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この3年間で気づいた大切なこと
※この投稿はササっと読めますが、書いている僕の熱量はかなり強めです。
僕は小さい頃から自分のものを人にあげるのは嫌だった。
人からもらえるものはとにかくもらう。
でも一度もらったものを失うことが本当に嫌だった。
相当がめつい奴だった。
欲の塊みたいな人間だった。
手に入れるためなら他人の犠牲をも厭わないような。
そんな僕は18歳で社会に出た。
もう少し細かい僕のストーリーは、 Instagram @uratakachannel に少しずつ書いている。
社会に出て素晴らしい人格の人達とたくさん出会った。
また僕は様々なものをたくさんもらい続けた。
経営に携わるようになり、さらにその機会は増えた。
でもまだ僕は、あげるということをしてこなかった。
お金もたくさん稼ぐようになったけど、自分の成長の為にお金を使うことばかりしていた。
今思えば、この行為は、あげるということを考えるための第一段階として必要な通過点だったように思う。
たくさん稼いでいて素晴らしい人格の先輩方は慈善事業として、いろいろなことをしていた。
僕はそれをみて、慈善事業をすることでただの自己満足度をさらに高めているんだろうなと思っていた。
慈善事業をしていることがカッコいい的なね。
そんな頃出会った人にこんなことを言われた。
自分の力で稼ぐことができる奴は二流だ。
人に任せることが出来るようにならないと一流には近づけん。
僕は当時、その意味を理解するには経験が足りていなかった。
へー、そうなんすか。
程度の返事で終わらせた。
自分でこなしたほうが何でも早く出来るし、人に任せるなんてめんどくさいと思っていた。
他人の力を信用することよりも、自分の力を強く信じていた。
こんな言葉がある。
『情けは人のためならず。』
僕は、この言葉を、誰かのために何かをしても、ろくなことにならない。
僕は長い間、そう解釈していたんだと思う。
20代でたくさん学んできた僕は、30代になり、ようやく人のために自分が出来ることをする。
それを実践し始めていた。
自分のために生きてきたけれど、人のために何かをして喜んでもらうということは嬉しいなという感覚がとても強くなっていたからだ。
そう思う前にあることに気付いたんだ。
ただ自分が稼ぐことに充実感がなくなってきたということに。
そしてこの三年間は、人のためこそ生きる道と決め行動してきた。
そして気付いた。
これまでの人生で最高に充実していると。
インスタを通じて繋がった人達は素敵な人達。
いろいろなことを任せまくっている。
信じて任せることが出来ている。
自分一人で生きている時とは比べ物にならないくらい、たくさんの笑顔に包まれている。
人のためにすることは巡りめぐって自分のためになる。
それを心の底から気付けた。
そして人は、自分ではない誰かのために信じられないように力を出せる生き物なんだと。
自分のために行動していては絶対に出せない力が出せる。
凄い気付きを得れた。
この一年だけでも人に会いに行く為に移動した距離は地球一周分を遥かに越えている。
慈善事業をする人達の気持ちが今ならわかる。
稼ぐことを越えたら、次は人のために生きることが成長の為には絶対に必要な要素なのだと。
この事に気付いたその瞬間、僕は体が震えた。
何と表現すべきかわからないが、何かが僕の体の中に空から降りてきたかのような。
光が弾けた感覚。
この気付きはとても大きく、年末を前に既に2020年を最高の年にしてくれた。
来年の僕はもっと面白くなるよ、絶対に。
たくさんの人に会いに行くよ、まだ会えてない人いっぱいいるから。
2020.11.14