抱きやすいそうです。もちろんそういうまぐれ的なことがあなたに起こる可能性は否定しないが、その確率は極めて低いということ。人生には臆病なくせにお金のことになると雑になる人が多い。ビットコイン命だとか言ってる人ほど危ない。自分は投資がうまくないからやっぱり安全なものがいいと言って例えば VTI を買ってる人が、結果としては一番儲かる。
これはウォーレンバフェットも似たようなことを言っています。
「普通の人は一刻も早くリッチになりたいと思う。ゆっくりリッチになりたいと思う奴は一人もいない。そこが間違っている」と。バフェット流の極意は時間をかけてゆっくり儲ける。早くリッチになりたいというメンタリティでは億万長者にはなれない。じっちゃまは「全くその通りだと思う」と完全に同意されています。
また、貧乏人の特徴として、支出をどうするということくらいしか考えつかない、アイデアが浮かばないから切り詰めるしか出来ない、ともじっちゃまおっしゃっています。つまり、お金持ちはrevenue(売上高)にフォーカスすることで資産を築き、貧乏人はexpense(支出)をどうする?ということくらいしか考えつかないということ。支出と売り上げの両輪が回らないとお金持ちにはなれないということですね。
アメリカの格言
僕が学んだ、投資家やビジネスパーソンが知っておくべきアメリカの格言
★「通りに血が流れているときに買え」
★「底値を買い高値で売る発想はナンセンス。確率的に相場が高そうな時、ちゃんと買っておくことの方が大事。」
★「投資で儲かるのは何かを発見したときだ!」
★「大衆は集団心理で狂気に走る。正気を取り戻すのは、ゆっくり、一人ずつ」
★「世の中不公平と思うのは時間のムダ。苦境はチャンス」
★「皆が欲張りなときは恐れ、皆が恐れている時は欲張りになれ」
★「A wise man changes his mind, a fool never.」意見を変えない人間はバカだけ。賢者は状況に応じて意見を変える。
★「マーケットは最大限の投資家を巻き込んで、彼らがいちばん行ってほしくない方向へ行く傾向がある」
★「新値を売るな!」
★「頑なに持論を変えない者は一文無しになる」
★「ノアの箱舟は晴天の下で建造された」
★「(今回だけは違う!)この言葉ほど高くつくものは無い
★「相場は知ったら、しまい」
★「きりのいい数字を吹聴して回る人間には、気をつけろ!」
★「休むも相場」
★「It takes all sorts to make a market.」 つまり色んな種類の沢山の人たちが寄ってこないと市場というものは形成されない。
★「相手の言っている事を鵜呑みにするな。相手のやっている行動をじっくり観察せよ!」
★「相場は、不安の壁を駆け上る」
★「Nothing is new under the sun.」おてんとうさまの下では、新しいものなどなにもない。
★「相場の頭と尻尾はマーケットにくれてやれ!」
★「Don’t fight the FED.」FRBのやることに逆らってはいけない。
★「タダほど怖いものは無い」
★「理想買い、現実売り」
★「トレンドはフレンド」
★「皆がゲロゲロ嘔吐しているとき株を買え!」
★「Bulls make money, bears make money, pigs get slaughtered.」強気も儲けられるし、弱気も儲けられる。でも欲豚は屠殺される。
★「完璧を目指すよりまず終わらせろ」
投資家として最も重要な要素
広瀬氏からの学びで、投資家として最も重要だと感じたのは柔軟性です。つまり、それまで持っていた自分の考えやシナリオ、予定をすぐに変えることができる能力を持つということ。アメリカでは、「意見を変えない人間はバカだけ。賢者は状況に応じて意見を変える」とよく言われます。周りの状況が変わっているにもかかわらず、自分の考えを変えないと投資では大やられしてしまいます。
2023年もFRBや企業は意見変更を繰り返しました。
パウエル議長は..
「もう少し利上げしようと思ってたけど、やっぱりストップします」
「来年の利下げは考えてなかったけど、やっぱり利下げ3回する予定です」
などと、インフレやその他の経済状況に応じて意見変更をするのは当たり前です。
企業も..
例えばAdobeは、「AIの導入があまりうまくいってなくて.. 売上高予想を下方修正します..ごめん」。このように上方修正や下方修正、ガイダンスの変更は頻繁に起こります。
そのように常に変化している状況に対して、自分の考えも柔軟に変えていかないと相場では勝てないのです。
👵皆さんのサポートが力になるんじゃ。 名前は覚えておくぞ。この恩はずっと忘れん👵